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【BtoB向け】SNSマーケティングとは|媒体や実施のポイントも紹介します
SNSマーケティングを行いたいけれど、どのように進めればよいか分からず悩んでいませんか?
今回は、SNSマーケティングの概要やSNSマーケティングがBtoB企業で注目されている背景、主な媒体や効果的に行うポイントを紹介します。
目次
SNSマーケティングとは、SNSを利用し行うマーケティング活動のこと
SNSマーケティングとは、SNSを活用して行うマーケティング手法です。SNSとはSocial Networking Service(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の頭文字をとったもので、インターネット上でユーザー同士がつながり、情報交換したり交流したりする場所を提供するサービスを指します。
BtoBにおいてSNSマーケティングが注目されている背景
これまでは、検索エンジンを利用して情報収集することが一般的でした。しかし、SNSが普及した現在では、SNSで得られる情報や口コミをもとに購買へつながる流れへと変化してきました。
SNSマーケティングはBtoC企業で多く活用されてきましたが、近年はBtoB企業においてもSNSを活用したマーケティング活動が行われています。
SNSマーケティングの目的
商品・サービスの認知度向上のため
SNSマーケティングは、潜在顧客を獲得することを目的の一つとしています。SNSの投稿を見てもらうことによって商品・サービスの認知度を向上させます。
SNSの投稿は広告とは異なり、低予算で情報を発信できるため、費用対効果の高いマーケティング施策だと言えます。
ブランディングのため
自社製品や企業そのもののブランディングも目的の一つです。自社製品・サービス、企業などに興味があっても、自ら検索しサイトに訪れてくれるユーザーは多くありません。また、自社のWebサイトだけでは価値観や世界観が十分に伝えきれない場合もあります。
SNSマーケティングを実施することで、様々な媒体で自社の情報を発信できるため、より多くの人に価値観や世界観を伝えられるというメリットがあります。
顧客との関係性を深めるため
SNSマーケティングは、SNSを使い顧客との関係性を深めるためにも行われます。
特に通常の広告とは異なり、コメント機能などを用いて相手と1対1のコミュニケーションが取れるため、関係性が深められるというメリットもあります。
SNSマーケティングの主な媒体と特徴
Facebookは世界で約20億人が登録しているSNSです。また、実名で登録するため、ビジネス目的で使用されることが多く、特に30〜40代のビジネスパーソンに利用されています。プロフィール情報が充実している場合が多く、ターゲットを絞り込んでの情報発信が可能です。
「いいね」や「コメント」機能を使い相手とコミュニケーションが取れるほか、関係性が深まり比較・検討段階に入ったユーザーに対して、導入事例やお役立ち資料などをシェアすることもできます。
Twitterは日本国内では主に10〜20代のユーザーに利用されているSNSで、特にリアルタイム性が高い性質がある点が特徴です。自社製品・サービスに関する内容やイベントの告知だけでなく、日常的な情報を発信することで、ユーザーに親近感を持ってもらえるようになります。
そのほか、Twitter上で他の企業と交流することで自社の認知度を高められるというメリットもあります。
Instagramは写真や動画投稿をメインに、ユーザーとコミュニケーションを取れるSNSです。20〜30代、特に女性に多く利用されている点が特徴です。
BtoBマーケティングで利用する際には、製品・サービスの情報を発信して認知度を向上させるよりも、企業の社風やビジョンなどを写真を用いて視覚的に訴求しブランディングに活用するとよいでしょう。
LINE
LINEは幅広い年代で利用されており、アクティブ率が80%と非常に高いSNSです。個人に対してプッシュ通知で情報を発信できるため、集客につながりやすいという特徴があります。
しかし、情報発信の頻度が高いとブロックされてしまうおそれがあるため注意しなければなりません。
YouTube
YouTubeは全年代の利用率が76.4%と多くの人に利用されているSNSです。動画を使い視覚的に情報を伝えられるため、自社製品の技術や使い方などの発信に向いています。
BtoB企業においては、まだチャンネルを持っている企業が少ないため、動画検索で上位を狙える可能性の高いSNSです。
効果的にSNSマーケティングを行うためのポイント
ターゲットと目的を明確に設定しておく
SNSマーケティングを行う際には、どのようなターゲットにどのような目的で情報を発信するのかを明確に設定しておきましょう。ターゲットを設定する際には、ターゲットとなる企業のアカウントだけでなく、部署・部門、個人も検討し設定します。
さらに、自社のブランディングや製品・サービスの認知度向上など、目的を明確に設定することで効率的にマーケティング活動が進められます。また投稿後は、投稿に対しての効果測定を行うことも重要です。
目的に合わせた媒体を利用する
目的とターゲットを設定できれば、次はどのSNS媒体が適切なのか検討しましょう。目的・ターゲットに合わせて、どの年代の利用割合が多い媒体を利用するのか、どのような情報発信方法が最適かなどを検討した上で媒体を選定します。
継続的に更新する
SNSマーケティングは1〜2回投稿して終わりではなく、継続的に更新し続けることが重要です。
投稿頻度を上げることで露出度が増し、ユーザーの認知度向上につながるため、SNSへの投稿は毎日、数回投稿できる体制を整えましょう。継続的にSNSを運用するために、複数人で運用したり、外注したりすることも検討するとよいでしょう。
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