みなさんは普段営業の電話を掛けていますか?「なかなか相手に繋がらない」「忙しい時間帯にかけてしまった」などの問題があるかと思います。
そこで今回は、業界ごとにテレアポの成功しやすい時間帯を解説します!
目次
テレアポの効率を上げるためには「時間帯」が重要
電話をかけるには時間帯が重要です。電話をたくさんかけても繋がらなければ意味はありませんし、その間にできたはずの他の業務の時間まで失うことになり、業務効率が悪くなります。
また、もし相手が忙しい時間帯や休憩時間にかけてしまうと、相手に不快な思いを抱かせてしまうことになり、何度も続くと会社の信用が落ちる恐れもあります。
テレアポの効率をあげるためには、相手の行動や業務の状況を予測して、話を聞いてもらえそうな時間帯にピンポイントで電話を掛けることが重要なのです。
テレアポを取りやすい時間帯とは?
では、相手に失礼にならず、テレアポが取りやすい時間帯とは一体何時頃なのでしょうか?テレアポの取りやすい時間帯は、昼休みのタイミングや忙しい時間帯がそれぞれ違うため、業種ごとに異なります。
また、相手がどんな業種であっても電話を避けたほうがいい時間帯があります。
- 昼休みなどの休憩中と思われる時間
- 始業前・終業後
以上のような、相手のプライベートな時間に電話を掛けることは避けましょう。
一般企業の事務所は「始業時間後30分以降」がおすすめ
一般企業へ電話をかける場合、始業時間後30分〜60分くらいに掛けるとよいでしょう。始業後はまだ1日の予定が決まっておらず、アポイントメントも取りやすくなります。
また、もし不在であってもいつであれば繋がるかを聞いておけば、午後に再度電話をかけることも可能です。
あまり早すぎると朝礼などを行っている場合もあるため注意しましょう。
不動産業は「開店前」がおすすめ
不動産業は午前10時ごろなど、開店準備を行っている時間帯が良いでしょう。開店後ですと、接客業務で忙しくなるため、話を聞いてもらいにくくなります。
診療所は「午前と午後の診察時間の間」がおすすめ
診察中は電話に出ることはできないため、午前の診察時間終了後か午後の診察時間前に電話を掛けましょう。
また、午前と午後の診察の間は時間が空いているため、この時間に外出されることもあります。そのため、午前の診察時間直後か、午後の診察が始まる少し前に掛けるとより繋がりやすくなるでしょう。
飲食は「ランチ・ディナー時間外」がおすすめ
11時まで、もしくは13時半~17時ごろがおすすめの時間帯です。ランチやディナーの時間帯は忙しくなるため、それを避けて電話を掛けるようにしましょう。
理美容は「開店前・閉店後」がおすすめ
美容院や不動産の店舗など、接客業は開店前や閉店後といった接客時間外に掛けるようにしましょう。接客中に電話を掛けてしまうと、お客様を待たせて対応しなければならないため、掛けた側がマイナスイメージを持たれてしまう恐れがあります。
テレアポの取りにくい繁忙期に注意!
忙しい時間帯以外にも、業界ごとに忙しい時期が存在します。その時期は避けるか、どうしても掛けなければいけない場合はいつも以上に配慮して電話を掛けるようにしましょう。
一般企業の事務所は「月末や年末」を避ける
締め日や決算があるため、月末や年度末、年末は忙しくなります。
また、五十日(ごとおび)と呼ばれる、5日・10日・15日…といった1の位が5・10の日は、給料日であったり請求の支払い日であったりするため、総務や会計への電話は避けたほうがいいでしょう。
不動産業は「2〜3月」を避ける
大学生や新社会人など新生活前に転居を考える人が増えるため、2〜3月あたりは避けましょう。
理美容系は「年末年始」を避ける
年末年始は人に会う機会が増えるため、美容室を利用したい人が増えます。また、成人式の時期は着付けやヘアメイクなどで大忙しとなるため、年末年始から成人式にかけて、電話は避けたほうがよさそうです。
着電率の検証も重要
ここまでで、繋がりやすい時間帯や避けたほうがいい時期などを紹介しましたが、こちらで紹介する時間はあくまで目安です。
繋がりやすいとされている時間帯でも、会社によってはミーティングなどが入っており出てもらえない、ということもあります。もし着電率が悪いようであれば、相手の迷惑にならない時間を避けつつ掛ける時間を少しずらしてみてください。時間ごとの着電率を検証し、繋がりやすい時間を探しましょう。
また、ターゲットによって着電率のいい時間帯は変わるので、きちんとターゲティングしたリストを使ってそれぞれ検証すると効果的です。例えば、業界などを細かく定義したリストを作成して検証すれば、不動産業や理美容業などの今回紹介した業界以外に関しても、繋がりやすい時間帯を調査できます。
テレアポ用の営業リストを作成する際には、弊社が提供する法人リスト作成ツール「Musubu」の利用がおすすめです。業界や地域など、25以上の絞り込み軸で企業を選定できるため、ターゲットごとの着電率の調査に有効な営業リストを簡単に作成できます。
いかがでしたか?
テレアポを取るためには、相手に対応してもらえる時間にかけることが重要です。多忙な時間帯を避け、相手に余裕のある時間帯に掛けることで、テレアポが成功しやすくなります!
電話を掛けるタイミングに迷っている人は、ぜひ参考にしてみてください。