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【初心者向け】バナー広告のメリット・デメリットや課金方式を紹介

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バナー広告はWeb広告のひとつで、ポータルサイトなどの広告枠に掲載されるものです。
今回はバナー広告について、メリット・デメリットや課金方式を紹介します。

バナー広告とは、Webサイトの広告枠を買い取って掲載するタイプの広告のこと

バナー広告とは、大手ポータルサイトやWebサイトの広告枠を買い取って掲載する形式の広告を指します。テキストと画像の広告だけでなく、動画広告の掲載も可能です。
例えば、次の画像の赤で囲った部分がバナー広告です。

バナー広告のメリット

視覚的な訴求力が強い

バナー広告の大きなメリットは、視覚的な訴求力が強いことです。広告は画像や動画で表示されるため、強く視覚に訴えることができます。商品やサービスのイメージを想起しやすく、ユーザーに強く印象付けることが可能です。
また、広告枠を一定期間買い取って掲載されるため、露出度が非常に高い広告であると言えます。

認知度向上に適している

ポータルサイトなどの利用者層は幅広いため、バナー広告を利用することでより多くのユーザーに商品・サービスを認知してもらえます
また、バナー広告ではユーザーの情報を利用して、広告が表示されるターゲット層を絞り込むこともできます。幅広い層へのアプローチと、ピンポイントなターゲティングを使い分けることができるのも、バナー広告のメリットです。

バナー広告のデメリット

効果にバラつきがある

画像や動画を用いるバナー広告では、デザイン面でのクオリティが広告効果に大きく影響します。一目見たときのわかりやすさや、掲載されるWebサイトのデザインとの相性などを考慮しなくてはなりません。

コンバージョン率が低い

バナー広告は、実際にクリックされ、新規契約などの成果を上げる割合(コンバージョン率)が低い傾向にあります
視覚的にアピールでき、認知度を高めることに適しているバナー広告ですが、視界に入っても成果に至ることは多くありません。成果を上げたい場合は、別の形態の広告を検討しましょう。

広告のデザインに時間がかかる

広告に使用する画像・動画のデザインが難しく、広告作成に時間がかかることもバナー広告のデメリットです。デザインには最低でも1週間かかると言われており、バナー広告を掲載したい場合は準備して時間に余裕を持って準備しておく必要があります。即座に広告を掲載したい場合には、バナー広告は避けたほうがよいでしょう。
バナー広告を外注する場合にも、時間と費用がかかることに注意しておきましょう。

バナー広告の課金方式

期間保証型

期間保証型とは、1か月などの期間を定め、広告の掲載前に一括で料金を払う方式です。表示回数やクリック数、コンバージョン数に料金が影響されることはありません。

料金の相場は、想定表示回数×0.5〜2円程度が一般的です。広告が表示されないリスクを広告主が負うため、費用は比較的少額になります。

インプレッション型

インプレッション型とは、広告の表示回数に応じて料金が発生する方式です。主に、SNSにおける運用型広告などのプラットフォームで使用されています。

料金の相場は、表示回数×0.7〜2.5円程度です。広告が表示されないリスクをWebサイト側が負う分、料金が割高になります。

クリック型

クリック型とは、広告がクリックされた回数に応じて料金が発生する方式です。GoogleやYahoo!などのポータルサイトにおける運用型広告で多くみられる課金方式です。

料金の相場は、クリック数×10〜40円程度です。インプレッション型と同じく、広告がクリックされないリスクはWebサイト側が負います。

成果報酬型

成果報酬型とは、商品の購入など、広告の成果が出た際に料金が発生する方式です。

料金の相場は、商品価格の20〜40%程度とされるのが一般的です。広告主のリスクが最も少ない課金方式ですが、その分高価になります。

バナー広告を外注するときのポイント

バナー広告の外注先としては、Webサイト制作会社やバナー広告専門の制作会社、広告代理店などがあります。バナー広告を外注する際には、外注先の特徴を知っておくことが必要です。

例えば、バナー広告専門の制作会社は、バナー広告の大量生産に長けており、比較的安価に発注できることが特徴です。また、広告代理店は広告制作に加えて効果測定も行なってくれるため、認知度向上より成果獲得を目的としている場合に向いています
自社がバナー広告の運用によって何を達成したいのか、という観点から外注先を選びましょう。

 

まとめ

いかがでしたか?

バナー広告では、ユーザーの視覚に強く訴えることが可能です。

自社に合った運用をするためには、課金方式のメリット・デメリットも覚えておきましょう。

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