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BtoB企業がSNSを有効活用する方法とは?SNSの特徴を徹底比較

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現在、SNSは世界中で利用されており、特にFacebookやTwitterは世界中で何十億人もの利用者が存在しています。最近ではBtoC企業だけではなく、BtoB企業もSNSを利用するようになりました。

そこで今回は、BtoB企業がSNSを有効活用する方法やメリット、それぞれのSNSの特徴を比較して紹介します。

BtoB企業がSNSを有効活用する方法

事前に目的を決めておき、目的に合ったSNSを選ぶ

SNSを利用する前に、どのような目的で利用するのかを考える必要があります。
例えば、「多くの人に自社の商材・サービスを知ってもらいたい」「自社ユーザーの評判を知りたい」「若い人にもっと知ってもらいたい」など、さまざまな目的が考えられます。

SNSを利用する前にそれらの目的を決めておくことで、目的に合ったSNSのメディアを選べたり投稿内容の軸を決めたりできます。

SNSに投稿する担当者を決めておく

SNSに継続的に投稿することで、アカウントのフォロワーを増やし、多くの人に自社の商材・サービスを知ってもらえるきっかけが作れます。

継続的に投稿するために一番良い施策は、担当者を決めておくことです。担当者は、ユーザー目線の投稿を意識し、多くの人に拡散してもらえるようなコンテンツとなるよう心掛けましょう。

BtoB企業がSNSを活用するメリット

アカウント作成や運用を低コストで行うことができる

SNSを活用するメリットの1つに、マーケティング活動が低コストで行えることがあります。アカウントの作成や投稿に関しては費用がかからないため、広告や展示会などと比較すると、非常に低コストで自社やサービスの宣伝・広報ができます。

しかし、アカウントのフォロワーが少ないと多くの人にリーチすることが難しいという問題点もあります。フォロワーを増やすためには、多くの時間が必要となります。

自社ユーザーからの感想や信頼度がダイレクトに分かる

SNSでは、自社商材・サービスを利用しているユーザーからのダイレクトな感想や信頼度がコメントなどから把握できます。

また、SNSの特徴に「情報の拡散力が高い」というものがあります。ユーザーからの評判は、良いものも悪いものもSNS上で拡散され、潜在顧客にも伝わるため、注意が必要です。

3つの人気SNSとそれぞれの特徴

ここでは、BtoB企業がよく利用しているSNSである「Facebook」「Twitter」「LINE」のそれぞれの特徴について紹介します。

Facebook

  • 大量の情報を投稿し伝えることができる
  • SNSの中で一番マーケティング効果を実感できるメディアと言われている

Facebookの特徴としては、文字数や写真の枚数に対して制限がないため、正確に大量の情報を投稿することができます。
また、Facebookは実名登録であり、ビジネスシーンで繋がった人が「友達」として登録できることから、同じターゲット層に対して宣伝・広報をすることができます。

こちらはサントリーの公式Facebookの投稿です。お洒落な写真とともに自社商品を紹介しています。
(出典「サントリー公式Facebook」:https://www.facebook.com/suntorygroup/

Twitter

  • 比較的軽い内容の記事が多いため、親近感が湧く
  • 文字数の上限が140文字なので、多くの情報を正確に伝えることには向いていない

TwitterはFacebookと比べると、比較的軽い内容の投稿が多い傾向があります。そのため親近感が湧きやすく、ユーザーとの距離を近づけやすいメディアです。

ユニークな内容の投稿が多い企業は、インフォメーションのみを更新し続けている企業と比較して、フォロワーが多く、投稿への「いいね!」が数多くされているなど、拡散力が高い傾向があります。

こちらは株式会社タニタの公式Twitterです。商品に合わせた、漫画の台詞を元にした投稿などで、ユーザーに親近感を持たせています。

(出典「株式会社タニタ公式Twitter」:https://twitter.com/tanitaofficial?lang=ja

LINE

  • 個人にプッシュ通知できるため集客効果が高い
  • 比較的簡単にブロックや非表示されやすいので注意が必要

LINEはメールや電話の代わりに利用されている無料のサービスで、現在では普段の連絡をLINEで行う人も増えています。アカウントを「友達追加」してもらうことで、クーポン発行や新商品の販売を通知できるため、ユーザーの集客効果は非常に高いです。

また、最近ではLINEの1機能である「LINE@」を社内の連絡ツールとして利用している企業も多く、ユーザーに向けたSNS利用に加えて、社内での連絡・共有サービスとしての利用が増えています

いかかでしたか?

現在、日本のBtoB企業でSNSを積極的に活用している企業は、約70%もあるそうです。目的に合わせてSNSを宣伝に利用してみてはいかがでしょうか。

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