オンラインでも対面と同様に会議やセミナーを行えるようになり、ウェビナーの導入を検討されている方も多いと思います。しかし、ウェビナーで実際にどのようなことができるかを想像するのは難しいと思います。
そこで今回は、ウェビナー(Webセミナー)を活用した成功事例を5つ紹介します。
目次
1. 社内での情報伝達効率を上げた事例
ウェビナーを活用した1つ目の事例は、社内での情報伝達効率を上げた事例です。事業所や店舗が複数ある企業や、海外に支社・支店を持つ企業は、社内での情報共有のためにウェビナーを使用することがあります。
ウェビナーを活用することで、情報共有のための移動にかかる費用・時間など会議1回あたりのコストが約80%削減でき、本社から全店舗スタッフへの周知に10日間程度要していた時間が2時間に短縮した事例などがあります。
また、海外で時差がある場合や店舗販売などの業務により、生配信を全員が受講できない場合でも、オンデマンド配信によりそれぞれの都合のよい時間に会議を見直すことが可能です。
2. 遠方の学生の採用効率を上げた事例
ウェビナーを活用した2つ目の事例は、遠方の学生の採用効率を上げた事例です。地方の企業や地方に支社を持たない企業は、学生を採用する地域に偏りが生じがちです。特に、都内では採用の競争が激しく、地方の優秀な学生を採用したいという声もあります。
そこで、ウェビナーを活用することで、遠方から説明会などに参加する学生の負担を軽減できます。それにより、説明会への参加数や採用応募数が増加し、ほぼゼロであった地方の学生の採用割合が、採用者全体の約2割に向上したり、地方学生の満足度が向上した事例などがあります。
また、地方で説明会を開催する会社の負担も軽減することができます。
3. オンライン営業で営業効率を上げた事例
ウェビナーを活用した3つ目の事例は、オンライン営業で営業効率を上げた事例です。ウェビナーを顧客との1対1で行うことでオンラインで営業を行うことが可能です。
以前までは、ウェビナーを活用したオンライン営業を行うことで、成約までに1ヶ月以上かかっていたリードタイムが半分以下になったり、商談件数10倍および成約率3倍に大幅向上した事例もあります。
4. 遠方からのセミナー参加で見込み客を増加させた事例
ウェビナーを活用した4つ目の事例は、遠方からのセミナー参加で見込み客を増加させた事例です。見込み客を獲得する手法であるセミナーですが、遠方からの参加にはコストと時間がかかるため、参加企業は開催地近辺の企業になりがちです。
ウェビナーを活用することで、遠方からのセミナーの参加が容易となり、見込み客を増加および休眠顧客のアクティブ化などに繋がります。
5. 資格免許更新や授業の配信を行った事例
ウェビナーを活用した5つ目の事例は、資格免許更新や授業の配信を行う事例です。以前までは、資格免許更新や学校の授業では、大勢が一堂に会する必要がありました。しかし、ウェビナーを活用することで、自分の都合のよい場所で受講することが可能になります。
例えば、ウェビナーを活用して国土の広い外国での医師免許の更新を行った事例があります。医師免許の更新を一度に行うために、医師を全国から召集すると、特定の日時に医師が不足してしまうからです。
また、学校の遠隔授業に使用されている事例もあります。ウェビナーを用いて、キャンパス間を繋いだ遠隔授業や個別指導授業を行う事例などもあります。さらに、授業のオンデマンド配信を行うことで復習にも役立ちます。
いかがでしたか?
今回はウェビナー活用の成功事例を紹介しました。オンラインでセミナーを行うだけでなく、社内での情報伝達や採用、営業などでもウェビナーを活用することが可能です。自社で解決そうな課題があれば、是非ウェビナーの導入を検討してみてください。
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