FacebookなどのSNS広告はBtoC企業が多いと思われがちですが、BtoB企業でも有効に活用することが可能です。
そこで今回は、BtoB企業がFacebook広告を利用するメリットとデメリットを紹介します。
目次
Facebook広告を利用するメリット
詳細なターゲット設定が可能
Facebook広告を利用する1つ目のメリットは、詳細なターゲット設定ができる点です。Facebook広告では、年齢や性別、地域及び趣味・関心などの細かなターゲットを設定することが可能です。
例えば、「京都府在住の40代男性で車に興味がある人」などというように、ピンポイントなターゲティングが行えます。また、Facebookは実名登録制であるため、匿名のサービスに比べて利用者の情報の信頼性が高いと言えます。
「いいね!」したユーザーの友達にも訴求することが可能
Facebook広告を利用する2つ目のメリットは、ユーザーの友達にも訴求できる点です。
皆さんもFacebookを利用していて、「○○さんがいいね!しました。」という投稿を目にしたことがあると思います。Facebookの友達は知り合い同士であることが多く、年齢や地域・趣味などが似通っている可能性が高いです。従って、「いいね!」されることで、興味を持ってくれた人と似た嗜好性を持つ人にも拡散できます。
また、友達が興味をもった広告に対しては警戒心が薄れるということも考えられます。
広告費用が安価
Facebook広告を利用する3つ目のメリットは、広告費用が安価であることです。広告の出稿には高い費用がかかるというイメージをお持ちの方も多いと思いますが、Facebook広告では最低100円からの広告出稿が可能です。
広告効果を出すためにある程度の費用は必要となりますが、低価格であるためリスクを軽減して広告出稿に取り組むことができます。
Facebook広告を利用するデメリット
商材によってはターゲティングが難しい
Facebook広告を利用する1つ目のデメリットは、商材によってはターゲティングが難しいことです。詳細なターゲット設定ができることが大きなメリットであるFacebook広告ですが、商材次第ではこの強みを生かすことが難しいこともあります。
例えば、全般的なWebサイトの制作を行う会社であれば、顧客の年齢や性別・地域および興味・関心などを問わないためターゲティングが難しいでしょう。こういった場合は、ターゲットを特定の業界に絞った広告を出すなどの工夫をすることで、ターゲティングを行えます。
Facebookユーザーにしか訴求できない
Facebook広告を利用する2つ目のデメリットは、Facebookユーザーにしか訴求できないことです。Facebookはアクティブユーザーが多く、ビジネスマンの利用者も多いため、BtoB企業がSNS広告を出稿するには最も良いツールと言っても過言ではありません。
しかし、当然ですがFacebookに登録していない人、または登録しているが見ていない人には訴求することはできません。幅広い年齢層のより多くの人が見る大手検索エンジンの広告と比較して、Facebook広告は訴求する相手に多少の制限があります。
広告の運用に手間がかかる
Facebook広告を利用する3つ目のデメリットは、広告の運用に手間がかかることです。
どの広告でも短期間で大きな成果を上げることは難しく、ある程度の期間の運用は付き物です。特にFacebook広告は、詳細なターゲット設定が可能である分、広告出稿と効果検証のサイクルをより多く行う必要があるため、一定の効果を得るために運用に手間がかかります。
いかがでしたか?
今回は、BtoB企業がFacebook広告を利用するメリット・デメリットを紹介しました。
Facebook広告は安価で詳細なターゲット設定ができるなどのメリットがある反面、広告訴求の範囲に多少の制限があり、運用に手間がかかるなどのデメリットもあります。Facebook広告の出稿を検討されている方は、是非参考にしてみてください。
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