セミナーに参加された方へお礼メールを送ることがあるかと思いますが、内容や送り方によってはかえってマイナスのイメージを与えてしまいます。そのため、事前にマナーを充分に理解しておく必要があります。
今回は、セミナー参加者へお礼メールを送る目的や注意点、文例を紹介します。
目次
セミナー参加のお礼メールは、設定した目的の達成につなげるために送信する
セミナー参加のお礼メールは感謝の気持ちを伝えるだけでなく、新規顧客の獲得や自社商品の認知拡大、継続的な営業活動や既存顧客との信頼関係の構築など、あらかじめ設定した目的の達成につなげるために送信します。
セミナー開催後に顧客に対して適切なフォローが行えるかによって、得られる結果が大きく変わります。セミナーは開催して終わりではなく、設定した目的の達成につなげるためにお礼メールを送信しましょう。
セミナーのお礼メールを送る際に注意すべきポイント
お礼メールは遅くても翌日までに送信する
セミナーのお礼メールはできるだけ早いタイミング、セミナーの当日中か遅くても翌日中には送信しましょう。セミナー開催から時間が経ってしまうと、参加者の興味や意欲が薄れてしまい次のステップに進みにくくなってしまいます。
お礼メールのテンプレートや定型文を用意しておき、すぐに送れるようにしましょう。
件名は分かりやすく簡潔に書く
メールの件名は、一目見てセミナーのお礼メールだと分かるように簡潔に記入しましょう。
【例】営業セミナーご参加のお礼
また、ほかのメールに埋もれてしまわないよう、送信者名はわかりやすく日本語表記にしておきましょう。メールアドレスのままだと、迷惑メールと思われ開封されない恐れがあります。
【例】田中太郎 ○○株式会社○○部
確度の高い顧客には個別メールを送る
顧客になる見込みが高い参加者や既存顧客に対しては、個別にお礼メールを作成し送信しましょう。
セミナーで紹介した商品・サービスの詳細や、顧客の業種への活用事例などをお礼メールに入れると、思い入れや愛着心が高まり興味や関心を引き出すことができます。
ただし逆効果となってしまうため、顧客になる見込みが低い参加者へは必要以上の宣伝は入れずに一括でお礼メールを送信しましょう。
セミナー参加のお礼メールの基本内容
- セミナー参加のお礼
セミナーに参加してもらった感謝の気持ちを丁寧に述べます。
忙しい中時間を作り参加してもらったことについて、具体的なお礼の言葉を書きましょう。 - 今後のセミナーの案内
参加者におすすめするセミナーやサービスなど、次のアプローチにつながる内容を書きます。
また、欠席した参加者に対しても、フォローメールを送り次回以降のセミナーへの参加を促しましょう。セミナーの内容や参加者の感想などを簡潔にまとめ、送信することがおすすめです。
セミナーのお礼メールの文例
個別に送る場合
件名:「オンライン営業セミナー」ご参加のお礼
○○株式会社 ○○様 平素より大変お世話になっております。 先日はご多忙にも関わらず、弊社の「オンライン営業セミナー」にご参加いただきまして誠にありがとうございました。 限られた時間での開催でしたので、行き届かない点もあったかと存じますが、「オンライン営業セミナー」が僅かでも今後のビジネスのお役に立ちましたら幸いです。 今後も、BtoB向け新規開拓施策や営業ノウハウなどについてのセミナーを開催していく予定です。 今後とも、何卒よろしくお願いいたします。 _____________________ 株式会社●● 営業部 |
一斉送信する場合
件名:「テレアポリスト作成術セミナー」へのご参加ありがとうございました
セミナーにご参加いただいた皆さま 平素より大変お世話になっております。 先日は、ご多忙の中「テレアポリスト作成術」セミナーにご参加いただきまして誠にありがとうございました。 今後ともお付き合いのほど、何卒よろしくお願い申し上げます。 _____________________ 株式会社●● 営業部 |
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