SEOの外部対策を行いたいけれど、どのようにすればよいか詳しく分からない方も多いのではないでしょうか。
今回は、外部対策の種類や施策例、おすすめの効果検証ツールを紹介します。
目次
SEO外部対策とは、外部サイトから評価・シェアされるための施策のこと
SEO外部対策とは、外部のサイトや第三者から評価・シェアされるための施策のことを指します。外部から多くの評価を受けWebサイトを上位表示させやすくするために、SEO外部対策を行います。
Googleは外部対策が重要視される理由を以下のように言及しています。
4. ウェブ上の民主主義は機能する。
Google検索が機能するのは、どのサイトのコンテンツが重要かを判断するうえで、膨大なユーザーがウェブサイトに張ったリンクを基準としているからです。Googleでは、200以上の要素と、PageRank™ アルゴリズムをはじめとするさまざまな技術を使用して、各ウェブページの重要性を評価しています。PageRankのアルゴリズムでは、ページ間のリンクを「投票」と解釈し、どのサイトが他のページから最高の情報源として投票されているかを分析します。この手法なら、新しいサイトが増えるたびに情報源と投票数が増えるため、ウェブが拡大するにつれて効果も高まります。またGoogleでは、多くのプログラマーの力の結集によって技術革新が進むオープンソースソフトウェア開発にも力を入れています。
SEO内部対策との違い
SEO内部対策とはWebサイトの内部に行う対策であり、Webサイトの階層構造の最適化などを行い上位に表示させることを指します。具体的には、検索エンジンにコンテンツを見つけてもらうための「クロール対策」や検索エンジンにコンテンツの内容を理解させる「インデックス対策」、ユーザーにとって見やすいサイトを作成する「ユーザービリティ対策」があります。
Webサイトの外部に行う外部対策に対して、内部に行うという点が異なります。
SEO内部対策に関しては、以下で詳しく解説しているのでご覧ください。
SEO外部対策の種類
被リンクの獲得
SEO外部対策の被リンク（バックリンク）の獲得とは、外部のWebサイトに自社Webサイトのリンクを貼ってもらうことを指します。被リンクは、Webサイトに直接リンクが貼り付けられ、Webサイトとリンクが紐付いている状態を指します。
被リンクは量と質が重要視されます。同一のWebサイトから複数の被リンクを得るよりも、複数のWebサイトから被リンクを得ることで多くのWebサイトから信頼されていると判断されます。
また、被リンクは自然に獲得したナチュラルリンクであることが重要です。お金を払い不正な方法で得た被リンクはGoogleのペナルティ対象になるため注意が必要です。
サイテーションの獲得
サイテーションの獲得とは、外部のWebサイトやSNS上で自社の企業名やサイト名、住所、電話番号などを言及・引用されることを指します。被リンクと違い、Webサイトとリンクが紐付いていなくても良い点が特徴です。
しかし、Googleは上位表示には被リンクを推奨しているため、SEOの効果は被リンクの方が高いと言えます。
SEO外部対策の施策例
コンテンツを継続して作成する
被リンクやサイテーションなどの外部リンクを獲得するためには、良質なコンテンツを継続して作成することが大切です。1つ作成して終わりではなく継続してコンテンツを作成し続けることで、外部リンクの量が増えるため、Webサイトの評価向上につなげられます。
また、Webサイトの評価が上がることで、新しくコンテンツを作成した際に上位に表示される可能性が高まり効率的に外部リンクを獲得できます。
SNSで拡散しやすいページを作成する
外部リンクを獲得するには、SNSで拡散しやすいページを作成することが重要です。良質なコンテンツを作成しても多くの人に存在を知ってもらい読んでもらえなければ、外部リンクの獲得にはつながりません。
Webサイトを訪れたユーザーが簡単にWebサイトをシェアできるようなUI設計にし、シェアボタンをページの文頭や文末など見つけやすい場所に設置すると良いでしょう。
プレスリリースを作成する
自社の情報を外部に発信するためにプレスリリースを作成することも大切です。プレスリリースの作成はコストがかかりますが、メディア関係者などが閲覧している場合が多いため、拡散してもらえる可能性が高まります。プレスリリースを活用することで認知拡大につなげましょう。
SEO外部対策の効果検証はツールを利用するとよい
SEO外部対策を行い、実際にどのくらい外部リンクが獲得できているのかなどの効果測定を行うには、効果検証ツールを利用すると良いでしょう。
無料・有料の代表的な効果検証ツールには、以下のものがあります。
Google Search Console
Google Search ConsoleはGoogle検索での効果測定が行える無料のツールです。被リンクの総数や被リンクのドメイン数に加えて、リンクされているページのURL、外部のどのサイトからリンクされているのかなどを確認できます。
（「Google Search Console」公式サイト：https://search.google.com/search-console/about?hl=ja）
Ahrefs
Ahrefsは世界で約60万人が利用している有料のSEO分析ツールです。被リンクの総数やドメイン数だけでなく、被リンクの質や量に基づいたWebサイトの世界ランキング、URLの価値などが調査できます。
（「Ahrefs」公式サイト：https://ahrefs.jp/）
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