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無料で利用できるチャットボットツールを紹介|選ぶ際の注意点も解説

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チャットボットツールの導入を検討しているけれど、どのようなものを選べば良いかわからないという方も多いのではないでしょうか。
今回は、無料のチャットボットツールを利用する際の注意点やおすすめのツールを紹介します。

チャットボットとは、AIがテキストや音声メッセージを使い自動でユーザーと会話を行うツールのこと

チャットボットは、人工知能(AI)がテキストや音声メッセージを使い、ユーザーと自動で会話を行うツールを指します。近年、AI技術が進化していることで、ビジネスやサービス業界での利用が増加しています。

業務の効率化や顧客満足度の向上を目的にチャットボットを導入する際は、使い勝手や効果を検証するために、まずは無料プランが用意されているツールを利用すると良いでしょう。

チャットボットの種類

代表的なチャットボットの種類には以下のものがあります。

  • AI型
    人工知能が学習した情報やアルゴリズムをもとに、ユーザーとの自然な対話を行います。ユーザーの質問に対して最適な回答を提供します。
  • シナリオ型
    事前に作成した回答やフローに沿って、ユーザーとの対話を進めます。想定していない質問に対しては答えることができません。

無料でチャットボットツールを利用する際の注意点

無料で利用できる機能を確認しておく

無料のチャットボットツールを利用する際には、あらかじめ無料で利用できる範囲を確認しておきましょう。無料版チャットボットは有料版と比べて、特定の機能が制限されていることや、利用回数や時間に制限がある場合が多いです。

具体的な制限としては、以下の例が挙げられます。

  • ボットを作成できる数に制限がある
  • ユーザーがボットを利用できる回数に制限がある
  • 利用可能なテンプレートの数や画面・外観のカスタマイズの幅が少ない
  • 特定の機能を拡張できない
  • 外部サービスとの連携ができない
  • 利用に関するサポートがない

 

無料版チャットボットのメリットは、導入コストや運用コストがかからない点です。しかし、利用できる機能に制限があることは、実際の運用において重大な影響を与える可能性があります。試験的な運用には無料版の利用が適していますが、本格的に運用する場合は性能や機能を重視し、有料版チャットボットを選択すると良いでしょう。

有料プランへの移行がある場合は期日を確認しておく

期間限定で無料プランを提供しているチャットボットツールの中には、期間終了後に自動で有料プランに移行する場合もあるため、いつ有料プランに移行する必要があるのか、期日を確認しておきましょう。また、有料プランの料金形態や提供されるサービス内容を理解し、適切なプランを選ぶことが重要です。

無料プランがあるチャットボットツール

さっとFAQ

(「さっとFAQ」公式サイト:https://www.satfaq.jp/

株式会社サンソウシステムズが提供する「さっとFAQ」は、質問と回答を専用のExcelのテンプレートに登録するだけで、チャットボットの会話が簡単に作成できるほか、あらかじめ会話の流れを設定しておくことで、シナリオ型の対話にも対応できる点が特徴です。また、不正アクセスや不正ログインへのセキュリティ対策のほか、災害時でもサービスを使い続けられるといった機能を提供しています。

【料金プラン】

  • 無料プラン:無料トライアル30日間
  • エントリー:10,000円/月
  • ベーシック:30,000円/月
  • アドバンス:50,000円/月

GoQsmile(ごくースマイル)

(「GoQsmile(ごくースマイル)」公式サイト:https://goqsmile.com/

株式会社GoQSystemが提供する「GoQsmile(ごくースマイル)」は、シナリオサンプルが用意されているため、すぐに利用を開始できるという特徴があります。また、外部からアクセスできないようにIP制限が設けられているなどのセキュリティ対策が施されています。

【料金プラン】

  • 無料プラン:無料トライアル20日間
  • スタンダードプラン:10,000円/月
  • 外部連携プラン:15,000円/月
  • 有人チャットプラン:20,000円/月
  • ※各プランに最低利用期間3カ月、初期費用30,000円

HiTTO

(「HiTTO」公式サイト:https://hitto.jp/

HiTTO株式会社が提供する「HiTTO」は、社内情報を体系化し一元管理できる社内向けのチャットボットです。よくある問い合わせや質問内容があらかじめカテゴリに分けられているため、必要な情報を追加するだけですぐに利用できます。

【料金プラン】

  • 要問い合わせ

ekubot

(「ekubot」公式サイト:https://ekubot.bell24.co.jp/

株式会社ベルシステム24ホールディングスが提供する「ekubot」は、資料請求や予約受付などの定型的な業務を自動で行うチャットボットです。回答シナリオのテンプレートが用意されているほか、それを編集できるため容易に自社のシナリオを適応させることができます。また、効果検証のためのレポートを閲覧できる点も特徴です。

【料金プラン】

  • ekubot VoiceLITE
  • ekubot VoicePRO
  • ekubot ChatLITE
  • ekubot Chat PRO
    無料プランあり

HubSpot

(「HubSpot」公式サイト:https://www.hubspot.jp/products/crm/chatbot-builder

アメリカに本社を置くHubSpotが提供する「HubSpot」は「Sales Hub」の一部として無料で提供されており、ミーティングの予約や問い合わせ対応など、マーケティングやセールスで活用できるチャットボットを作成できます。また、初心者でも使いやすいインターフェースが提供されています。

【料金プラン】

  • 無料プランあり

FirstContact

(「FirstContact」公式サイト:https://first-contact.jp/

株式会社バイタリフィが提供する「FirstContact」は、AIだけでなく有人対応への切り替えも可能なチャットボットです。また、チャットデータからユーザーの行動や思考を可視化する分析機能を提供しているため、マーケティング施策に活かすことも可能です。

【料金プラン】

  • 無料プラン:無料トライアル20日間
  • スタンダード:2,980円/月
  • プレミアム:15,000円/月
  • プロ:29,000円/月
  • ChatGPTプラン:55,000円/月
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