この記事を見ているあなたは、これからメルマガを配信しようとしているが、どのようなタイトルをつければよいか分からず悩んでいるのではないでしょうか?もしくはメルマガの開封率がなかなか上がらず、タイトルを改善しようとしている人もいるかもしれません。
この記事ではそうした人に向けて、読んでもらえるメルマガタイトルの書き方を紹介していきます。
メルマガが開封されるかどうかはタイトルが決める!?
皆さんはメルマガの開封率を意識しているでしょうか?メルマガの開封率は以下の式で簡単に計算することができます。
開封率=(開封されたメルマガの数÷配信されたメルマガの数)×100 (%) |
当然ですが、メルマガは送るだけでなく開封してもらわなければ意味がないので、開封率は非常に重要な指標になってきます。
この開封率を上げるために大切なのが、メルマガのタイトル(件名)です。ユーザーは毎日多くのメールを受け取っており、その全てを読んでいるわけではありません。数あるメールの中から開封されるためには、「読みたい」と思うようなタイトルをつけることが必要不可欠なのです。
読まれるメルマガタイトルを書くには、「4U原則」を意識
タイトルが魅力的かどうかチェックするのに役立つのが、Uから始まる4つの要素から成り立つ「4U原則」です。1つずつ紹介していきます。
Usefulness(有益性):読者にとってメリットがあるか
メルマガタイトルは、内容が読者にとって有益であることを伝える必要があります。
自社の商品やサービスを紹介したいのは企業側の都合であり、読者が求めているものではありません。読者が読みたいと思う情報をメルマガに盛り込み、タイトルでもそれをアピールしましょう。「無料サンプルプレゼント」「〇〇に役立つノウハウを公開」などが有益性をアピールするのに有効です。
Uniqueness(独自性):他にはない強みや魅力が盛り込まれているか
メルマガタイトルには、読者の目を引くような独自性が必要です。
他では見られないような言い回しや表現を使ったり、記号や感嘆符を盛り込んで、インパクトのあるタイトルを付けましょう。また、「〇〇と思っていませんか?」など、読者に問いかけるようなタイトルも独自性を出すのに有効です。
さらに、タイトルを見ただけで「あの会社のメルマガだ」と分かるくらいユニークなタイトルをつければ、開封してもらえる可能性が上がります。
Urgency(緊急性):読者に「今すぐ読みたい」と思わせることが出来ているか
メルマガタイトルは、読者に「今すぐ読みたい」と思わせる必要があります。
読者が「後で読もう」と思ったメルマガを本当に後で読むことはほとんどないでしょう。「限定○個」「期間限定」といった緊急性のある言葉をタイトルに使うことで、今すぐ読むメリットを読者に伝えましょう。
Ultra-Specificity(具体性):固有名詞や数字を使い、伝えたいことを具体的に示せているか
メルマガタイトルは、本文の内容を具体的に示して読者にイメージさせる必要があります。
具体的な商品名などを書いて読者がイメージしやすいようにしましょう。また、「○%OFF」「ユーザーの○%が効果を実感」など、具体的な数字を用いるのも、読者がメリットを感じやすくなるので有効です。
さらに開封率を上げるポイントは「絞り込み」
忘れがちなポイントをさらに2つ紹介します。いくら「4U原則」を意識していてもこれを忘れてしまうとなかなか読んでもらうことはできないので、しっかり確認しましょう。キーワードは「絞り込み」です。
字数はなるべく絞り、冒頭14文字に伝えたいことを詰め込む
メルマガのタイトルは全文が表示されるのではなく、途中から途切れて表示されることがほとんどです。そのため、伝えたいことやインパクトのあることほど冒頭に書くようにしましょう。
また、人間が一度に処理できる文章は14文字までと言われていますので、なるべく簡潔に伝えるように文章を工夫しましょう。タイトルは冒頭の14文字が勝負と言っても過言ではありません。
ターゲットを絞り込み、読み手目線で魅力的な情報は何か考える
タイトルでは有益性をアピールすることが重要ですが、全ての人にとって有益な情報というのはなかなかありません。
なるべく多くの人に魅力的なタイトルをつけようとすると、誰も読みたいと思わない中途半端なタイトルになってしまいがちです。そのメルマガを読んでほしいのは誰なのか考え、ターゲットを絞り込んだタイトルを考えるようにしましょう。
「このメールが届いた学生のあなた限定!」といったパーソナル感のあるタイトルは開封率も一気に上がることが期待できます。
読まれるメルマガタイトルの例を4つ紹介!
ここまでは、メルマガタイトルを考える上でのポイントを見てきました。ここからは、これらのポイントを実践したメルマガタイトルのサンプルを紹介します。
■サンプル① 【初回サンプル無料】50代からのシミの悩みに〇〇
冒頭に「初回サンプル無料」という文言を入れることで読者がメリットを感じやすくなります。また、「50代から」というようにターゲットを絞り込んでいます。さらに、これらの要素は冒頭14字に盛り込み、読者にひと目で伝わるようにしています。
■サンプル② 苦い青汁の時代は終わった!?話題の〇〇が半額★★★
一文目を疑問形にして読者の注意を引きつけ、他には見られない独自性のあるタイトルにしています。また、記号を使うことでさらに目を引くような工夫をしています。
■サンプル③ 【本日締め切り!】一万円キャッシュバックキャンペーン実施中
締め切りが近いことを強調することで緊急性を伝え、読者に「今すぐ読みたい」と思わせています。さらに、具体的な数字を入れることで今すぐ読むメリットを際立たせています。
■サンプル④ ★9割の人が美白効果を実感★ SNSで話題の〇〇がすごい!
「9割」という具体的な数字を入れることで読者が商品の魅力をイメージしやすくなっています。また、具体的な商品名を入れたり、「SNSで話題」といった文言を使い、さらに興味を引くようにしています。
いかがでしたか?メルマガタイトルは少し工夫するだけでコストを掛けずに開封率を上げることができます。
今回紹介したポイントを意識して、多くの人に読まれるメルマガタイトルを作ってみてください。
開封・成約率を高めるメールマーケティング7つのポイント
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