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メルマガのクリック率を向上したい!改善・維持のポイントを解説します

URLをコピーする

みなさんが配信するメールマガジンに、Webサイトや特集ページなどへのリンクは挿入していますか?こういったリンクをクリックされた数値をクリック率といいます。

今回はメルマガのクリック率と、その改善方法を解説していきます!

メルマガのクリック率とは「メルマガ内のURLがクリックされた割合」のこと

クリック率とは、メルマガ内に設置されたURLがどれだけクリックされたかを示す数値です。

・クリック率の計測方法

クリック率の計算式
URLをクリックした人数÷有効配信数)×100%

注意すべき点は、メルマガが届いた件数である「有効配信数」を元に算出していることです。ここにはメルマガを開封していない人も含まれているため、クリック率には開封率も関わっていることを覚えておいてください。

クリック率を改善するための5つのポイント

セグメント配信を行う

セグメント配信とは、読者を属性によって分類し、それぞれに異なるメルマガを配信する方法です。たとえば、性別や年齢、購入履歴の有無などで分類することができます。読者にとって興味のある内容やリンクが含まれたメルマガを届けることができるため、クリック率の向上が見込めます。

開封率を向上させる

クリック率の計算式でも説明したように、クリック率は有効配信者数から算出されるため、開封率を向上させることも必要です。

以下の5つのポイントを踏まえ、メールを開封してもらえるような件名をつけましょう。

  • 30文字程度で作成し、大事なことは冒頭に持ってくる。
  • メールの内容が有益であることをアピールする
  • 「限定」「〇〇時まで」など、緊急性をアピールする
  • 記号(!、★、【】など)を使用し、独自性を出す
  • パターンを作り、どこの企業から来たものか一目でわかるようにする

メール本文はできるだけ短く、本当に伝えたいことに絞る

メルマガを配信していくうちにどんどんコンテンツが増えていき、本文が長くなってしまうことがあります。全ての読者がメルマガを隅から隅まで読んでいるとは限りませんので、流し読みでも伝えたいことが伝わるよう、テーマを絞り、構成を整えましょう。

リンクの数は最小限にする

様々な種類のURLを設置するとクリック率は下がってしまいます。できるだけリンクは1つに絞り、どこがイチオシのポイントなのかを分かりやすくするよう心がけましょう。

ただし、同一内容のリンクの場合は複数設置しても構いません。

例えば、メルマガの冒頭のみにリンクを設置すると、最後まで読んだ後、リンクをクリックするために冒頭まで戻る手間がかかります。この手間を省くために、一番下に同一のリンクを貼ることはクリック率を上げる有効な手段となります。

リンクを見つけやすい配置やデザインにする

リンクの説明として、「20個限定!」「このメールを読んだあなただけの限定セール」など、今クリックしたいと思われるフレーズを本文に盛り込み、動機付けを行いましょう。

また、リンクはメルマガ上部に設置した方が良いとされています。下部に設置すると、途中でメールを閉じた人には見てもらえないので、できるだけ上部に設置するようにしましょう。

また、リンクを押してもらうための視覚効果を強める有効な手段として、メール内にCTAボタンを設置することが挙げられます。

CTAとはCall to Actionの略で、Webサイト訪問者などに「とってほしい行動を喚起する」ということを意味し、多くの場合ボタンやリンクの形で表示されます。CTAボタンとはよくWebサイトにある、「資料請求はここから!」「無料体験はこちらから」と書かれた、リンクの仕込まれたボタンのことです。

CTAボタンの配置やデザインを工夫することで、クリック率の改善が見込めます。ただし、CTAボタンは押してほしいリンクを強調するためのものなので、無数に設置しては効果が下がってしまいます。ここぞ!というところに設置するようにしましょう。

メルマガを様々なデバイスに対応させる

同じ読者でも、時間帯や都合によって、メルマガを読むためのデバイスが変わります。どんなデバイスで読んでも配信者側が意図したデザインで表示されるように、レスポンシブデザインやマルチパート配信に対応させましょう。

レスポンシブデザインとは、読者がメルマガを確認するデバイスの画面サイズにあわせて、画像や文字などのサイズを調整するデザインのことです。PC用に作成したらスマートフォンで表示する時にデザインが崩れてしまった、ということを避けられます。

マルチパート配信とは、HTMLメールが受信できないデバイスに配信された際、自動でテキストメールを表示してくれるメールのことです。HTMLメールに加えてテキストメールも用意しなければならないため手間がかかりますが、より多くの人にメルマガを読んでもらえます。

メルマガ配信サービスによっては、レスポンシブデザインやマルチパート配信に対応するメルマガが簡単に作成・配信できます。購読者に確実に読んでもらえるよう、各デバイスに対応できるメルマガを作成しましょう。

クリック率を維持するためには、リンク先の内容が重要

クリック率が改善できても、維持できなければ努力が水の泡となってしまいます。

クリック率を維持するためには、リンク先の内容をしっかりと検討する必要があります。せっかく開いたリンクが読者にとって興味のない情報だと、次回以降クリックする気持ちが失せてしまうかもしれません。

また、毎回同じ内容のリンクでも、「今回も同じだろう」と思われてしまい、徐々にクリック率が下がってしまう恐れがあります。

 

まとめ

いかがでしたか?

メルマガのクリック率を上げるためには、購読者にマッチした情報を提供することや、リンクの位置を分かりやすくすることなどが重要となります。

リンクを見てもらうことで、購読者へさらなるアプローチを行うことができます。
この記事を参考に、メルマガのクリック率の向上を目指してください!

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