企業と顧客を結ぶ一つの手段であるメルマガですが、そのメルマガの配信を停止されてしまうのは企業側としても避けたいことですよね。
今回は、メルマガの配信停止につながる原因の紹介と、解決策を紹介していこうと思います。
目次
メルマガの配信停止につながる主な3つの原因
メルマガの配信停止につながる主な原因には、「配信頻度」「文量」「内容」の3つがあります。具体的な問題点を説明していきます。
メルマガの配信頻度が高すぎる
もし、メルマガを毎営業日配信していた場合、それらを受け取る読者はどのように感じるでしょうか?「多すぎる」「しつこい」のように感じられる方がいるはずです。
また、読者の中には頻度が多いメルマガは、迷惑メールやスパムメールであるように感じる人もいます。
これらが原因で、読者がメルマガの配信停止を希望するということも十分に起こり得ます。
メルマガの文量が多すぎる
メルマガのコンテンツを充実させるために多くの情報を書くと、文量も自ずと増えます。情報収集が目的であったり、どのメルマガもくまなく見る読者でなら問題ないでしょう。しかし、多忙であったり、手早く情報を知りたい読者にとっては敬遠されてしまいます。
また、文量が多いと読者が疲れてしまったり、情報が多すぎてメルマガで伝えたい内容を把握できないこともあります。
内容が読者のニーズに合っていない
読者がメルマガを登録した理由には、積極的なもの以外にも会員登録の際やサイト上で購入したときについでに登録した、などの消極的な理由もあります。
そのような読者が、企業側が伝えたい情報ばかりを掲載したメルマガを受け取った場合、「つまらない」「興味がない」と感じてしまいます。
それぞれの原因に対する解決策
「配信頻度」「文量」「内容」の3つの要因は、どれも改善することが可能です。ここでは、具体的な解決策を紹介していきます。
配信頻度を読者が選択できるようにする
メルマガの配信頻度の高さが配信停止につながっているのならば、配信頻度を変えることは非常に重要です。読者一律で配信頻度を変えるのではなく、読者ごとに選択できるよう柔軟性を持たせることを意識しましょう。
例として、読者がメルマガの「受信頻度」や「受信する内容」を選択可能にすることが挙げられます。具体的には、「メルマガを週1回受信する」「おすすめ商品についてのメルマガのみ受信する」などの選択肢を設けるなどの手段があります。
このように、読者の希望に沿った選択肢を設けることで、メルマガの配信停止リスクを下げることが可能です。
文量は必要最低限にする
具体的に全部で何文字くらいにすべきといった条件はありませんが、伝えたい内容を、必要最低限の字数で記載しましょう。
また、一文の長さも文量を減らす際に心がけるべきポイントです。一文が長く、接続詞が多用されている文章は読みづらいため、読者に悪い印象を与えます。一文一文を短く、かつ伝えたい情報が伝わるような文章を書くよう心がけることが大切です。
BEAFの法則やPREP法を意識した文章を書く
読者に最後までメルマガを読んでもらうには、文章構成が重要です。ここでは、BEAFの法則とPREP法の2つを紹介します。
商品のPRの際に用いられるBEAFの法則は、以下の順に文章を構成する方法です。
- Benefit(得られるメリット):サービスにより得るメリット
- Evidence(論拠):そのメリットの裏付けとなるデータなど
- Advantage(競合優位性):他社製品との違い、自社製品の強み
- Feature(特徴):サイズや色などの商品に関する情報
文章により説得力を持たせるPREP法は、以下の順に文章を構成していきます。
- Point(結論):伝えたい内容、要点
- Reason(理由):結論に対する理由
- Example(具体例):理由の裏付けとなる具体例
- Point(結論):再度伝えたい内容、要点
この2つには、伝えたい内容をメルマガの最初に持ってくるという特徴があります。最後まで読者にメルマガを読んでもらうためにも、このようなフレームワークを意識した文章を書くことを心がけましょう。
読者が求める内容を配信する
メルマガの内容が読者にとって興味がないものだと、読者はそのメルマガが不要だと感じるため、配信停止につながります。そのためにも、メルマガの内容を工夫することは欠かせません。
そこで、読者が有益と感じる情報をメルマガで配信することが大切です。一例として、期間限定のクーポンを配布することや、メルマガ会員限定のキャンペーン情報を発信するなどがあります。
その他に、プレゼント企画などのエンタメ性のあるコンテンツを設けるという手法もあります。
配信停止の前に!読者を引き止めるテクニック
メルマガの内容を改善しても、配信停止を希望する読者は一定数います。そこで、メルマガの配信停止フォームやサイト内で、手続きの途中に配信の代替案を設けるという手があります。
具体的には、「受信するメールの内容をPR情報に限定する」「メルマガの配信頻度を月一回にする」などの例があります。
こうすることで、読者がすぐに配信停止を行うのではなく、一度思いとどまってメルマガを継続する可能性を少しでも上げましょう。
いかがでしたか?
メルマガは送りすぎず、かつ要点を絞ることがポイントです。
この記事を参考にして、配信停止されないメルマガを作成しましょう!
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