あなたの会社では、日報の管理をどのように行っていますか?営業日報の管理をエクセルで手作業で行うのは非常に大変だと思います。一方で、日報の管理に予算をかけたくないというのも本音でしょう。
そこで今回は、無料の営業日報管理ツール5選を、選定ポイントと併せて紹介します。
目次
営業日報用のツールを選ぶポイント
導入目的に合っているか
導入目的によって選ぶべき日報ツールの種類は変わってきます。例えば、日報のみに特化したサービスを利用したいのであれば日報ツールを利用し、日報を含め社内で情報共有がしたい場合はグループウェアを利用するなどの選び方があります。
自社の導入目的を明確にした上で、適した日報アプリを選ぶようにしましょう。
使い勝手が良いか
日報ツールは毎日使うことになるので、操作のしやすさは重要な観点です。日報の管理を効率化するために日報ツールを入れたのに、操作が複雑で業務の負担になってしまっては本末転倒です。
実際に操作しているデモ動画を視聴したり、現場の業務フローの中に負担をかけずに組み込めるかを確認したりして、使い勝手を見極めましょう。
有料版が予算内に収まるか
日報ツールを使ってみたところ、想像以上に使い勝手がよく、もっと大人数で利用したい、もっと拡張機能を利用したいなどの理由で、有料版への移行を検討する可能性もあります。
その際にネックとなるのが価格面です。有料版への移行を検討するときに「高くて有料版が使えない……」となる事態を避けるために、無料版を導入する時点で有料版の値段などもしっかりと検討しておきましょう。
無料の営業日報用アプリ・ツール5選
houren.so <日報アプリ>
(出典「houren.so公式サイト」:https://www.houren.so/)
「houren.so」は写真で簡単に情報共有ができる、現場の効率を考えたツールです。さらに、投稿された写真に書き込んでコメントできるため、誤解の生じにくいコミュニケーションが可能です。
また、マルチデバイス対応のため、場所を問わず日報を作成できるほか、GPS情報を活用して写真を自動で仕分けることもできます。
▼料金プランと機能比較
参加可能グループ | ストレージ容量 | |
フリープラン(0円/月) | 3グループ | 300GB |
有償プラン(2500円〜/月) | 無制限 | 250GB~ |
*有償プランは6ユーザー以降は+500円/ユーザー(月額)が必要
*50ユーザー以上は専用プラン
▼こんな会社におすすめ
- スマホ操作に慣れていないメンバーが多い
- 営業資料での写真利用が多い
- 文章での報告が少なくて済む
NIPO <日報アプリ>
(出典「クラウド日報NIPO公式サイト」:https://nipo.sndbox.jp/)
NIPOでは日報やそこに含まれているデータをExcelシートに集計できるため、営業日報を管理する手間が大幅に削減できます。また、スマホやタブレットでの入力機能にも力を入れているので、場所を選ばず日報の作成が可能です。
無料プランにおいても、日報のテンプレートを3件まで登録できるほか、日報を無制限に保管可能です。
▼料金プランと機能比較
テンプレート件数 | メンバー数 | グループ保存期間 | |
無料プラン(0円/月) | 3件 | 4名まで | 最終利用日から6か月 |
GOLDプラン (1人につき200~500円/月) |
100件 | 50名まで | 無制限 |
*GOLDプランの1人あたりの金額や、最低申し込み人数などの条件は、支払い方法によって異なる
▼こんな会社におすすめ
- 営業日報を管理する手間を省きたい
- スマホやタブレットから日報を入力したい
IEYASU 日報管理 <日報アプリ>
(出典「IEYASU 日報管理公式サイト」:https://nippo.ieyasu.co/)
「IEYASU 日報管理」は、ベンチャー企業のための無料のクラウド日報管理システムで、全ての機能を完全無料で使用することが可能です。
このツールでは、社員・プロジェクトごとに稼働実績を集計できます。また、アプリをダウンロードすることで、スマートフォンから場所を選ばず日報を作成できるほか、届いた日報や次の予定などをプッシュ通知で知らせる機能も搭載されています。
▼料金プラン
初期費用・月額費用ともに0円
▼こんな会社におすすめ
- 日報管理のコストを抑えたい
- スケジュールの管理も同時にしたい
- プロジェクトの稼働実績を集計したい
GroupSession <グループウェア>
(出典「GroupSession公式サイト」:https://groupsession.jp/)
「GroupSession」は、日報管理機能を持つグループウェアであり、ユーザー数無制限で無料で使用することができます(無料版はPCからのみ利用可能)。日報に案件や顧客を設定できるほか、週間や月間・タイムラインごとに日報を確認することができます。
また、スケジュールやプロジェクトなど他機能のデータを取り込んだり、次のアクションの日付を指定しスケジュールに表示させたりすることも可能です。
▼料金プランと機能比較
ユーザー数 | 料金 | |
無料版 | 無制限 | 無料 |
byCloud スマートプラン | 5〜300名 | 300円/月額・1ユーザーあたり |
ZION | 100〜10,000名 *ユーザー数によって価格が変動 |
例)ユーザー数1,500名の場合 初年度(初期費用込) 2,400,000円 次年度以降サポート料金 720,000円 |
*有料版に切り替える際は、無料版からの無料データ移行が可能
▼こんな会社におすすめ
- ユーザー数無制限で無料利用したい
- 案件や顧客を設定した日報を利用したい
- グループウェアで日報も管理したい
GRIDY <グループウェア>
(出典「GRIDY公式サイト」:https://ksj.co.jp/knowledgesuite/free/index.html)
「GRIDY」は日報管理機能を持つグループウェアであり、ユーザー数無制限で完全無料のツールです(無料版はスマートフォンアプリの利用不可)。「レポート提出」機能にて、報告書や日報などのレポートを複数のメンバーに一括で提出することが可能です。また、データ通信暗号化やアクセス制限機能などを搭載しているため、セキュリティが強固な点も特徴の一つです。
▼料金プラン
無料
*有料プランもあり(1法人につき6000円/月)
▼こんな会社におすすめ
- ユーザー数無制限で無料利用したい
- グループウェアで日報も管理したい
- セキュリティを徹底したい
いかがでしたか?
今回は、無料の営業日報管理ツール5選を紹介しました。コストをかけずに日報管理ツールの導入をご検討されている方は、是非参考にしてみてください。