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FAXでDMを送信するメリット・デメリットとは|実施のポイントも紹介
FAXでのDM送信が見込み顧客の獲得に効果的だと聞いたことがあるけれど、実際にどのようなメリットがあるのか分からない、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、FAXでDMを送信するメリット・デメリットと送信する際のポイントを紹介します。
目次
FAXDMとは、個人や法人に対してFAXで送る商品やサービスに関する広告のこと
DM(ダイレクトメール)には、手紙やEメールなど様々な種類があり、その中の1つに個人や法人に向けてFAXでDMを送信するFAXDMがあります。
FAXDMは1件あたりの送信単価が安く、原稿作成も容易にできるため、その手軽さから利用する企業が多いです。また、FAXDMはBtoCよりもBtoBに向いていると言われています。
FAXDMを送信するメリット
コストが抑えられる
FAXでDMを送信する大きなメリットは、コストが抑えられるという点です。紙媒体で送信する場合、封筒・便箋代や印刷代のほか、袋詰や袋貼といった発送作業でのコストも発生するため、1通あたり140〜250円かかると言われています。
一方で、FAXDMの1通あたりのコストは自社で作成・送信する場合は数円程度、外部に委託する場合でも25〜40円程とコストが抑えられます。また、FAXDMは基本的にA4用紙1枚かつ白黒印刷が基本なため、作成コストも比較的低いという特徴があります。
中身を見てもらいやすい
紙媒体のDMは作成・送信コストがかかる上、開封されず見てもらえないなど、作成したDMが無駄になることも少なくありません。しかし、FAXDMは宣伝内容が直接紙に出力されるため、DMを開封してもらう必要がないというメリットがあります。封書やメールでのDMにおいて最も難所である「開封してもらう」必要がないため、中身を見てもらいやすくなります。
スピード感を持って送信できる
FAXDMは、封書やハガキでのDMと違って印刷や封入、発送などの工程がないため、原稿とFAX番号があれば迅速に大量のDMを送信できるというメリットがあります。即効性が必要な案件には、FAXでのDM送信が適しています。
FAXDMを送信するデメリット
受け取る相手の負担になる
FAXDMは、受け取る側にも受信料やインク代などの金銭的負担があるため、一定数のクレームが発生するというデメリットがあります。クレームの発生件数を減らすため、DMの原稿用紙の右上に「突然FAXをお送りする失礼をお許しください。」など、あらかじめ断りの文言を入れておきましょう。
また、「今後FAXが不要の場合、お手数ですが□欄にチェックを入れ、FAXをご返送ください。」といった文言とともにチェック欄をDM下部に入れておくとよいでしょう。
伝えられる情報量が限られる
FAXDMはFAX機の性質上、基本的にA4サイズ1枚かつ白黒での情報に限られるため、伝えられる情報量が限られるというデメリットがあります。
FAXDMでより多くの情報を伝えるためには、掲載内容や情報の見せ方を工夫しなければなりません。また、内容の詳細については、ホームページや別途資料を確認してもらうように誘導することも効果的です。
大量のDMを送信しないと反応が得られにくい
FAXDMの反響率は、0.1〜0.3%と言われています。つまり、1,000件DMを送信しても1〜3件程度の反応しか得られません。一定数の反応を得るためには大量のDMを送信しなければならないという点がデメリットです。
FAX番号は公開されてないことが多いため、自社の顧客リストだけで足りない場合は、法人リスト提供サービスなどを利用するとよいでしょう。
FAXDMを送信する際のポイント
FAXDMは、今すぐ購入につながる顧客を見つけるためではなく、あくまで見込み顧客を獲得するために送信します。商品・サービスに興味を持ってもらうきっかけを作るためにFAXDMを送信することを意識しましょう。
作成時のポイント
FAXDMを送信する際には、特に相手に伝えたい内容を、手書きにするなどして強調しましょう。また、商品説明だけでなく使用によるメリットも合わせて掲載しましょう。
「ご興味をお持ちいただけましたら、直接説明に伺いますのでご連絡いただければ幸いです。」など、アポイント獲得につながるような内容を入れることも効果的です。
送信時のポイント
FAXDMでの反響率を上げるためには、相手が対応できる時間帯に送信することが効果的です。業界によりますが、具体的には業務が立て込む月末・月初・月曜日・金曜日は避け、比較的余裕のある13:00~14:00頃に送信するとよいでしょう。また、送信後は放置せず必ず電話でフォローし、営業活動につなげることが重要です。
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