今回は、相手の興味を引き商品やサービスの購入につながるような、効果的なダイレクトメールの作り方を紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください。
目次
ダイレクトメール(DM)を作る前の下準備
1. ダイレクトメールを送る目的を明確にする
ダイレクトメールを送る目的を明確にし、ダイレクトメールに盛り込むことが重要になります。
例えば、新規顧客向けなのか既存顧客向けなのか、相手やダイレクトメールを送る目的によって書く内容も変わってきます。目的を実現する為に、効果的なダイレクトメールとはどのようなものなのか、送付前に考えましょう。
2. ターゲットを絞り込む
DMの送付先がどのような業種の企業なのか、どの部署のどのくらいの役職の方なのかによってニーズや求めている情報は異なります。
その為、顧客リストを使用しどのような企業、顧客に対してダイレクトメールを送る必要があるのか明確にすることが重要です。
3. ダイレクトメールのデザインを決める
目的やターゲット、内容によってダイレクトメールのデザインを決める事が大事です。受け取り相手により、どのような情報を強調すべきかが変わるからです。
例えば、ターゲットが若いOL女性なのか年配の役職者の男性なのか、ファミリー層向けなのか独身の方向けなのか、などによって最適なデザインが変わります。また、ハガキや封書、およびインターネットのメールなど、相手や内容によって媒体も変えましょう。
興味を引くダイレクトメールを作るコツ
他業種のデザインを研究する
デザインを考える際に同業他社を参考にしてしまいがちですが、競合同士で似たようなデザインになってしまい差別化が図れなくなってしまう可能性があります。
そんなときは、異なる業種のダイレクトメールのデザインを参考にするとよいでしょう。
例えば、アパレル業界のダイレクトメールを作るときに、あえて飲食業界や不動産業界など異なる業種のダイレクトメールのデザインを参考にします。そうすることで、普段見慣れないデザインになり顧客の目を引くことができます。
通常ハガキや手紙と形・大きさを変える
他の郵便物の中で形の違うものが1つ混ざっていると、視覚的に差別化が図れ顧客の興味が引けます。その為、通常のハガキや封書サイズではなくあえて縦長や横長で送るとより目を引くDMになります。
あえてネガティブな情報もいれる
ダイレクトメールの内容に、商品やサービスの良いところばかりを並べると逆に不信感につながることがあります。その為、ネガティブな内容もまぜて書くことにより商品やサービスの信憑性が増します。
一方で、ネガティブな内容ばかり書くと購買意欲を削いでしまうので、言い方を少し変えポジティブに伝えることも大切なポイントになります。
チケットや割引券など特典をつける
顧客にとって特別なオファーになるよう割引チケットや優待券などを同封することもポイントになります。既存顧客の購買意欲が下がっているときに特典をつけることで、再購入のきっかけになるからです。
例えば、利用履歴のある顧客に、展示会などの参加特典付きチケットやノベルティプレゼント券などを一緒に送る方法などが効果的です。その際に、特典を誰が使ったか分かるようにしておくことが重要です。
送付時期や送付時間などタイミングを考える
業界や業種によってどのタイミングで送信することが効果的か、事前にリサーチすることが必要となります。
例えば、法人営業では新規営業へのモチベーションが高まる月曜日にダイレクトメールを送るのが良いとされています。その場合、水曜日か木曜日に発送し週末にはダイレクトメールが届くように準備をすることがポイントとなります。
いかがでしたか?
ダイレクトメールはポイントをおさえて作ると効果的な販促手段になります。目的やターゲットを明確にし、中身を工夫することで顧客の興味を引くダイレクトメールを作りましょう。