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「営業へのやる気が出ない・・・」そんな時に思い出したい4つの工夫
「何年か営業をしているけれど、どうにもやる気が出ない・・・」という悩みを持つ営業職の方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、営業へのやる気が出ないときに思い出したい工夫をご紹介します。
目次
なぜ、営業に対するやる気が出ないのか?
・仕事がマンネリ化してしまっているから
営業の仕事内容は、多くの場合月ごとに定められた売上ノルマや目標の達成を目指すことです。そのため長く営業に従事していると、「今月もノルマを達成したが、また来月になるとリセットされて、今月と同じように一から売上げを積み重ねなければいけない」といったように、毎月同じ目標に向かって仕事に取り組み続けることに対し、マンネリ化を感じてしまうことがあります。
・何のために営業をしているのか分からないから
自分が取り組んでいる仕事に意義を見いだせないことで、営業へのモチベーションの維持が困難になる場合もあります。「この一件が成約されたところで何の役に立つのか?」という疑問を一度抱いてしまうと、前向きな姿勢で仕事に取り組むことができなくなってしまいます。
・将来的に自分がやりたいことと違うから
将来の目標としていることと営業の仕事内容との間にずれがある場合も、営業に対するやる気の喪失につながります。例えば、将来的に商品企画に携わりたいと考えている人は、ルート営業を長く続ける内容の仕事には不満を抱くことが予想されます。
・人と話すことが得意ではないから
営業をする以上、社外の人と話すことは避けられません。そのため、もともと外交的ではない性格の人にとって営業は精神的苦痛を伴いますし、性格によって向き不向きがはっきり分かれやすい職種であるといえます。営業が苦手であると自覚している人は、自分に向いていない仕事を続けることに抵抗を感じる場合があります。
営業にやる気が出ない状況を打破するための4つの工夫
適度な負荷をかける
仕事にマンネリを感じている状況を打破する手段には、普段より高い目標を立てることが挙げられます。例えば「普段の取り組み方であれば達成は厳しいが、頑張れば達成できそう」という程度の目標を立てます。目標を達成するために必死で営業に取り組む経験により、マンネリ化を感じている仕事に刺激を与えることができます。
さらにこうした目標を自分自身の中だけで設定するだけでなく、周囲に宣言することで自分をさらに追い込んでみることも可能です。
究極的には営業をすることで自分のためになっていると考える
営業は会社の売上げへの貢献はもちろん、その一方で自分自身のスキルアップにもつながります。取り組んでいる営業に対して意味を見出せない場合は、一度自分自身の成長という観点で営業の目的を見つめ直してみるといいかもしれません。
例えば営業によって得られる能力には、コミュニケーションスキルやプレゼンテーション能力、臨機応変に対応する力などが考えられます。また、このようなものが思いつかなければ、営業で稼いだお金による経済的に豊かな生活も、自分への利益として捉えることができます。
「自分が営業をサボるとどうなるか?」を書き出してみる
営業をする意味について考える方法として、「もし自分が今取り組んでいる営業をサボってしまうとどうなるか」を書き出してみることも有効です。そうすると、「会社の売上げが落ちる」「家族を養えなくなる」「取引先に迷惑がかかる」など、営業をサボることによる弊害が見つかることが予想されます。それらの弊害のうち最も避けたいと思うものをヒントに、営業を行う目的を考えることができます。
例えば、「家族を養えなくなること」を最も避けたいと考えている人は「家族を守ること」、一方で「取引先に迷惑がかかること」を最も避けたいと考えている人は「取引先との信頼関係を守ること」が営業をする目的だと考えられます。
時には自分をねぎらうことも大切
いわゆる「自分へのご褒美」も、営業へのやる気を出すためには有効です。例えば「午前中に○件の訪問をこなせたら普段よりも少し高級なランチを食べる」といった楽しみを用意しておくと、やる気を引き出せます。
少し疲れたと思うときは無理をせず、思い切って自分をねぎらう機会を作ったり、休憩を取ったりしてリフレッシュするように心がけましょう。こうすることで、メリハリを持って仕事に取り組めるようになります。
他のキャリアを考えるのも一つの手
他種営業への転職
営業にやる気を出すために色々な工夫をしてきたが、それでも上手くいかないという人には他の職種への転職という道も考えられます。しかし、同じ営業職であっても取り扱う商品や顧客など、環境が変われば自分に合った仕事をすることができるかもしれません。例えば、飛び込み型の個人営業には限界を感じているが、プレゼンテーション能力には自信があるという人には、法人営業への転職もキャリアプランの一つとして考えられます。
事務職への転職
営業で得たコミュニケーション能力などのスキルは、営業以外の職種でも役に立ちます。営業ノルマによる精神的負担や、外回りによる肉体的負担に耐えられないという場合は、事務職への転職も考えられます。ただし営業職から事務職に転職する場合の多くは、収入の減少を伴います。そのため慎重な検討は必要ですが、営業職以外も視野に入れて自分のキャリアを考えていくことも手段の一つです。
いかがでしたか?営業へのやる気が出ない状況は、適度な負荷をかけたり自分が営業を行う目的を考えてみることで打開できるかもしれません。今回紹介したポイントを参考にして、自分の仕事についてもう一度よく考える機会を設けてみましょう。
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