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成功するために必要な「GRIT」とは?やり抜く力の伸ばし方を紹介

GRITという言葉を聞いたことはありますか?
これは成功する人に共通してみられる力のことで、近年ビジネスパーソンにとって重要になっている考え方です。

今回はGRITについて、その内容や伸ばし方を紹介します。

GRITとは、成功する人に共通してみられる「やり抜く力」のこと

GRITとは、成功した人に共通してみられる「やり抜く力」のことです。アメリカの心理学者・大学教授のアンジェラ・リー・ダックワース教授が提唱した考え方で、成功した人に見られる特徴には4つがあるとしました。その4つの特徴の頭文字を取って名付けられたのがGRITです。

GRITの4つの要素

GRITの要素としては、次の4つがあります。

  1. Guts(度胸):困難なことに立ち向かう度胸
  2. Resilience(粘り強さ):失敗しても諦めない粘り強さ
  3. Initiative(自発性):自ら目標を設定し、取り組む自発性
  4. Tenacity(執念):最後までやり遂げる執念

GRITは、才能や環境に関わらず伸ばすことのできる力

GRITの特徴は、先天的な才能や環境に関わらず、努力によって伸ばすことのできる力であることです。才能に恵まれていながら、GRITが欠けていたことによって成功にたどり着けなかった人も存在します。

IQといった高めることの難しい能力と異なり、GRITは後天的なトレーニングによって鍛えることができます

GRITは「グリット・スケール」で測定できる

GRITを測定する方法に「グリット・スケール」があります。

全く当てはまらない あまり当てはまらない ある程度当てはまる ほとんど当てはまる かなり当てはまる
1 新しいアイデアに気を取られてしまう 5 4 3 2 1
2 挫折しても簡単にはあきらめない 1 2 3 4 5
3 目標をすぐに変えてしまう 5 4 3 2 1
4 努力家である 1 2 3 4 5
5 長期のタスクに取り組み続けることができない 5 4 3 2 1
6 一度始めたら最後までやり遂げる 1 2 3 4 5
7 興味の対象がすぐに変わってしまう 5 4 3 2 1
8 勤勉である 1 2 3 4 5
9 夢中になってもすぐに興味を失ったことがある 5 4 3 2 1
10 重要だと思う目標を挫折を乗り越えて達成した 1 2 3 4 5

グリット・スケールでは、以上の10個の項目について当てはまる数字を選択し、その合計を10で割ってグリット・スコアを算出します。この数値が高いほどGRITが高い状態となります。

GRITを身に付けて伸ばす方法

没頭できることを見つけ、集中して取り組む

まずは、自分が没頭できることを見つけ、それに集中して取り組むことが必要です。これは本業に関することである必要はありません。何か一つに没頭した経験自体がGRITに繋がり、本業にも活かせるものとなります

難しいことに挑戦する

今自分が取り組んでいることより、少し難しいことに挑戦してみることも必要です。同じレベルのことを繰り返していては、失敗のリスクはありませんが、それゆえ度胸や粘り強さを養うことは不可能です
自発的に挑戦する勇気が出ない場合は、レベルの高い環境に身を置くなどして、挑戦せざるを得ない環境を作ることもひとつの手です。

少しずつ成功体験を積み重ねる

いきなり大きな課題に挑戦すると、歯が立たずに気持ちが折れてしまいます。小さな成功体験を積み重ね、自己肯定感を高めることによって、「自分にはできる」という気持ちを高められます
成功体験の積み重ねがあれば、大きな課題に挑む度胸も身に付けられるでしょう。

長期的な目標を持って行動する

短期的な目標達成だけをモチベーションにしていると、長期的な努力を続けるための体力がなくなり、疲弊してしまいます。長期的な目標を設定することで、自分にとっての行動指針が明確になり、粘り強い努力が可能になります

フィードバックを受ける

自分一人で努力を続けても、その方法が適切でない場合があります。自分の努力やその成果については、客観的なフィードバックを受け取ることも必要です。フィードバックは素直に受け取り、改善点からは目を逸らさないようにしましょう。

GRITのある人の近くに身を置く

人間は、周囲の環境に影響されやすいものです。GRITを持った人の近くに身を置くことで、その人の思考・行動からよい影響を受けることができます。目標の設定方法や取り組み方などを学び、自身がGRITを高めるために活かしましょう。

「悪いGRIT」にならないように注意が必要

「悪いGRIT」とは、自己陶酔や嫉妬、強情や傲慢の原因となってしまうGRITのことです。通常の良いGRITには次の8つの要素がありますが、そのどれかが大きく欠けた場合、悪いGRITになってしまうおそれがあります。

  • 情熱
  • 幸福感
  • 目標設定
  • 自制心
  • リスクを負う気概
  • 謙虚さ
  • 粘り強さ
  • 忍耐力

悪いGRITの場合、成功することは難しく、アドバイスを受け入れられずに閉鎖的になってしまうといった悪循環に陥ってしまいます。

まとめ

いかがでしたか?

GRITは成功する人に共通した「やり抜く力」で、後天的に伸ばすことのできる力です。

この記事を参考に、GRITを伸ばす方法についても押さえておきましょう。

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