組織マネジメント

インナーキャンペーンとは?報奨例や実施時のポイントを解説

インナーキャンペーンの実施を検討しているが、具体的に何をすれば効果的か分からないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、インナーキャンペーンの基礎知識や実施する際のポイント、報奨例などを紹介します。

インナーキャンペーンとは、流通チャネルに対して行う販売促進活動のこと

インナーキャンペーンとは、販売店や営業パーソンなどの流通チャネルに対して行う販売促進活動のことを指します。例えば、コンテストなどで店員や営業パーソン同士で成績を競わせ、優秀者には報奨を用意することが考えられます。

主な目的は、従業員のモチベーション向上

インナーキャンペーンの主な目的は「従業員の販売意欲向上」です。成績優秀者に報奨金や賞品を用意したキャンペーンなどを行うことで、従業員のモチベーションが向上し、売り上げや仕入れ数の増加を狙います。

他にも、会社への愛着心や従業員のモラル向上を目標としてインナーキャンペーンが行われることもあります。自社製品のプレゼンテーションコンテストや、会社を挙げた美化運動やサンキューカードの導入などが例として挙げられます。

インナーキャンペーンにおける報奨例

インナーキャンペーンにおける報奨例には、以下のようなものがあります。

  • 賞金や賞品
    インナーキャンペーンにおいて最も一般的な報奨の形式です。ただし、毎回のように受賞している従業員にとっては、毎回同じ額の賞金ではありがたみを欠く可能性もあります。
  • 研修制度
    キャンペーンにおける成績上位者のみが受講できる研修会の開催も、報奨の一つとして考えられます。仕事へのモチベーション向上には有効な手段です。
  • 成功事例をプレゼンテーションする機会
    成績優秀者には、金銭的な報奨よりも名誉による報奨の方が喜ばれる可能性があります。受賞者以外の従業員に成功のノウハウを共有できるというメリットも存在します。
  • インセンティブポイント(社内通貨)
    現金などの代わりに、社内において金銭的価値を持つ独自のポイントを付与するという形式の報奨も考えられます。「社内SNSに投稿したらポイント付与」といったように、金銭よりも細かく評価を行えるため、従業員の満足度を向上させやすいという特徴があります。

インナーキャンペーンを行う際のポイント

実績だけでなく過程も評価する

従業員にとって満足度の高いインナーキャンペーンを行うためには、「結果だけでなく、プロセスも評価する」ことが重要です。偶然大口の受注が入った場合と、従業員が主体的に課題解決に取り組んだ場合を比較すると、同じ売り上げであっても後者の方を高く評価できる仕組みの構築が求められます。

売り上げの増減には、運の要素が大きく関係する場合も多くあります。結果に至るまでのプロセスも評価の対象にすると、売り上げアップに向けた努力が認めることができ、従業員のモチベーションのさらなる向上が期待できます。

成績上位者以外の取り組みも評価できるような仕組みを作る

インナーキャンペーンを行うにあたり、特定の成績上位者が毎回表彰される仕組みでは、トップセールス以外の従業員はモチベーションを上げにくいという問題があります。組織全体で士気を上げるためには、成績上位者以外の取り組みも広く評価することが必要です。

そこで、従業員全員が個別に目標を設定し、個人の目標を達成できたすべての人に対して報奨を与えるなどといった評価基準の設置が手段として考えられます。こうすることで個々の従業員に目標達成意識を持たせられるようになり、結果的に組織全体の成績の向上につながります。

社員目線の企画を行う

インナーキャンペーンを盛り上げるためには、経営側からの押しつけではなく、従業員がやる気を持って取り組める内容であることが求められます。そのためには、キャンペーンの企画に従業員が関わり、社員目線を盛り込んだキャンペーンを行うことが有効です。報奨の設定も、従業員が行うことで参画意欲の向上が期待できます。

人事部門の協力を仰ぐ

インナーキャンペーンで従業員の評価を行う場合には、人事評価制度を運用している人事部門にも協力を仰ぐことも有効です。人事部門と連携し、企業理念に合致した評価基準を作成してキャンペーンに適用することで、企業文化の形成・浸透に対する効果が見込めます。

まとめ

いかがでしたか?インナーキャンペーンによる販売促進は、企業全体を巻き込んで実施し、従業員それぞれの頑張りを評価することが成功の鍵となります。今回紹介したポイントを参考にして、従業員のモチベーション向上につながるインナーキャンペーンを目指しましょう。

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