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営業ツールを種類別に解説|おすすめツールも合わせて紹介します
みなさんは普段の業務で営業ツールを活用していますか?営業ツールには様々な機能を持つものがあるため、業務にあったものを選ぶことが重要です。
今回は、営業ツールの種類ごとの解説やおすすめツールの紹介をしていきます。
(※記事内で紹介されているツールの情報は、全て2021年2月時点のものです)
目次
営業ツールとは、営業活動を支援するツールのこと
営業活動で得た情報を管理するなど、様々な業務を自動化して営業活動を支援するツールのことを「営業ツール」「営業支援ツール」といいます。
営業ツールには以下のような機能があります。
- 案件の進捗管理
- チャットなどによるコミュニケーションツール
- 営業に関する情報の管理・共有
- 見込み客の行動スコアリング
- アクセス解析
営業ツールにはそれぞれ得意とする業務があるため、どのような業務を効率化したいかによってツールを使い分ける必要があります。
営業活動全般をサポートするツール
営業活動全般をサポートするツールは、SFA(Sales force Automation)ツールと呼ばれます。これは、営業活動をスタートからクロージングまで支援するツールです。これまで営業パーソンが個人で抱えていた顧客情報や営業プロセス、進捗状況などを管理できます。ツールを使用することで、企業の営業活動を可視化・共有でき、営業チーム全体のスキルアップにつながります。
また、経営層の戦略の立案や、マネージャーのチーム管理にも利用できます。
Sales Cloud
(公式サイト:https://www.salesforce.com/jp/products/sales-cloud/overview/)
Sales Cloudは顧客管理や案件管理など、営業に関するプロセスをひとまとめに自動化できるツールです。機能をカスタマイズできるため、企業の規模に合わせた運用が可能です。また、2日以内のサポート対応やWebセミナーなど、豊富なサポートが用意されています。
【料金】
プラン名 | 月額/1ユーザー |
Essentials | ¥3,000(※10ユーザーまで) |
Professional | ¥9,000 |
Enterprise | ¥18,000 |
Unlimited | ¥36,000 |
※全て税別金額
※全プラン年間契約のみ
営業リスト作成をサポートするツール
営業リストを公式サイトなどから作成すると、多大な手間と時間がかかってしまいます。営業リストを自動作成するツールを使用することで、コストの削減につながります。
Musubu
(公式サイト:https://www.musubu.in/)
弊社が提供するMusubuでは、営業リストの自動作成が可能です。「業種」「設立年月」「地域」など、25種類以上の項目で絞り込み検索が行え、連絡先や売上高、事業内容などのデータが取得できます。また、メール機能も搭載されており、作成した営業リストからそのままメールを配信できるほか、送信したメールの開封率やクリック率を測定することも可能です。
【料金】
プラン名 | 月額(100ユーザーまで) | 企業情報取得可能数/月 |
フリー | ¥0 | 30件(初月のみ) |
マイクロ | ¥15,000 | 300件 |
スモール | ¥30,000 | 750件 |
ミディアム | ¥60,000 | 2,000件 |
ラージ | ¥120,000 | 6,000件 |
アンリミテッド | ¥300,000 | 無制限 |
※全て税込金額
※フリープランは一部機能制限あり
※アンリミテッドは年間契約のみ
オンライン商談のためのツール
最近では、商談をオンライン上で行うことも増えてきています。オンライン商談は移動のコストが減らせるほか、移動時間を無くすことで従来よりも多くの商談を行えるなど、様々なメリットがあります。オンライン商談ツールを使用すると、PCの画面共有や議事録の自動作成など、商談に便利な機能が複雑な設定なしに利用できます。
bellFace
(公式サイト:https://bell-face.com/)
bellFaceは国内で広く使われている、オンライン営業向けのツールです。商談相手はアプリのインストールが不要であり、ユーザー側も簡単な設定のみで使用することができます。営業内容の録画や自動テキスト化などの商談に役立つ機能のほか、顔色をよく見せる機能やトークスクリプトのカンペ機能など、オンライン商談ならではの機能も搭載されています。
【料金】
初期費用+月額費用(要問い合わせ)
※利用ID数により月額費用が変動
社内のコミュニケーションを円滑にするためのツール
社内でのコミュニケーションがスムーズに取れないと、上司やチームのメンバーに情報の確認や共有ができず、判断に困ることもあります。そうした際にビジネスチャットツールを利用すると、外出先でも簡単に連絡を取ることができます。
チームごとにグループを作成できるため、自分に関係ある情報のみを確認することが可能なほか、過去の会話を蓄積できるため、共有漏れなどのうっかりミスも防げます。
Slack
(公式サイト:https://slack.com/intl/ja-jp/)
Slackはアメリカ発のビジネスチャットツールで、国内外問わず多くの企業で導入されています。1対1やグループでのチャットや音声・ビデオ通話が可能です。また、外部アプリと連携させることで、他アプリへの着信やファイル共有の通知をSlackで受け取れます。プランごとにメッセージの表示可能な数やデータのエクスポート機能の有無などが異なるため、企業の規模に合わせたプランを選択することでコストを抑えられます。
【料金】
プラン名 | 月額/ユーザー | 年額/ユーザー |
フリー | ¥0 | ¥0 |
スタンダート | ¥960 | ¥850 |
プラス | ¥1,800 | ¥1,600 |
Enterprise Grid | 要問い合わせ |
※全て税別金額
営業ツールは営業のための資料類を指すこともある
営業ツールは、営業で活用される資料類のことを指す場合もあります。営業ツールには以下のようなものがあります。
- 名刺
- 自己紹介シート
- 会社案内
- 製品カタログ・パンフレット
- 製品サンプル
- 過去の顧客事例集
- アプローチブック
- お礼状(サンキューレター)
このほか、営業マニュアルやトークスクリプトなどの社内資料も営業ツールに含まれることがあります。
営業資料作成のポイント
営業ツール(営業資料)は、名刺やパンフレットなどの会社支給のもの以外は部署ごとに自作する場合が多いです。
営業ツールを作成する際のポイントは以下の通りです。
- わかりやすい資料を作成する
図や写真を使うなど、わかりやすいデザインやレイアウトにします。また、文章も専門用語などを使用せず、誰が読んでもわかりやすい文章になるよう心がけましょう。 - 数値で根拠を示す
メリットや機能を説明する部分には、信頼性を高めるために数値を盛り込むとよいでしょう。グラフなどを用いると視覚的にも伝わりやすくなります。 - ストーリーを意識する
顧客の心を動かすために「どういう想いから商品が作られたのか」「どのような紆余曲折を経てきたのか」「どういったビジョンを持っているのか」など、自分たちのストーリーが伝わる資料にしましょう。 - 定期的にアップデートする
作成した資料は、効果が十分にでているか、情報が劣化していないかなど、定期的に確認・改善しましょう。
営業資料の作成については以下の記事も参考にしてみてください。
いかがでしたか?
営業ツールは営業の業務を支援するツールのほか、営業用の資料のことを指す場合もあります。この記事を参考に、営業に関する業務について考えてみてください。
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