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リピート客を生み出す、法人向けニュースレターを作る6つのポイント

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ニュースレターとは紙媒体のメディアのことを指し、見込み客の集客や既存顧客との関係構築、リピート客の育成などの手段として有効なツールです。

特に初回アプローチから受注までの期間が長期化するBtoB営業では、見込み客を中長期にわたってフォローし続け、相手との信頼を築いていかなければなりません。ニュースレターは、BtoB企業の購買プロセスに適したツールと言えるでしょう。

今回は、リピート客を生み出せるようなニュースレターを作成するポイントを紹介します。

顧客にとって役立つ情報を発信する

ニュースレターで発信する、顧客にとって役立つ情報は2つあります。

まず1つめは、顧客自身の業界や顧客のターゲット業界、または競合企業の動向です。ここでは、自社の主張も交えて書くことが、ニュースレターを読んでもらうポイントになります。

そして2つめは、顧客にとってメリットとなるような、自社業界の豆知識です。自社業界の専門的知識を顧客に役立つようにわかりやすく解説したり、ちょっとした豆知識を入れることによって、毎月読んでいると、受け取った人は自社の業界や製品について詳しくなれます。

自社の近況を紹介する

ニュースレターでは製品・サービスの紹介だけでなく、会社自体について知ってもらうことも大切です。そのため、定期的に情報を発信できるこの機会に自社の近況を顧客に報告しましょう。では、具体的な内容を紹介します。

自社に関係するイベント情報

自社に関係する先月のイベントの報告や、イベント予告などがあれば書くようにしましょう。

商品・サービスの紹介

新しく販売した商品、おすすめの商品について書きましょう。ここでの注意点は、決して売り込みをしないということです。ただの売り込みチラシになってしまっては、継続的に読もうとは思いません。ニュースレターではあくまでも、商品の紹介にとどめるということを意識しましょう。

お客様の声

お客様から頂いた声はとても重要です。自社に関する好意的な感想は、他の顧客に対する良い導入事例となります。ただし、クレームも含めることが大切です。クレームに丁寧に応えることによって、クレーム後の対応がきちんとできている会社だと感じてもらえます。

親近感を持ってもらう

ニュースレターは会社としての情報発信ですが、制作している発信者と顧客とのコミュニケーションでもあります

そこで、作成者は座右の銘や日常生活の出来事など、会社や製品に関係のないことも書いて、作成者に親近感を持ってもらえるようにすることが重要です。発信者に魅力を感じてもらえれば、顧客に継続してニュースレターを読んでもらいやすくなるでしょう。

ポジティブな内容にする

ニュースレターは企業、ひいては作成者に良い印象を持ってもらい、信頼関係を築いていくためのものです。なので、読みたいと思ってもらえるよう、明るくポジティブな記事にすることを心がけましょう

ニュースレターを送るリストを見直す

ニュースレターは顧客との関係構築に有効であり、送る対象者や時期を分類するということもなく、顧客であれば誰にでも送ることが可能になります。

ですが、だからと言ってあまりにも無関心な人に送り続けると効率が悪く、赤字にもなりかねません。定期的にニュースレターの送り先を見直しましょう。

長く続けられる工夫をする

ニュースレターは長期的に送り続けることが大切です。SNSやブログ、メルマガといった様々な情報発信ツールを運用する場合、ニュースレターの作成を負担に感じることがないような工夫が大切です。ニュースレターを始めてみたものの、負担が多すぎてすぐにやめてしまう、ということでは成果に繋がりません。そこで、1つのコンテンツを複数の情報発信ツールで使いまわすことも作戦の1つです。長期的に作るためにも、効率的に記事を制作していきましょう。

またニュースレターは発行日を決めておきましょう。作成者が目標をもって発行できるようになることに加え、顧客も毎月もしくは季節毎の楽しみとして位置づけてくれるようになるでしょう。

いかかでしたか?

ニュースレターは顧客に対しての情報発信だけでなく、社内での情報共有の役割を担ったり、顧客志向の向上による社内教育にも効果があります。ニュースレターで成果を出すために、作る側も読む側も楽しく長期的に続けられるように工夫して作りましょう。

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