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IoTとは|モノとインターネットをつなぐ技術を紹介

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近頃、「IoT」という言葉を耳にする機会が増えてきたのではないでしょうか?あらゆる分野でデジタル化(DX)が重要とされていますが、IoTはデジタル化を推進するにあたって最重要な技術の一つです。
今回はIoTの意味や可能なこと、活用場面に加えてIoTを促進する技術を紹介します。

IoT(Internet of Things)とは、モノとインターネットをつなぐこと

IoTとは、モノとインターネットをつなぐことです。IoTは「Internet of Things」の略で、直訳すると「モノのインターネット」となります。具体的には、モノの情報がインターネット経由で収集・交換されます。従来ではインターネットはコンピュータをつなぐ媒体でしたが、現在ではモノ(車・建物・機械など)をインターネットで結びつけるまで技術が発展しました。

IoTの身近な例が地図アプリ・カーナビのルート探索機能です。これらの機能が目的地までのルートを探索する際、スマートフォン・車の位置情報や交通状況を検知し、情報をインターネット経由で交換してマップに最適なルートを映し出します。

このように、IoTは生活を便利にしたり、医療の進歩や産業の効率化、安全性の向上に貢献したりする技術として、さらなる発展が期待されています。

IoTで重要な仕組みは、データ収集とデータ通信

IoTを実現する上で重要な仕組みは、データ収集とデータ通信です。IoTを実施するモノには、センサーやカメラなどのモノを感知するための装置が付けられます。この装置の役割はデータの収集であり、特定の動きや変化を感知するとインターネット経由でデータを送受信します。データがあらゆるモノ同士の通信を経た後、モノに対する指示が与えられ、モノはその指示に従って動きます。

IoTが可能にする3つのこと

モノを遠隔操作する

IoTを活用すれば、モノを遠隔で操作できるようになります。スマートフォンを操作して帰宅する直前にエアコンの電源を付けたり、制御室から工場のロボットを動かしたり、監視室から防犯カメラの向きを変えたりなど、さまざまな分野で遠隔操作が実現されています。

モノの状態や動作を検知する

IoTによってモノの状態や動作を把握することもできます。例えば、人の存在を把握して照明を操作したり、患者の心拍数を測り異常があれば医師に通知したり、工場の運転状況が正常かどうかを把握したりすることが可能です。

モノとモノで通信する

IoTを活用すれば、モノとモノで通信することも可能です。インターネットを経由してモノ同士でデータを送受信することで、機械が自動で判断して作動します。モノの状態や動作を検知して、モノを動かしたり状況を通知したりするための重要な機能です。

IoTの活用場面

自動運転

IoTの活用例で代表的なものが、自動運転の技術です。自動運転の仕組みは、カメラで交通状況や路面状況を撮影し、車の状態などとあわせてデータを送信して、AIが運転の指示を出すというものです。

自動運転においては、車車に乗る人、車の周辺にいる人どちらの安全も担保されるよう、周りの環境や人の動きなどを正確に把握する必要があります。そのため、周辺の変化に対して敏感なセンサーや、一部が壊れても正常に機能する仕組みを整えなければなりません。

一方で、検知を誤り急停止するなどの誤作動が起こってしまえば、かえって危険を招いたり交通を滞らせたりするため、正確性も重要となります。自動運転には、IoTの発展が欠かせません。

製造管理

工場での製造管理は、製品の品質や工場の安全性を担保するために欠かせません。しかし、従来は工場の運転状況を人が直接確認していたために、業務中に事故が発生してしまうことも多く危険を伴うものでした。

そこで、工場でのIoTの導入が非常に注目されています。IoTを活用すれば、ロボットが工場の運転状況を確認するため危険を伴うことはありません。また、異常を感知する精度が高いため、工場が爆発したり有害物質が漏洩したりするリスクを大幅に減らせます。

物流管理

IoTの技術は物流管理でも活用されています。物流管理は大きく倉庫業務と配送業務に分類されます。倉庫業務では、在庫データがインターネット上で管理されており、顧客の注文内容に応じて配送する商品が自動で選別されるため、効率よく商品を発送することができます。

配送業務では、発送した商品が顧客のもとに届くまでの経過を追跡し、顧客と発送元にリアルタイムのデータを送信します。この技術により、配送中の商品の紛失が減り、顧客に不満を抱かせる原因を減らせます。

医療支援

IoTは医療分野においても重要な役割を担うものとなっています。例えば、病院のベッドにセンサーを取り付けたり、患者にウェアラブルデバイスを着用してもらったりすることで、患者の心拍数などを測定して、病院側がいつでも健康状態を把握できるというシステムがあります。

患者に異変が出てからナースコールで医者を呼ぶ方法では、発見が手遅れになってしまう場合がありますが、機械が患者の状態を観測することで、小さな異常でも早期発見できる可能性が高くなります。IoTは、多くの人の命を救う技術として注目されているのです。

農業支援

近年、IoTの導入が注目されている分野が農業支援です。農業界では人手不足が深刻化してきており、この問題を解決する方法として、機械による自動化が進められています。例えば、ハウス栽培で気温や土の状態などから適切な水分量を算出し、自動で水やりを行うなどの技術が導入されています。また、温室内の温度を遠隔で調節することも可能です。

農業でのIoTは、人手不足を補うだけでなく、野菜や穀物などの安定した供給を実現するためにも非常に期待されています。

交通システム

IoTは交通システムへの導入も進んでいます。現在の交通状況を瞬時に把握して最適なルートを算出するなど、生活の身近な場面で活躍しています。また、乗りたいバスの現在地を知ったり、タクシーをアプリで呼んでそのまま決済したりできるなど、幅広く応用されており、今後もさらなる進歩が期待されます。

IoTを促進する5Gの技術

5Gとは、4Gに次ぐ通信技術であり、「大容量のデータを高速で通信する」「安全性が高く低遅延である」「多数の機器と同時に接続できる」という特徴を持っています。IoTではビッグデータの収集や、機器間での高速通信が求められるため、5Gの普及はIoT技術の発展に欠かせません。

5Gが普及すれば、これまでは実現できなかった複雑なシステムの開発や操作も可能になるでしょう。

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