皆さんは名刺の裏面にはどんな情報を載せていますか?名刺裏面に自己紹介や実績などを書いておくと、営業相手にアピールすることができます。
今回は、名刺裏面を活用するメリットと名刺裏面に使える内容例を紹介します。
目次
名刺裏面を活用するメリット
相手に自分を覚えてもらえる
名刺裏面に自分自身を紹介する内容を記載することで、相手に自分を覚えてもらいやすくなります。自分の顔写真や似顔絵、企業をイメージできる写真やイラストなどを用いることによって、相手に強く印象付けられます。
日々たくさんの人と名刺交換をすると、交換した人の顔と名前をすべて覚えておくことは難しいでしょう。そのため、後で名刺を見返しても誰か分かってもらえるように顔写真などを入れておくことが効果的です。
商品やサービスをアピールできる
商品・サービスの内容や事業に関する情報、これまでの実績などを記載しておくと、伝えたい情報を相手にアピールすることができます。
コミュニケーションのきっかけが作れる
名刺裏面にイラストや写真などを用いて遊び心を入れておくことで、初対面の緊張をほぐせるため、コミュニケーションのきっかけが作れます。さらに、名刺裏面に書かれている情報はアイスブレイクのきっかけになり、会話がスムーズに始められます。会話が弾むことで、今後の関係構築にもつながります。
名刺裏面の内容例
名刺の裏面に記載する情報は、名刺を渡す目的に応じて取捨選択できます。名刺表面に記載する氏名・会社名・部署名・役職・連絡先などの基本的な情報以外に名刺を渡す相手に見てほしいことや知ってほしいこと、その後のアクションなど、名刺を渡す目的によって記載する情報を適切に選択しましょう。
プロフィール
相手に自分を知ってもらいたい場合には、プロフィールを記載しましょう。具体的には、出身地や経歴、資格や座右の銘、趣味やお客様への思いなど伝えたい情報を記載します。出身地や経歴など、共通点が見つかると親近感が湧き会話のきっかけが掴めます。
また、士業やコンサルタントなど専門職の場合は、仕事に関する資格や実績などを記載しておくと、信頼感や安心感を与えることができます。ただし、悪用される場合もあるため、個人情報を載せすぎないよう注意が必要です。
事業内容・事業所
名刺裏面に事業内容を記載しておくと、相手に自分たちがどのようなことができるのかを知ってもらえます。事業内容が多岐に渡る場合には、簡潔に記載するようにしましょう。
事業所や店舗がある場合には、営業時間や定休日、サポートセンターなどの連絡先も記載しておきます。また、店舗や会社に実際に足を運んでもらいたい場合は、簡単な地図も載せておきましょう。
WebサイトやSNSの情報
事業内容を見て興味を持ってくれた人をWebサイトやSNSに誘導するため、QRコードやURLなどを記載しておくのもよいでしょう。このとき、会社ホームページや製品サイトなどのURLは、入力の手間によってアクセスしてもらえないおそれがあるため、QRコードや検索用のキーワードを記載するなど、簡単にアクセスできるような工夫が必要です。
メッセージ欄・メモ欄
名刺の裏面はあえて空欄にしておき、名刺を交換する際に手書きでメッセージを書けるようにしておく場合もあります。相手が不在の場合、取り次ぎをお願いする際にメッセージを書いて渡すことで、手書きメッセージの特別感や物珍しさによってインパクトを与えることができ、覚えてもらうきっかけを作れます。また、相手に自分についてのメモを書き込んでもらうこともできます。
英語表記
海外向けに取引をしている場合や取引先に外国人が多い場合などは、名刺裏面に外国語表記を載せておくとよいでしょう。英語の住所表記は日本と順番が逆になるため「番地→市区町村→都道府県→郵便番号」の順番に記載します。
電話番号の表記は日本語と同じですが、海外で名刺を渡す場合には国番号を合わせて記載しましょう。また、固定電話の場合はTELまたはPhone、携帯電話の場合はMobileまたはCall、フリーダイヤルの場合はTel Freeと記載します。
名刺裏面の英語表記の例は、以下の通りです。
- 名前・肩書き
田中 太郎、社長→Taro Tanaka, President - 会社名
〇〇株式会社→〇〇Inc.または〇〇Corp. - 住所
604-〇〇〇〇 京都府京都市中京区〇〇1-1→1-1, ◯◯, Nakagyo-ku,Kyoto-shi, Kyoto 604-〇〇〇〇, Japan - 電話番号
075-●●●●-●●●●→TEL:+81-75-●●●●-●●●●●
090-●●●●-●●●●→Mobile:+81-90-●●●●-●●●●
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