アウトソーシングとは、会社内部で行っていた、または新規に必要な一部の業務を契約によって外部の専門業者から調達することです。実際に自社でアウトソーシングを実施、もしくは検討している方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、電話営業(テレアポ)をアウトソーシングすることのメリットとデメリットを紹介します。
テレアポをアウトソーシングすることのメリット
すぐに大規模のテレアポを展開することができる
アウトソーシングをすることの1つ目のメリットは、すぐに大規模なテレアポを開始することができることです。
自社で大人数によるテレアポを行うには、人組織の立ち上げや人員の確保などが必要であり、すぐに開始することは困難です。
しかし、アウトソーシングをすることで、組織の立ち上げや人員の確保を行うことなく、すぐに大規模なテレアポを展開することが可能です。
外部の高いスキルや専門ノウハウを利用することができる
アウトソーシングをすることの2つ目のメリットは、外部の専門スキル及びノウハウを利用することができることです。
アウトソーシングにより提供されるのは、専門のプロフェッショナルによるサービスです。委託先の企業は、高い電話営業のスキルを持つことが期待され、その高いテレアポスキルを自社が利用することが可能です。また、外部の組織であり様々な業種の電話営業経験があるため、多様な視点やアプローチの方法などのノウハウも利用することができます。
採用・教育にかかる時間およびコストを削減できる
アウトソーシングをすることの3つめのメリットは、採用・教育にかかる時間およびコストを削減することができることです。
自社で電話営業の部署を立ち上げたいと考えたときには、人員を確保しなければなりません。また、採用後にはテレアポに関する教育も欠かせません。この採用・教育活動には、多大な時間とコストがかかります。
しかし、アウトソーシングを行うことで、採用・教員にかかる時間およびコストを削減することができ、コア業務への集中も可能になります。
テレアポをアウトソーシングすることのデメリット
自社で電話営業を行うより費用がかかる
電話営業をアウトソーシングすることの1つ目のデメリットは、自社で電話営業を行う場合より費用がかかることです。
自社で電話営業を行う場合には、人件費のみでテレアポを実施することが可能ですが、アウトソーシングを行った場合、1件当たりのコール単価は100~500円程度であると言われています。
従って、実際にアウトソーシングを検討されるときには、自社で行う場合にかかる費用とサービス費用、またそれぞれから得られる利益について比較する必要があるといえます。
営業管理を直接行うことが出来ない
電話営業をアウトソーシングすることの2つ目のデメリットは、営業管理を直接行うことが出来ないということです。
アウトソーシングは外部委託であり、営業マンの派遣ではないため、委託した電話営業活動は、自社のオフィスではなく代行会社で行われます。従って、委託先の会社が行っている電話営業活動を管理することは困難です。
また、管理できないことにより、自社に電話営業のノウハウが蓄積されないというデメリットも生じます。
情報流出のリスクが増える
電話営業をアウトソーシングすることの3つ目のデメリットは、情報流出のリスクが増えることです。
守秘契約を締結していても、電話営業活動に必要な自社の情報が完全に守られるとは限りません。但し、このリスクは自社の社員から情報が流出することもあるため、アウトソーシングを行う場合に限られたリスクではないといえます。
いかがでしたか?電話営業(テレアポ)をアウトソーシングするメリットとデメリットを理解していただけましたか?
すぐに大規模で専門ノウハウを持ったプロフェッショナルを利用できるメリットがある反面、費用がかかることや直接管理できないことなどのデメリットがあります。
きちんとデメリットも理解した上で、電話営業のアウトソーシングを検討してみてはいかがでしょうか。
新規営業の業務効率化にお困りではありませんか?
5万社以上が活用する企業情報サービスで、時間や手間を削減しましょう!
