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【例文付き】値引き交渉・価格交渉メール作成時の注意点を紹介
商品の値引き交渉や価格交渉をメールで行いたいけれど、どのような文面で作成すればよいのか分からず悩んでいませんか。
今回は、値引き交渉や価格交渉メールを作成する際の注意点と例文を紹介します。
目次
値引き交渉・価格交渉メールを送る際の注意点
「お願いしている」という姿勢を見せる
値引き交渉メールを送る際は、こちらが値引きを依頼する立場なので、「お願いしている」という姿勢を見せ交渉を進めることが重要です。
まず、日頃の取引の感謝を述べてから、「大変恐縮ですが」「心苦しいのですが」「ご事情もおありかと存じますが」などのフレーズを用いて、値引きの検討をお願いしましょう。値引きの依頼は、誰が見ても要望が理解できるよう簡潔に、丁寧な言い回しで伝えます。
値引きをお願いする理由や背景を説明する
値引き交渉メールの文面には、値引きを依頼しなければならない背景が、社会情勢によるものなのか、他社と比較し割高なのかなど、値引きを依頼しなければならない原因を明確に伝えましょう。値引きの理由や背景が明確でないのに、「価格を下げてほしい」と値引きの依頼をしてしまうと失礼にあたり、取引先からの信用が失われてしまいます。また、値引き交渉に使える資料やデータがあれば、添付することで説得力が増して効果的です。
値引きしてほしい金額を具体的に記載する
値引きや価格交渉メールには、どのくらい値引きを希望しているのか、具体的な数字を記載しましょう。そうすることで、相手から明確な返答がもらいやすくなります。値引きの理由や背景を伝える時と同様に、市場価格や他社価格との比較データを添付すると、相手が値引きについて検討しやすくなります。
値引き交渉に応じてもらえた際には直接お礼を伝える
値引き交渉や価格交渉のメールは送信して終わりではなく、値引き交渉に応じてもらった場合には直ちに電話でお礼を伝えましょう。そうすることで、よい信頼関係の維持につなげられます。
値引き交渉・価格交渉メールの例文
社会情勢が理由の場合
件名:価格再検討のお願い
株式会社○○
製造部 ○○様
平素は、格別のお引き立てを賜り、厚くお礼申し上げます。
●●株式会社 ●●です。
大変心苦しいのですがご相談がございます。
貴社よりご納入いただいております「製品番号:△△△△」は、納入初期から現在に至るまで、価格は改定されておりません。しかし、昨今の円高傾向などの社会情勢を考慮すると、10年前に設定した現在の価格▲▲円は現在の市場価格との開きが否めません。
申し上げにくいお願いではありますが、ご提示いただいた金額より○%の値下げをご依頼したくご連絡させていただきました。
添付資料として、市場価格の一覧を送らせていただきますのでご確認くださいませ。
なお、価格条件によっては今後のお取引も増やしたく思っております。その点を含みましても、ご相談させていただけますと幸いです。
ご多忙中のところ誠に申し訳ございませんが、ご検討の程何卒よろしくお願い申し上げます。
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●●株式会社 営業部
●● ●●
〒000-0000 ◇◇◇◇0-0-0
TEL:00-0000-0000・FAX:00-0000-0000
Email:◇◇@xxx.co.jp
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他社と比較して割高の場合
件名:価格見直しのお願い「商品番号:▲▲▲▲」
株式会社○○
営業部 ○○様
いつもお世話になっております。
●●株式会社 ●●です。
先日受領しました、「商品番号:▲▲▲▲」のお見積りついて社内で検討致しましたところ、誠に申し上げにくいのですが他社との差が大きく、ご提示の金額でお受けするのは大変厳しいとの結論に達しました。ご期待に添えず、申し訳ございません。
貴社にもご事情はおありかとは存じますが、他社のお見積りと同程度になるよう現行の提示価格より10%ほどお値引きいただないでしょうか。
できれば、貴社に発注したいと考えておりますので、お見積りを再検討いただければ幸いです。
また、弊社都合で誠に恐縮ではございますが、◆月◆日までにご返答頂ければ幸いです。
以上、何卒よろしくお願い申し上げます。
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●●株式会社 営業部
●● ●●
〒000-0000 ◇◇◇◇0-0-0
TEL:00-0000-0000・FAX:00-0000-0000
Email:◇◇@xxx.co.jp
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いかがでしたか?
今回は、値引き交渉や価格交渉メールを作成する際の注意点と例文を紹介しました。こちらの要望を聞き入れてもらうために、お願いしているという姿勢を崩さず、値引きの理由や背景が明確に伝わる文面にしなければなりません。
この記事を参考に、相手にスムーズに受け入れてもらえる値引き交渉や価格交渉のメールを作成してみてください。
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