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集団凝集性とは?高い組織の特徴やメリット・デメリットを解説

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「集団凝集性」という言葉をご存知ですか。

集団凝集性を向上させることによって、さらなる組織の成果や効率が期待できると言われています。
今回は集団凝集性の意味や、高い組織の特徴、高めることのメリット・デメリットを解説します。

集団凝集性とは、メンバーを引きつける、団結度合いや動機付けを表す

集団凝集性」とは、企業などの集団において集団そのものがそのメンバーを引きつけ、その集団への帰属を動機づける度合いを表します。つまり、集団凝集性が高い企業では、社員の「今の会社に所属し続けたい」という思いが強いということになります。このような思いを持っている場合、組織への貢献が見込めるため、離職率の低下やメンバーの生産性の向上に影響を与える要素として注目されています。

集団凝集性は2種類存在する

対人凝集性:メンバー間のつながりによる魅力

対人凝集性とは、メンバー同士が仲が良い・信頼しあっているなどの好意的な人間関係を築くことで発生する凝集性です。「自分は組織に必要とされている」「組織のメンバーを信頼できる」と感じることで、「今後も所属していたい」という気持ちが強まり、仕事へ責任感が生まれ、コミュニケーションが活発になるなどのメリットが得られます。

課題達成凝集性:集団に所属することで得られるメリットによる魅力

課題達成凝集性とは、「高い給与が得られる」「自分のやりたい仕事ができる」など、集団に所属していることによって得られる魅力に由来する凝集性です。組織において活躍できる場の多さ、福利厚生が充実しているなどが挙げられます。「所属し続けることで恩恵を受け続けたい」という思いを持つことから、組織への貢献意識やモチベーションの向上に繋がります。

集団凝集性を高く保つメリット

離職率の低下や生産性の向上につながる

集団凝集性の向上によって、メンバーの「集団に所属し続けたい」「集団のために貢献したい」という思いが高まります。この結果、メンバー間に友情や信頼関係が生まれ、集団内に一体感と協力関係を生みます。

このような組織では苦しい時に互いを支え合う文化が生まれたり、相談相手がいることから組織への不満が溜まりにくい、「集団を抜けたい」という思いの削減が期待でき、離職率が下がります。また、「信頼しているメンバー・組織のために貢献したい」という思いから貢献意欲が高まり、生産性が向上することが期待できます。

より高い成果を目指すことができる

集団凝集性が高い組織ほど、各メンバーが同じ方向に向かって努力することが可能になります。売上の増加など、全員が共通の目標を持って仕事に取り組むことで、困った際には互いに協力しあい、目標に対する意識を高め合うことができるため、高い成果を目指せます

目標の達成に向けてチームを作り上げる方法(チームビルディング)については、以下の記事を参考にしてみてください。

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チームビルディングで目標達成できるチームへ|工程とポイントを紹介円滑に業務を行うためにチームビルディングをしたいけれど、どのように行えばよいのか分からない、という方もいらっしゃるのではないでしょうか?...

集団凝集性を高く保つデメリット

多様な視点を失う可能性がある

集団凝集性を高めると、組織の一体感や帰属意識を生むことができますが、集団凝集性が間違った方向に高まってしまうと、組織に悪影響を及ぼしてしまいます。具体的には、組織内で互いを監視し合う習慣が生まれたり、自分たちを客観的に見られなくなり、組織が悪い方向に向かった時に誰も止めることができなくなってしまいます。これを防ぐために、1人のリーダーが強い力を持たないような組織づくりや、外部との接触機会を設けることで、自分たちと異なる意見も受け入れる習慣を作りましょう

規範意識が低ければ、規範違反が増えてしまう

メンバー間でルールを守ろうとする規範意識が低いまま集団凝集性が高まってしまうと、組織内での規範違反が増えてしまう可能性があります。メンバー間に馴れ合いが発生してしまい、「意図的にルールを守らなくなる」「互いに注意することを怠るようになる」といったことが常態化してしまいます。その結果、組織全体の成長が止まってしまい、かえって効率が下がってしまうことや、組織内で不正が起きてしまう可能性があります。

集団凝集性が高い組織の特徴

  • ともに過ごす時間が長い
    部署全体で行動することが多い場合や、職場以外での交流が多い場合、コミュニケーションの機会が増え、集団凝集性が高まります。
  • 小規模の固定されたメンバーで活動している
    決まった数人でプロジェクトに取り組むことが多い場合、仕事を通じて信頼関係が生まれ、集団凝集性の向上を期待できます。
  • 共通の敵が外部に存在する
    ライバル社や競合部署など、組織全体にとって共通の敵が存在している場合、全員で競争に勝とうという想いから団結力が生まれ、集団凝集性の向上が期待できます。
  • 集団で成果を残している
    社内でチームが売上などの成績を残し、メンバー全員の成果が認められた場合、互いを認め合い、チームワークが生まれることで集団凝集性の向上が考えられます。
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