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アカウントマネージャーとは|役割や業務内容、求められる能力を紹介
アカウントマネージャーという役職はご存知ですか。アカウントマネージャーは、法人企業に対して宣伝活動の提案を行います。今回はアカウントマネージャーの概要や業務内容、求められる能力を紹介します。
目次
アカウントマネージャーとは、Webを用いた宣伝活動などの提案を法人に行う役職のこと
アカウントマネージャー(account manager、AM)とは、法人に対してWebやモバイルを用いた宣伝活動の提案などを行う役職のことです。アカウントは「広告主」という意味で、マネージャーは「管理者」という意味です。アカウントエグゼクティブ (account executive、AE)や、アカウントレプレゼンタティブ (account representative) などと呼ばれる場合もあります。
また、アカウントマネージャーはアカウントや部門ごとに配置される場合や、地区・地域ごとに配置されることもあります。
アカウントマネージャーの役割の変化
1990年代のインターネット黎明期から普及期にかけてのアカウントマネージャーの役割は、バナー広告やテキスト広告などの純広告の提案が主でした。
しかし、今日では様々なマーケティング手法が開発されています。それにともない、アカウントマネージャーの業務内容は、リスティング広告やターゲティング広告などの成果報酬型の広告や、SEO対策、プロモーションサイト制作などインターネットを活用した宣伝活動全般の提案へと変化しています。
アカウントマネージャーの主な業務内容
プロモーション活動の提案
プロモーション活動の提案は、アカウントマネージャーの主業務の1つです。この場合の「プロモーション」とは、企業のマーケティング戦略の改善や策定に有効であるとされる「4P」というフレームワークの中の1要素を指します。「4P」のプロモーションとは、商品やサービスを消費者に認知させ、購買意欲を喚起させるための行動のことです。
アカウントマネージャーは、テレビや雑誌の広告、展示会やイベントへの出展など、顧客にふさわしいプロモーション活動を見極め提案することが重要です。また、プロモーションは単発で個別に実施するのではなく、一貫性を持たせて行うことが大切です。
4Pの詳細は、以下の記事をご参照ください。
顧客の営業戦略の立案
アカウントマネージャーは、顧客が売上目標を達成できるように分析や検証を行い、営業戦略を立案します。また、営業戦略を元に営業企画を立案し、実行に向けて行動する必要があります。アカウントマネージャーは、営業戦略・企画の効果を測定し、顧客が売上達成できるように導くことが大切です。
顧客のフォロー
アカウントマネージャーは、提案した施策の結果を顧客に報告しなければなりません。プロモーション活動の提案や営業戦略の立案だけでなく、顧客との間に発生した問題を把握、管理し解決に導く必要があります。
アカウントマネージャーに求められる能力
各媒体の活用能力
アカウントマネージャーに最も必要とされる能力は、各媒体の活用能力です。また、Webやモバイル、デジタルメディアを用いた宣伝活動を提案するためには、媒体の活用能力に加えて、社会的な責任や法・道徳などに対する常識的な知識も必要です。
企画力・提案力
アカウントマネージャーには、クライアントやデータ分析から得られた情報、および自身の経験を元に的確な企画を立案する能力が求められます。また、顧客の要望を全て聞き入れるのではなく、目標を達成するために何が必要なのかを判断し、取捨選択を行う能力も大切です。
コミュニケーション能力
アカウントマネージャーは、顧客の課題や要望などを聞き出さなければなりません。そのためには、相手が話しやすいような雰囲気作りをしたり、質問を投げかけたりするコミュニケーション能力が必要です。
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