ビジネスマナー

お辞儀で好印象を与える!角度の使い分けやマナーを解説

「場面に応じた適切なお辞儀が分からない」「上司にお辞儀がなっていないと注意された」という新社会人の方も多いのではないでしょうか。
今回は、角度によるお辞儀の使い分けとマナーを紹介します。

場面によってお辞儀の角度を使い分ける

日常の挨拶では15度の「会釈」

出社や退社、自分が入退室するときや廊下で来訪者とすれ違うときなど、日常動作を行う際は15度の「会釈」で軽くお辞儀をします。また、来訪者に対して「かしこまりました」や「少々お待ちください」といったフレーズを用いた後にも、会釈でお辞儀をするようにしましょう。体を傾けたときに3メートル先の地面に目線がいく程度の角度が目安です。

お客様の出迎えや見送りでは30度の「敬礼」

「敬礼」は最もスタンダードなお辞儀です。オフィスの玄関先でお客様を迎えるときや、自分がお客様のもとを訪問するとき、また目上の人に対する挨拶を行うなど、お客様や目上の人に対する敬意を表す際は30度の「敬礼」でお辞儀をします。「いらっしゃいませ」や「よろしくお願いいたします」などのフレーズを用いた後には、敬礼をするようにしましょう。体を傾けたときに1.5~2メートル先の地面に目線がいく程度の角度が目安です。

感謝や謝意を表すときは45度の「最敬礼」

クレーム対応や成約に至ったときなど、謝罪や感謝の気持ちを表すときには45度の「最敬礼」でお辞儀をします。葬祭など改まった場でも用いる最も深いお辞儀であり、多用することは好ましくありませんが、不自然な形にならないように練習しておきましょう。「ありがとうございました」や「誠に申し訳ございません」などのフレーズを用いた後に、最敬礼をすることがあります。体を傾けたときに1メートル先に目線がいく程度の角度が目安です。

どのような場面でも、お辞儀をするときの手の位置は同じと考えて良いでしょう。男性なら自然に体の横に手を合わせ、女性ならおへその下くらいで軽く手を重ねるくらいの位置が目安です。
また謝罪の場面でない限り、お辞儀は笑顔で行うことが大切です。

 

和室でのお辞儀で気をつけたいこと

和室での正しいお辞儀も、社会人としてのマナーの一つです。接待を和室で行う場面も予想されますから、身につけておくようにしましょう。和室のお辞儀には以下のようなマナーがあります。

・立ったままのお辞儀はNG
和室では頭の高さで関係性をはかるため、必ず座った状態でお辞儀をしましょう。正座して膝の前に手を置き、お尻を浮かせないように腰を倒すと綺麗な姿勢でお辞儀をすることができます。また、座布団に座ったままお辞儀をするのは失礼にあたりますので、一度座布団から降り、畳の上でお辞儀をするようにしましょう。

・手や膝頭は揃える
座った状態でのお辞儀は、立ってお辞儀をするときよりも手や膝が相手からよく見えます。そこで手や膝頭が揃っていないと、だらしない印象を与えてしまいます。座ってお辞儀をする際は、指先まで揃えるように意識しましょう。

お辞儀で好印象を与えるポイント

「ファストイン・スローアウト」を意識する

お辞儀をする上でのコツの一つに、「ファストイン・スローアウト」というものがあります。これは「素早く頭を下げて、ゆっくりと元に戻る」という意味で、丁寧な印象を相手に与えることができます。一秒で腰を倒し、その後二秒かけて元に戻すくらいのテンポが目安です。

背筋はまっすぐ伸ばす

姿勢が悪いと、お辞儀の角度やテンポが適切でもだらしない印象を与えかねません。日頃から、歩くときや椅子に座るときも背筋を伸ばす習慣をつけ、美しいお辞儀ができるように意識しましょう。

壁に背を向けて立ったときに、「後頭部」「肩」「お尻」「かかと」が全て壁につくのが正しい姿勢です。自宅で一度、自分の姿勢が正しいかセルフチェックし、背筋が伸びた姿勢を習慣づけるようにしましょう。

一回のお辞儀を丁寧に行う

感謝や謝罪の気持ちが強いとき、それを伝えようとするあまり何回もペコペコとお辞儀をしてしまうことがあります。ですが、何回もお辞儀をすることで一回ごとのお辞儀が軽くなり、かえって誠意が伝わらなくなる恐れがあります。そこで、一回のお辞儀に気持ちを込めて、丁寧に行うことを心がけましょう。

また最敬礼など丁寧さが求められる場面では、お辞儀をしながら言葉を発するのではなく、「ありがとうございました」などと言ってからお辞儀をする「分離礼」を徹底しましょう。

日常の挨拶でも丁寧にお辞儀を行うことの重要性は変わりません。すれ違ったときは一度止まってからお辞儀をするなど、日頃から丁寧な対応を心がけて好印象を目指しましょう。

 

まとめ

いかがでしたか?お辞儀は社会人としての基本のマナーです。今回ご紹介したポイントを参考に、場に適した丁寧なお辞儀ができるようになりましょう。

新規営業の業務効率化にお困りではありませんか?
5万社以上が活用する企業情報サービスで、時間や手間を削減しましょう!