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【例文付】ビジネスにおける上司への相談メールの書き方・注意点は?
業務の進め方や意思決定、日程の調整など、何かと上司に相談をしたいことがあると思います。上司には相談に乗る時間と手間を割いてもらうので、失礼のない相談依頼メールを作成しなければなりません。
今回は上司にメールで相談をしたいときのメールの書き方、注意点を解説します。
目次
「相談」を使用するときの正しい語法
「ご相談」は2種類の意味を持つことがある
「ご相談」は自分が相談するときの語法と、相手からの相談を受け付けるときの語法があります。前者は業務についての助言を求める際に使用され、後者は取引相手からアフターサポートの一環として質問を受け付ける際などに使用されます。
自分が相談するときの「ご相談」の語法
社内や社外の目上の人に日程調整のお願いをしたり、上司に業務についての助言・意見を求めるときに使われるのが、自分が相談するときの「ご相談」です。
使用例としては、
・「次回の会議の日程についてご相談させてください」
・「ご相談事項が◯点ございます」
・「◯社の案件について、ご相談をしてもよろしいでしょうか」
などがあります。
また、類似するフレーズとして「ご相談させていただけますと幸いです」や、さらにかしこまった表現として「ご相談申し上げます」を使うことも可能です。
「ご相談」を使用する際のNG例
「ご相談ください」は相手に対して「質問をされても構わない」というニュアンスを含むため、取引先から相談を受け付ける場合には使用することができます。一方で、上司に対して使用することはNGです。
また、「ご相談に乗ってください」は自分の相談を敬語にしてしまうため、違和感があります。その他にも、「ご相談があるのですが」は、「ある」が敬語になっていないため、違和感を感じられてしまうこともあるのでNGです。
相談するビジネスメールを作成するときの書き方・注意点
件名で相談の内容が分かるようにする
上司に対して相談メールを送信するときは、相談の内容が分かりやすい件名を作成しましょう。
例えば、会議の日程調整に関する説明をしたい場合「次回ミーティングの日程調整のご相談」とすることができます。その他にも、業務に関する助言を求める場合は「〇〇の業務に関するご相談」を件名とすることができます。
冒頭・締めで敬意を示す
ビジネスメールにおける基本として、相談に乗ってくれている上司・取引先に敬意を示しましょう。
社内向けのメールなので、冒頭に「お疲れさまです」などとつけることが基本です。また、「ご相談があります」よりも「ご相談をしてもよろしいでしょうか」と疑問形にすることで、より相手を気遣っていることが伝わります。
また、締めに「ご面倒をおかけしますが、何卒宜しくお願い申し上げます」や「ご対応、よろしくお願いいたします」「お忙しいとは思いますが、ご検討お願いいたします」などとつけるといいでしょう。
相談の内容は簡潔にわかりやすく書く
読みづらく、何について相談したいのかが分かりづらいメールは、相手に不親切です。
そこで、冒頭で「〜についてご相談があります」とすることや、複数の相談をしたい場合は本文中で相談したい事項を箇条書きで並べることで、相手にとって読みやすいメールを作成できます。
例として、
来週の会議について2点ご相談がございます。 1)日程について 火曜日に会議を行うとのことでしたが、何時がご都合がよろしいでしょうか。 2)会議内容について ◯◯の案件について、資料の一部を変更したので一度ご確認していただけますと幸いです。 |
などのようにすると見やすくなります。
直接相談したい場合は、相手の予定を確認する
メールでの返信ではなく直接相談したい場合は、相手がいつなら都合がいいか確認しましょう。その際、おおまかに何についての相談であるか書いておきましょう。
例: 〇〇社の案件の予算についてご相談したいのですが、本日中にご都合のよろしい時間はございますか。 |
相談に乗ってもらったことへのお礼メールを送る
上司に相談に乗ってもらった場合、お礼メールを忘れずに送信しましょう。
お礼メールはなるべく早めに作成し、遅くても相手の次の日の就業時刻までに送信しましょう。
テンプレートのような文章を多用することは避け、相手に感謝が伝わるお礼メールの作成を心がけましょう。
上司に相談する際のビジネスメールの例文
件名:◯◯社の案件の進め方についてのご相談
△△部長 お疲れさまです。営業部の▲▲です。 先方には商品Aを提案するとのことでしたが、□□課長から過去の購入履歴を踏まえて商品Bを提案すべきではないかとのご意見をいただきました。 お忙しいとは思いますが、ご返信のほど、よろしくお願いいたします。 営業部 ▲▲ |
いかがでしたか?
今回は上司に相談メールを送りたいときの書き方や注意点を紹介しました。
この記事を参考に、上司に失礼のない相談メールを作成しましょう。
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