組織マネジメント

ビジネスで必要なリーダーシップとは?目標達成に必要な力を紹介します

リーダーシップをとりチームの目標を達成したいけれど、なにから始めればよいのかわからない、と悩んでいませんか?

今回は、リーダーシップをとるために必要な行動を紹介します。

リーダーシップとは、目標達成のために行動を促す力のこと

リーダーシップとは、組織で掲げた目標に向けてチームを導き成果を出す力のことです。昨今では、リーダーシップは才能や素質ではなく、後天的に身に付け発揮できる力という考え方が多いです。

オーストリアの経営学者ピーター・ドラッカーは「仕事」「責任」「信頼」の3つの要素がリーダーシップの定義だと示しています。3つの要素の詳細を以下で説明します。

  • 「リーダーシップは生まれ持った資質ではなく「仕事」である」
    目標や基準、優先順位などを定め、維持・行動することが必要です。
  • 「リーダーシップは地位や特権ではなく「責任」である」
    リーダーとしてチームの行動を支援し責任を持つことが必要です。
  • 「リーダーシップは「信頼」である」
    リーダーとしてチームのメンバーに対する責任を持つことで、信頼が得られます。

リーダーシップとマネジメントの違い

リーダーシップとよく似たものでマネジメントがありますが、役割や必要なスキルなどが異なります。
リーダーシップとマネジメントの詳しい違いは以下の表をご覧ください。

リーダーシップ マネジメント
目的 組織の変革 組織の保守・管理・運用
役割 目標の提示・模範・整備など 目標達成・維持・調整など
視野 未来的かつ長期 現実的かつ短期
必要なタイミング 変化が必要なタイミング 目標を確実にやり遂げる
タイミング
スキル 行動力・決断力
コミュニケーション力など
管理能力・調整力など

リーダーシップはメンバー全員で発揮するとより効果的

リーダーシップは、役割を担う人だけが持つべきスキルだと考えられている場合が多いですが、実際はメンバー全員がリーダーシップを発揮することが重要です。

チーム全員がリーダーシップを発揮するメリット
・視野が広がり、仕事が円滑に進む。
・主体性が増し、仕事へのモチベーションが高まる。
・メンバーの行動によって、リーダーや上司が刺激を受けチームの空気がよくなる。

リーダーシップをとるために必要な8つの行動

リーダーシップ論の世界的権威であるイギリスのジョン・アデアは「リーダーシップ行動論」で、リーダーシップに必要な8つの行動を示しました。

1. 仕事を明確に提示する

リーダーは仕事の全体像を把握し、チームと個人に対し仕事の目標を明確に提示する必要があります。提示すべき内容の項目の頭文字をとったものに「SMART」というものがあります。「SMART」の詳細を以下で紹介します。

  • 具体的(Specific)
  • 測定可能(Measurable)
  • 達成可能(Achievable)
  • 現実的(Realistic)
  • 期限付き(Time Constrained)

2. 計画する

次にリーダーが実行するべき項目は「計画」です。単に計画を立案するのではなく、不測の事態に備えた計画の立案など、さまざまなケースを想定し複数の代替案を計画することが重要です。

3. 説明する

仕事の目的や計画、目標達成のアクションプランや進捗状況などを事前に説明します。そうすることで、情報共有が促され各メンバーの役割が明確になります。

4. 統制する

リーダーはチームでの仕事が効率的に進められるよう、分散しがちな個々のエネルギーを一つの方向へ向ける必要があります。メンバーに対して具体的な指示を与えたり、行動を監督するなどコントロール能力を発揮する必要があります。

5. 評価する

リーダーは、チームが得た仕事の結果から業績を評価し、メンバー個々の査定を行います。そのため、リーダーには人を正しく評価し見極める能力が求められます。うまくいかなかった点だけでなく、成功した点に対しても改善策を特定しバージョンアップにつなげます。仕事の過程を振り返り、評価の結果から指導を行うことも重要です。

6. 動機づけする

リーダーはメンバーに対して、成功を褒めたり報酬を与えたりするなど、メンバーが自らモチベーションを持つよう動機づけを行う必要があります。リーダーが部下に動機付けるための8つの指針を紹介します。

  1. リーダー自身がやる気になる
  2. モチベーションの高い人物を選び出す
  3. 各人を個人として扱う
  4. 現実的で挑戦的な目標を設定する
  5. 前進はモチベーションとなることを肝に銘じる
  6. 意欲をかき立てるような環境をつくる
  7. 公平に報酬を与える
  8. 認める

7. 組織化する

リーダーは自分が率いるチームを、一貫性を持ったチームとして組織する必要があります。そのため、組織構造やプロセスを順序立てて考え、メンバーの役割を明確にし、チームの方向性を揃えることが重要です。

また、すでに組織したチームに対しても、業務時や方針転換時などのタイミングで、一貫性を持てているか見直すといいでしょう。

8. 模範となる

リーダーは常に周りから見られていることを意識し、個々のメンバーだけでなく組織全体に対して、自ら先に立ち模範を示す必要があります。リーダーの姿を見て部下が育つということはどの世界にもあるので、良い行動規範がチーム全体に浸透するようポジティブな規範を示しましょう。

まとめ

いかがでしたか?

今回は、リーダーシップをとるために必要な行動を紹介しました。目標を達成するために、仕事を明確にしチームを統制できるよう、この記事を参考にしてみてください。

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