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おすすめのRPAツール8選|ツールの種類や導入時のポイントも解説

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RPAを導入すれば、事務作業を大幅に効率化することができます。
しかし、RPAを導入するにはツールの種類や特徴などを押さえておかなければなりません。

今回は、RPAツールの種類やおすすめのRPAツール、導入時のポイントについて解説します。

RPAとは、ソフトウェア型ロボットによって作業を代行・自動化すること

RPAとは、PC上で行われる事務作業を、ソフトウェア型ロボット(デジタルレイバー)によって代行・自動化することを指します。業務量を削減できるため、働き方改革の推進や労働力人口の減少を受けて近年注目されている考え方です。

RPAを導入するメリットには、次のようなものがあります。

  • 業務を効率化できる
  • 人件費を削減できる
  • クリエイティブな業務に集中できる
  • 人的なミスが減る

RPAについては、次の記事でより詳しく説明しているので参考にしてみてください。

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RPAツールには、デスクトップ型とサーバー型がある

RPAツールには、デスクトップ型とサーバー型の2種類が存在します。

デスクトップ型のRPAツールは、PC1台ごとにソフトウェアをインストールする形態のものです。各PC内の作業に特化した自動化が可能であり、ユーザー単位での管理や導入が可能です。導入の初期費用も少額なため導入しやすい反面、大量のデータの処理には向いていません。

一方、サーバー型のRPAツールでは、サーバー単位でソフトウェアをインストールし、運用・管理を行います。大量のデータを一括で処理でき、業務や部署を横断した運用が可能です。しかし、初期費用や維持費は数百万~数千万円程度必要になります。

さらに、近年ではクラウドサービスを利用したRPAツールも登場しています。

RPAを導入する際に確認するポイント

RPAを導入する際には、次の点を確認する必要があります。

  1. 対象業務を標準化できるか
    この標準化とは、作業の手順やルールを明確にし、定型的なものに落とし込むことです。RPAはPC上の定型的な業務を自動化するためのツールであるため、まずはRPAを導入したい業務が標準化できるかを確認する必要があります。
  2. RPAツールの設定変更が容易であるか
    作業の手順や内容に変更があった場合には、RPAツールの設定を変更する必要があります。しかし、ツールの中には設定変更にプログラミングなどの専門的な技術を要するものもあり、思わぬ手間がかかってしまうおそれがあります。
    現場のユーザーが設定を変更できることは、重要なポイントです。
  3. 費用対効果
    RPAを導入した場合、初期費用に加えて維持費が発生します。特にサーバー型のRPAツールの場合は費用が高額になるため、導入に見合った効果が得られるかは入念に検討しておく必要があります。

おすすめのRPAツール8選

WinActor

WinActorはNTTグループが開発した、4800社以上の導入実績を誇るRPAツールです。Windows端末で機能するソフトウェア全般における自動化が可能なツールで、日本語に完全対応しており、プログラミングスキルがなくても運用が可能です
WinActorはデスクトップ型RPAツールですが、各PC上での稼働実績や予定をサーバーやクラウド上から管理できる専用ツールも存在し、大規模な運用にも対応しています

BizRobo!

BizRobo!は、RPAテクノロジーズ株式会社が提供するRPAツールです。サーバー型の「BizRobo! Basic」や、デスクトップ型の「BizRobo! mini」などの製品を展開しています
BizRobo!の特徴は、高いセキュリティ性能にあります。また、ドラッグアンドドロップで直感的に操作できることも魅力のひとつです。

Blue Prism

Blue PrismはイギリスのBlue Prism社が提供するRPAツールで、サーバー型ツールに加えてクラウドでのサービスも展開しています。セキュリティ性能が高く、大手企業や金融機関・医療機関などにおける大規模運用の実績も豊富です。
AI技術との連携も可能であり、作業のデジタル化を促進できるRPAツールです。

UiPath

UiPathは、ルーマニアのUiPath社が開発したデスクトップ型・サーバー型のRPAツールです。ドラッグアンドドロップや、人の行動を記録して再現する「レコーダー」機能によって、誰でも簡単に操作できます
クラウドで使用される製品や仮想デスクトップにも対応可能で、Microsoft社のソフトやXAML書式にも適用できます。

Robotic Crowd

Robotic Crowdは、株式会社チュートリアルが提供するクラウドを利用したRPAツールです。クラウドサービスを利用するため、サーバーや個別のソフトウェアの準備は不要です。
ブラウザから一連の業務フローを記録することが可能で、WindowsとMacのどちらでも利用できます。

SynchRoid

SynchRoidはソフトバンク社の開発したRPAツールで、デスクトップ型とサーバー型の両方が提供されていますプログラミングなどの専門技術がなくとも構築可能で、導入支援やトレーニングなどのサポートも充実しています。

Automation Anywhere

Automation Anywhereは、アメリカのAutomation Anywhere社が提供しているサーバー型のRPAツールです。機械学習や自然言語処理の技術が用いられており、一部の非定型業務の自動化にも対応しています。オプションを購入することで、光学式文字認識やJavaなどとの統合も可能になります。

Autoジョブ名人

Autoジョブ名人は、ユーザックシステム株式会社が提供するRPAツールです。ツールの稼働安定性を重視しており、サポート体制も充実しています。
同社は、Web関連業務のRPAに特化した「Autoブラウザ名人」などのツールも提供しています。

まとめ

いかがでしたか?

RPAを適切に導入できれば、業務の効率化や人件費の削減に役立ちます。

この記事を参考に、RPAツールを選ぶ際のポイントについても押さえておきましょう。

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