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VUCAの時代に求められる人材になるには?OODAループも紹介

VUCA(ブーカ)という言葉をご存知ですか?VUCAは将来が予測不可能な状態であり、社会環境が複雑化した現代を指す言葉です。

今回はVUCAの時代に求められることや、VUCA時代に必要とされる思考法について解説します。

VUCAとは将来の予測が不可能な状態のこと

VUCA(ブーカ)とは、社会が複雑化し、想定外の事態が次々と訪れて、将来の予測ができない状態のことを指します。将来の予測が不可能となる4つの原因の頭文字を取って、VUCAと名付けられています。VUCAのそれぞれの要素は以下の通りです。

Volatility(変動性)

Volatility(変動性)は、社会の仕組みやIT技術などのテクノロジーの発達によって、変化の質や量が予測できないことを表す要素です。また、技術などが発達するだけでなく、それに伴って顧客ニーズも変化する場合があります。

技術の発達に伴う顧客ニーズの変化の例としては、若者のテレビ離れが挙げられます。最近の若者の中には日常生活にテレビが必要ではないと考えている人が数多くいます。これは、スマートフォンの普及に伴って、YouTubeやAmebaTVなど、好きな動画を楽しめる媒体がテレビ以外にも出現したことに起因するでしょう。

Uncertainty(不確実性)

Uncertainty(不確実性)は、気候の変化や政治の動向によって、確実な将来は予測できないことを指しています。地球温暖化に伴う気温上昇などの気候変動や、国のトップが変わることによる国家間の緊張の変化などが挙げられます。このような不確実性が伴う状況下では、ビジネスの見通しを立てるのが難しいといえます。

また、終身雇用制度や年功序列賃金の廃止など、個人の不確実性も高まっています。

Complexity(複雑性)

Complexity(複雑性)は、業界や国家を越えて事業を展開する企業が増える一方で、個人や組織が抱えるビジネス上の課題は複雑化していることを指します。例えば、世界ではQR決済などのキャッシュレス化が進んでいますが、日本では導入店舗の受け入れ体制や、現金信仰などの価値観の違いがあり導入に結びついていない例が挙げられます。

Ambiguity(曖昧性)

Ambiguity(曖昧性)は、現代がVolatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)の3つが絡み合った時代であるため、絶対的な正解を導き出すのは不可能であるということを指しています。例えば、日本ではベンチャー企業に積極的に投資するベンチャーキャピタルがメジャーとなりましたが、「投資が絶対に利益に繋がるとは言えない」という曖昧さがあります。

VUCAの時代に求められる人になるには?

明確なビジョンを持つ

VUCA時代は将来が予測不可能であるため、次々と変わりゆく状況に臨機応変に対応する必要があります。そのためには、個人・組織に関わらず、判断の指針となるビジョンを持つことが大切です。明確なビジョンを持つことで、将来が予測できない状態の中でも目標を目指した行動ができるため、その場しのぎの行動をせずに済みます。

企業や組織、個人が社会の中で何を実現したいのか、どうなりたいのかを念頭にビジョンを明確にしましょう。

情報を自分から収集し、変動を受け入れる

世の中は刻一刻と変化し続けるので、まずはその変化に対し素早く対応できるように、常に情報を収集し続けることが大切です。そして、得た情報が受け入れ難い情報であっても、ひとまずは受け入れるようにしましょう。目を背けずに受け入れることで、自分が取るべき行動を考えるなどの対応ができます。

VUCAの時代では常に学び続け、必要があれば自己変革していくことが大切です。

決断する習慣をつける

目まぐるしく変化する時代では、何を選ぶかを常に決断する必要があります。そのため、普段から決断する習慣をつけることが大切です。また、決断したら、その選択に責任を持ち、結果が出るまで集中してやりきるようにしましょう。

VUCAの時代における意思決定の主流はOODAループ

VUCAの時代をうまく生き抜くための思考法として「OODA(ウーダ)ループ」があります。 OODAループは、次の4つのステップから成ります。

  1. Observe(観察)
  2. Orient(仮説立案・方向づけ)
  3. Decide(意思決定)
  4. Act(行動)

OODAループは、対象の観察から始まるため、次々と変化する状況に対応しやすいフレームワークと言われています。

OODAループについて詳しく知りたい方は以下の記事を参照してみてください。

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まとめ

いかがでしたか?

VUCAの時代では刻一刻と変化する状況に対応していく力が求められます。この記事を参考にVUCAの時代やOODAループに関する知識を深めていきましょう。

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