「営業が辛い…」と感じている人は多いのではないでしょうか。実際、ノルマが達成できなかったり、結果のみ評価されたり、辛い場面が多いのかもしれません。しかし、辛い原因を突き止められると、辛さは和らぐ可能性があります。
今回は、営業が辛いと思う原因と解決方法を合わせて紹介します。
営業が辛いのは自分だけじゃない
「営業は辛い」とよく聞きますが、実際はどうなのでしょうか。
マイナビ学生の窓口が社会人男女435人に取ったアンケートでは、営業職に就いている半数に当たる51.9%が「営業職は辛い」と答えました。これは、営業パーソンの2人に1人という割合です。以下は、アンケートの中で聞かれた辛い理由の一例です。(参考:https://gakumado.mynavi.jp/freshers/articles/33900)
【営業が辛いという意見の一例】
- 営業目標がしんどい
- 厳しいノルマがある
- 契約を無理やり取ってこないといけないから
- コミュニケーションはあまり得意ではないから
営業が辛いと思う原因と解決方法
ノルマが厳しくて辛い
営業の業務を行う上で避けられないのがノルマです。月間や半期などで設定されているノルマを達成していないと、責任やプレッシャーを感じ、辛いと思う原因になるでしょう。
ノルマが達成できず辛い場合は、「なぜ達成できないのか?」「原因は何か?」を紐解いて考えてみましょう。
例えば、販売数が伸びない原因は「顧客に対するアポ数が少ないのか」または「プレゼン力が悪いのか」など紐解いて考えることで、ノルマを達成するために必要な要素がおのずと見えてきます。それらをノルマの達成時期から逆算して考えて、業務の流れを構築していきましょう。
結果しか見られなくて辛い
営業はノルマが課せられていることもあり、過程よりも結果を重視すると言われています。そのため、ノルマを達成できなければ、それまでに積み上げた過程の評価も得られないことが辛く感じてしまいます。
営業活動の結果しか見られないという状況では、結果を伸ばし続けるしかありません。一方、継続的にノルマを達成していると、結果を出し続けている営業手法として、おのずと過程も評価されるようになります。結果を出し続けられる営業手法を身に付けましょう。
顧客を騙しているようで辛い
自社の商品やサービス自体に自信が持てず、売ることで顧客を騙しているように感じ、辛くなってしまう営業パーソンも多いようです。さらに、嘘をついているわけではなくても、話術により契約まで導いたことを騙していると感じてしまうおそれもあります。
まずは、自社の商品やサービスについて詳しく勉強し理解しておきましょう。その上で「相手先に商品を使ってもらったため、このような価値を与えられた」という考え方を持つことが重要です。
また、上司や同僚などに相談することもおすすめです。自分1人では思いつかないような、新たな視点を得ることができる可能性があります。
テレアポ・飛び込み営業が辛い
営業の中でも、テレアポを取る業務や飛び込み営業は成果に繋がりにくく、特に辛いと言われています。また、相手側からすると突然電話をかけてきたなどという印象を受けるため、冷たい態度を取られてしまいます。
テレアポや飛び込み営業を成功させ乗り越えるためには、事前準備が重要です。相手方の企業の業種や商品などの基本情報を頭に入れておき、スムーズに話ができるように準備をしておきましょう。
また、テレアポや飛び込み営業では「断られるのが当たり前」という気持ちを持っておくこともおすすめです。特に飛び込み営業は、一昔前の営業手法というイメージを持つ企業も少なくありません。門前払いをされず話を聞いてもらえればラッキーという心構えを持っておきましょう。
テレアポが辛いと思う理由と解決方法については、以下のページにも詳しく書いていますので、参考にしてみてください。
本当に営業が辛い場合は転職も考える
営業が辛いというのは「手法が辛い」と「職種が辛い」という2種類に分けられます。
手法が辛い場合には、営業にも様々な種類があるため、異なる営業の形態に挑戦してみるのもおすすめです。新規営業が辛いのであればルート営業に変えてみたり、個人営業から法人営業に変えてみたりしましょう。これまで積み上げてきた営業スキルやコミュニケーションスキルを違う形で活かすことができます。
一方で、営業という職種自体が辛い場合は、社内でのジョブチェンジや他の職種で転職してみるのも1つの手です。営業で得たスキルは、他の職種でも役に立つこともあるでしょう。
いかがでしたか?
「営業は辛い」とよく言われますが、実際に2人に1人が何かしらの原因で辛いと感じています。営業が辛い原因を特定し、解決策を見つけて対応していきましょう。
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