組織マネジメント

リーダーシップを発揮するために必要なスキル5選

「リーダーシップを発揮できるようになりたいが、具体的にどのようなスキルが必要か分からない」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで今回は、リーダーシップの定義や、それを発揮するために必要なスキルを紹介します。

リーダーシップとは、組織を維持して成果を出す能力

リーダーシップとは、一般的には「組織を統率・指導する能力」といった意味で解釈されます。そのため、多くの場合リーダーシップを発揮するには強いカリスマ性などが必要であると考えられます。しかし、経営学者のP.F.ドラッガーは、リーダーシップは「誰でも後天的に身につけられる能力」であるとして、以下のように定義しました。

  • リーダーシップとは、「つき従う者がいること」である
    ここでの「つき従う」とは、「強制力や地位によって従わせられる」ということとは異なります。日々の仕事ぶりからチームメイトが信頼を寄せ、自身の意志で従ってもらえる者が、リーダーであるとドラッガーは考えています。
  • リーダーシップとは、資質ではなく仕事である
    リーダーシップとは生まれ持った才能ではなく、「組織の使命を考えて目標を定め、それに向かって組織の体制を維持していく行動」であるとドラッガーは説明しています。
  • リーダーシップとは、地位や特権を持つことではなく責任を負うことである
    リーダーを地位や特権のある存在として考えるべきではなく、「最終責任を負う存在である」という考え方が必要です。リーダーは、部下を激励して前進させ、自身の誇りとした上で、すべての責任を負う覚悟と潔さを持つことが重要だと考えられます。

リーダーだけでなく、構成員すべてがリーダーシップを持つことが求められる

リーダーシップは、組織の中のトップだけが持つべき能力ではなく、組織を構成するすべてのメンバーが持つべきものと捉える必要があります。構成員一人一人が自主的な行動をもって、「信頼される仕事ぶり」「判断に責任を持つ」といったことを実践すれば、仕事の質の圧倒的な向上が見込めます。

リーダーシップを発揮するために必要なスキル

主体的に判断するスキル

指示を受けて仕事をするという受け身の姿勢ではなく、主体的に判断を下す姿勢を持つことは、リーダーシップを発揮するために不可欠なスキルです。このスキルを身につけるためには、「自分が指示を出す立場に立って、物事を考える習慣」を持つことが大切です。

与えられた仕事をただこなすだけでなく、「納期を短縮するにはどうすればいいか」「コストを下げるにはどうすればいいか」といった視点を持つように心がけましょう。

適切な目標や計画を設定するスキル

適切な目標を設定できることも、リーダーシップにおいて求められるスキルです。「いつまでに何を達成するのか」という目標を、実現可能な水準で、数値によって設定することで、構成員に対する具体的な指示が可能になります。

また、目標達成に向けた計画を立てる能力も重要です。構成員それぞれの作業量や能力を把握した上で状況に応じた計画を設定することで、スムーズな仕事の進行につながります。

部下を指導し、育成するスキル

部下を導くスキルも、リーダーシップを高めるために必要です。部下が理想としているキャリアについて話す機会を取り、それを認識した上で仕事を適切に割り振りすることで、部下の成長をサポートできます。また、個々の能力に応じた指導を行うことで、チーム全体のパフォーマンス向上が期待できます。

異常を見抜くスキル

日頃からメンバーの様子やチーム全体の進捗に注意し、異変をすぐに察知できる能力も、リーダーシップの発揮において重要です。少し部下の挙動に違和感を感じていたところ、実は重大なミスを隠そうとしていた、ということも考えられます。

また、チーム全体の仕事にアンテナを張り、ミスや見落としがないか確認したり、目標と実績とのギャップやその原因を探ったりするなど、チーム内の異常に気が付けるようにしておくことも大切です。

コミュニケーションスキル

コミュニケーションスキルも、リーダーシップを発揮するにあたりとても重要です。主体的な判断や部下の育成など、リーダーシップにおいて大切な要素は多くありますが、それらは十分なコミュニケーションのもとに成立するものだと言えます。

リーダーとして仕事を進めていく上では、自分以外の人を上手に動かすことが必要です。そのため、相手の視点で物事を考え、理解しやすい表現で伝えるようにすることが、リーダーには求められています。

まとめ

いかがでしたか?リーダーシップは天性のものではなく、必要なスキルを持つことで後天的に身につけられるものです。今回紹介したポイントを参考にして、リーダーシップを発揮するのに必要なスキルについて理解を深めましょう。

新規営業の業務効率化にお困りではありませんか?
5万社以上が活用する企業情報サービスで、時間や手間を削減しましょう!