営業メールを使い新規顧客を開拓をしたいけれど、どのようにすればよいか分からず困っていませんか?今回は、営業メールのメリット・デメリットと新規顧客開拓を成功に導くコツを紹介します。
目次
営業メールのメリット・デメリット
メリット
営業活動をメールで行うメリットには、以下のようなものが挙げられます。
- 送受信の時間的な拘束が少ない
営業メールは、送受信側どちらも時間や場所を調整せずとも好きなタイミングで用件を確認できます。通常の営業活動と違い、リアルタイムで会話をする必要がないため、お互いに時間的な拘束をされなくて済むというメリットがあります。 - メールの内容を再確認できる
営業メールは、相手とのやり取りをテキストという形で双方に残すことができます。あとからやり取りを再確認できるため、トラブルが発生した場合にはメールの内容をもとに対応できる点がメリットとして挙げられます。
デメリット
営業メールを送信する際のデメリットには、以下のようなものが挙げられます。トラブルに発展しないようデメリットを理解したうえで、営業メールを送信しましょう。
- 迷惑メールと間違われ開封されないことがある
ビジネスパーソンは日々多くのメールを受け取るため、迷惑メールと判断された場合、開封されず削除されることがあります。開封率を上げるため、メールの件名を工夫し迷惑メールと判断されないようにしなければなりません。 - メールが読まれているか確認できない
相手からの返信や問い合わせなどの反応がなければ、メールを読んでもらえたのか確認できないというデメリットがあります。
営業メールで新規開拓を成功に導くコツ
目標を設定し効果分析を行う
営業メールを送信し新規開拓につなげるには、「KPI」を設定しましょう。「KPI」とは、目標を達成するまでのプロセスを数値化して評価するための指標のことです。
メール営業でのKPIには、以下のような項目が設定できます。
- 到達数
メールの配信数に対してどの程度のユーザーに届いたかの数 - クリック数
メール本文中のURLがクリックされた数 - 開封率
メールが開封された数 - CV(コンバージョン数)
商品・サービスの購入や会員登録などユーザーが具体的なアクションを起こした数
「KPI」の詳細は、以下の記事をご参照ください。
最新の営業メールリストを用意する
営業メールを送信するにはまず、最新の営業メールリストを用意しましょう。効率よく営業活動を行うには、メールを送信する対象を絞り込む必要があります。営業メールリストを用意するには、以下の方法が挙げられます。
- 営業リスト作成ツール(SFA)を使用し自社で作成する
- 営業メールリストを購入する
- 営業メールリスト作成サービスを使用する
自社ドメインを取得する
GmailやYahoo!メールなどのフリーメールを使用するよりも、自社ドメインのメールアドレスから送信する方が会社への信頼性が高まります。そのため、営業メールで新規開拓するには、早めに自社ドメインを取得しておきましょう。
添付資料やデータは圧縮しておく
添付資料を送信する際は、あらかじめファイルをZIPなどに圧縮したり、データ転送サービスを利用したりしてデータを軽くしておきましょう。データが大きすぎると、送信はできても相手が受信できない場合があります。
件名は一目見て分かりやすいようにする
メールの件名は、一目見て理解できるよう簡潔で分かりやすくすることが重要です。不要なメールだと判断されないように、どのような内容で、何をしたいかを25文字程度で簡潔にまとめましょう。
件名の書き方の詳細は、以下の記事をご参照ください。
内容が理解しやすいよう簡潔な本文を作成する
営業メールの本文も件名と同様に、内容が理解しやすいよう簡潔な文章を作成しましょう。商品やサービスの紹介をだらだらと書くのではなく、相手にとってどのようなメリットがあるのかを簡潔に述べる必要があります。そのためには、1文の長さは長すぎず、言い回しはシンプルにしましょう。また、先に結論を述べてから理由を書くと相手に伝わりやすい文章が作成できます。
誤字脱字や文字化けに気をつける
文字化けしているメールは、迷惑メールと判断されることが多く相手に不信感を与えてしまいます。機種依存の文字や特殊記号などは、文字化けの可能性があるため使用は控えましょう。
商談候補日を提示する
メール送信後スムーズに商談へつなげるため、商談候補日をこちらから提示しましょう。メール本文に商談候補日と商談を行う際の開始・終了時刻、商談場所などを記入します。候補日は3~4つ提示しておくと、相手は都合のよい日を挙げる手間が省けます。
日程調整メールの詳細は、以下の記事をご参照ください。
問い合わせや質問先を明記する
相手が興味を抱いた時、スムーズに問い合わせができるよう会社名や氏名、電話番号やメールアドレスなどの情報を明記しましょう。また、返信があればすぐに対応できる体制を作っておくことも重要です。
新規開拓につながる営業メール文例
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