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組織戦略とは|立案の際のアプローチ方法や成功に導くポイントを紹介

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企業経営を行うにあたって、組織の方向性を意識した戦略を取ることが企業の効果的な成長につながります。そのため、よりよい組織戦略を立てようと考えている企業も多いかと思います。
この記事では、組織戦略の立案の際のアプローチ方法や成功に導くポイントを紹介します。

組織戦略とは、理想とする組織の姿を実現するための方法のこと

組織戦略とは、理想とする組織の姿を実現するための手段や方針のことです。従業員や企業は組織戦略をもとに業務を進めていきます。企業に合った組織戦略を策定することで、方針が定まり従業員の能力を十分に生かして業務を行えるようになります。そのため、組織戦略の策定は企業が成長し、理想像を目指していく上で必要なものです。

事業戦略との違い

組織戦略と似た意味を持つ言葉に事業戦略があります。組織戦略は、理想の組織を実現するための手段や方針を考えることであり、強固な体制を持った組織の構築に有効です。

一方で、事業戦略とは、他社との競争を勝ち抜く手段としての理想の事業を実現するための手段や方針のことを指します。売り上げ目標などを掲げ、企業を成長させるためには事業戦略が有効です。

組織戦略を立案する際のアプローチ方法

企業にとってよりよい組織戦略を策定することは重要な課題の一つです。組織戦略を考える際に役立つアプローチ方法として「トップダウン・アプローチ」「ボトムアップ・アプローチ」があります。

トップダウン・アプローチ:CEOが外部環境の分析をもとに戦略を立てる

トップダウン・アプローチとは、CEOなどの経営トップが外部環境の分析を行い、組織戦略を立てて社員に実行させる方法です。策定した戦略が分析的で、定式化されたものになるという特徴があります。また、分析方法もオーソドックスなものであることが多いため、導き出される戦略も他の企業と類似したものになる傾向があります。

トップダウン・アプローチを成功させるためには、策定した戦略について経営トップが社員に十分な説明を行い、理解を得て受け入れられるようにすることが大切です。

ボトムアップ・アプローチ:現場の社員の提案をもとに戦略を立てる

ボトムアップ・アプローチとは、現場社員の組織戦略に関する提案によって意思決定を行うという方法です。実際に業務に取り組んでいる社員の提案を基に意思決定を行うため、環境の変化に対応した戦略を立てられるという特徴があります。また、トップダウン・アプローチと比べてオリジナリティが高く、競合他社から真似されにくい戦略が立てられるというメリットもあります。

ボトムアップ・アプローチでは、意思決定における責任の所在が明確でないため、より立場の高い役職の人が公認して、責任の所在をはっきりさせておくことが大切です。

組織戦略を成功に導くためのポイント

ビジョンを社内で共有し、理解する

組織戦略は、組織が理想の姿を実現させるための戦略なので、企業の理想像を表すビジョンを従業員が理解していることが大切です。従業員ひとり一人が日々の業務で目指すべき方向性を理解することで、組織戦略を効果的に実行できるようになります。

経営陣と現場間で意識を共有する

トップダウン・アプローチとボトムアップ・アプローチのどちらの方法であっても、現場の従業員と経営陣の意識を共有し、まとまりのある組織になることが大切です。そのために、現場と経営陣の意識共有を取りやすい環境を整えることが重要です。

また、意識共有により従業員の不満を発見したら、素早く対応し、解消できるようにしましょう。従業員の不満をためない方法として、相談窓口の設置なども有効です。

組織戦略の変更は慎重に行う

組織戦略を変更すると、組織の方向性も変わってしまうため企業のまとまりが無くなるおそれがあります。そのため、変更する場合には、従業員の理解が得られるような十分に説得力のある理由が必要です。組織戦略の変更は、従業員の反応などに注意して慎重に行うようにしましょう。

組織に適した人材を採用する

組織戦略は企業全体で協力して取り組まなくては、高い効果を発揮できません。そのため、どれだけ優秀な人材であっても、企業の方向性に合わなければ組織としてよい効果は見込めないでしょう。企業だけではなく採用する従業員のためにも、組織の個性を受け入れられる人材を採用することが大切です。

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