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営業は面白い!日本最大級の営業コンテスト「S1グランプリ」が目指す先

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法人営業・BtoBマーケティングに携わるビジネスパーソンを支えるMusubuライブラリでは、起業家やトップセールス・マーケターにインタビューを行い、働き方や成果を上げるために大切なマインドなどをお伺いしていきます。

今回は、セールスギルド株式会社代表取締役である古瀬様に、自社が開催する日本最大級の営業コンテスト「S1グランプリ」の魅力についてお伺いしました!

プロフィール

古瀬 貴大(ふるせ たかひろ) Twitter:@salesdesign2018
セールスギルド株式会社 代表取締役
1986年北海道出身。法人新規営業10年以上経験。
2018年から副業で営業顧問やアドバイザーとして複数社の営業支援を開始。
2019年から営業フリーランスとして独立。200名以上の営業相談、数社の営業支援開始。
2020年にセールスギルド株式会社を設立し、新規事業やスタートアップの営業立上げ支援を行う。
その他の活動として、日本最大級の営業コミュニティ「セールスギルド」(800名規模)の運営、日本最大級の営業の大会「S1グランプリ」(1,000名規模)の運営を行う。

営業の面白さを世の中に伝えたい。そんな想いから生まれた「S1グランプリ」


2019年9月に開催された、第3回S1グランプリの様子

自分が大好きな「営業」のチカラを、もっと広めたい。それがすべての始まりだった

-まずは、S1グランプリの主旨について簡単に教えてください。

「S1グランプリ」は「セールスNo.1グランプリ」の略で、一言でいうと、営業のNo.1を決めるイベントです。営業が好きな人がたくさん集まって、出る人はもちろん見る人の学びにもなり、何より「面白い!」と思ってもらえるイベントを目指しています。

-営業愛に溢れた人が集うイベントなんですね。

僕自身も営業が大好きです。1番はお客さんに喜んでもらえるから、というのがもちろんありますが、成果を出したら会社も喜ぶし、自分自身も認められて達成感を得られる。営業って、ちゃんと成果を出せば、みんなが幸せになれるんですよね。

だけど、営業というと結構ネガティブなイメージを持たれがちで、営業パーソンになりたい!という人はそう多くないのが現状。そんなイメージを変えて、「営業って面白い」と思ってもらえる、さらには「営業になりたい」と思ってもらえる世界を作るのが僕の目標です。
営業に関わる人たちが、営業のチカラで自己実現に向かっていけるようにサポートできればと思って尽力しています。この活動は、きっと日本の営業を良くすると信じています。

熱意を引き継ぐ形でS1グランプリの代表へ

-S1グランプリが始まったきっかけは?

元々S1グランプリは、僕が立ち上げたイベントではないんです。S1グランプリ自体は2018年12月に第1回が行われて、その後は年に2回くらいのペースで開催しているんですが、僕は3回目の2019年9月から参加しました。

その時は営業フリーランスになりたてで、S1グランプリの主旨に共感して参加し始めたんですが、最初から運営メンバーとして参加したわけではないんです。最初は、受付や椅子出しなどを担当していました。3回目の開催が終わった時に、当時の代表から「幹部にならないか」と誘われて、そこからかなり時間を投入して、運営に力を入れ始めました。

-その後、代表を引き継がれたんですね。

しばらくして当時の代表が運営から退くことになり、誰かが引き継がないとこの素晴らしい取り組みがなくなってしまう!と思ったので、僕が引き受けました。

引き継ぎはスムーズにできましたよ。その頃の僕はフリーランスで時間に融通がきいたので、仲間たちも「古瀬ならやれるだろう」と認めてくれたんです。前代表が幅広く声がけなどもしてくれていて、S1グランプリの中で人脈も広がっていたので、特に困ることはありませんでした。

やっぱり営業って面白い!S1グランプリを通して多くの人に伝わっていく実感


今回は、ZOOMでインタビューにお答えいただきました。

100名近い応募者の中から勝ち残ったトップセールスが技量を競う場

-では、S1グランプリの具体的なイベント内容について教えてください。

S1グランプリは、視聴者参加型のエンターテイメントイベントで、視聴者の投票によりトップを決めます。トップになるまでのノウハウを体系化して、臨場感のあるロールプレイングをしたり、様々な審査基準でNo.1を決めるんです。

まず100名近くの応募の中から、書類選考で人数を絞っていきます。そこで残った何十人もの人とがっつり面談して、ヒアリングを行います。
2〜3人の審査員が面談に参加して、その人をどんな風にすごいと思ったかなど、感じたことを話し合って点数をつけていくんです。例えば、お客様思考であるか、オリジナリティがあるかなど、いろんな側面から審査していきます。

-そうして選び抜かれたプレゼンテーターが本番に挑むんですね。

プレゼンテーターが決まっても、いきなり当日発表してもらうわけではありません。そこから僕たちも練習相手になったりして、本番でより実力を発揮してもらえるように伴走します。

こうしてイベント当日は、選ばれたトップセールスたちが、各々準備してきたものや日頃からの営業にかける熱意を思い切り発揮して、高いレベルで技量を競い合います。

個性豊かな武器を持つトップセールスたちの「本気の営業」が面白い

-S1グランプリの魅力はどんなところだと思いますか?

S1グランプリの面白いところは、何と言っても、100名から選ばれたトップセールスたちの「本気の営業」が見られるところじゃないでしょうか。「営業の技量を競う」と一言で言っても、その戦い方は十人十色。それぞれのどんな武器が飛び出すかというところも見所です。

-具体的には、どんな競い方をするんですか?

まずはプレゼン発表をしてもらうんですが、ここではその人の「1番だ」と思える武器や、得意分野を披露してもらいます。例えばこれまでの優勝者ですと、紹介営業が得意な方、ヒアリングが得意な方など。型にはまらないプレゼンは、学びになるだけでなく、面白いものです。

プレゼンの次には、ロールプレイングを行います。ここでは主に臨機応変力が試されますね。プレゼンと違って事前に準備できない分、より営業力が試されると言えるかもしれません。その人がこれまでセールスとして培ってきた経験を、瞬時にどう活かすか。視聴者も、自分の中にない発見が多く得られる瞬間だと思います。

-確かに、多くの学びがありそうです。

あとは、審査員のキャラがいい!というお声もよくいただきますね。個性豊かなメンバーが揃っているので、審査する側からの質問や対応も勉強になりますし、審査員同士で「今のどう思う?」なんてやりとりもあったりするので、僕も楽しんでいます。

4時間の長丁場なのにしっかり最後まで見てくれる視聴者が多いのは、「学べるだけじゃなくて面白い」というところが大きいはず。いろんな側面から、業界トップの思考と行動が学べます。

トレンドも味方して注目度が上がり、日本最大級の営業コンテストへ

-どのようにして注目を浴びるようになったのですか?

実は3回目と4回目の開催の間には、コロナの影響を受けて、オンラインでの開催がありました。本当は対面でやりたかったんですが、イベントの自粛が叫ばれている中でどうしても叶わず…。

そこで、審査員を増員したり、SNSの運営を強化し始めました。いろんな方とまずはネット上での関係性を構築して、オフラインでの交流も交えながら「知り合い」になってしまうんです。そうすれば、「今度こんなイベントを開催するのでご協力いただけませんか?」とお願いもしやすいですし、共感が得られれば協力もしてもらえます。

そうしてたくさんの方がTwitterなどでの拡散にもご協力くださって、Webからの流入がぐんと増えました。コロナが流行り始めた頃で、みなさんオンライン商談にもすごく興味を持っていたタイミングだったこともあり、集客が250人から一気に900人に増えたんです。

-3倍以上ですね!

注目度が高まることで、イベント自体はもちろん、参加するプレゼンテーターの認知度も上がり、個々にもスポットライトが当たりやすくなりました。こうして、営業パーソン個人が社外の人からも注目される機会が増えることで、今後もより高め合っていけるような場になればと思っています。

セールスの業界価値を上げていく—。営業という職種がもっと輝ける場所へ

実際に視聴者の行動を変化させているS1グランプリを、もっと多くの人に届けたい

-S1グランプリで得られるものは?

僕の目線でいうと、まず認知が増えてSNSでフォローしてもらう機会が増えました。その流れでセールスギルドのコミュニティにも入ってもらって…とどんどん輪が広がってきていて、営業に関わる人たちとしっかり繋がれてきたなという感じがしています。

また、視聴者目線からだと、S1グランプリで学んだことを活かして、実際に成果につながったという声もあります。たまたま誰かの拡散を見た人がTwitterを始めてみたり、学んだことを行動に移すきっかけになったという声も続々と届いているんです。S1グランプリを見た人同士が繋がっていく様子もよく目にしますし、このイベントをきっかけに、どんどん仲間が増えていっているのを感じています。

-S1グランプリの今後の展望を教えてください。

今後の展望としては、もっと多くの営業パーソンにS1グランプリを届けていきたいですし、やはり営業のネガティブなイメージを変えていきたい。繰り返しになりますが、「営業って面白い」「営業パーソンになりたい」という人を増やしていくことが、1番の目標です。数字的なところでいくと、今は1イベントで1万人くらいの規模を目指しています。

ゆくゆくは、すべての営業パーソンの集いの場へ

-古瀬さんの目指す先とは?

営業は人生に活きる仕事です。S1グランプリを通して、もっと営業のチカラで自己実現できる人を増やしたいと思っていますし、ここに関してはセールスギルドも同じ思いでやっています。

セールスギルドの「ギルド」は、いわゆる同業者組合という意味で、よくアニメやゲームなどでも出てくるワードですよね。ドラクエのルイーダの酒場や、モンハンの集会所のように、営業パーソンが自然と集まる場所を作りたいんです。

-「セールスギルド」にはそういった想いが込められているんですね。

ここに来れば、交流はもちろん、学ぶ場所や副業情報なども何でも揃うという場所を創造していきたい。ゆくゆくは「営業パーソンが全員登録しているプラットフォーム」になることを、本気で目指しています。その活動の1つがS1グランプリなんです。
うまくいったら「マーケギルド」など、ギルドシリーズを作りたいなという、その先の野望もあるんですよ。

目指す未来のために、これからもまだまだ「営業」の持つチカラを信じて、営業界を面白く成長させていきます。S1グランプリをはじめ、日本の営業界の今後に是非期待していてください!

-古瀬さん、お忙しい中ありがとうございました。S1グランプリ本番も楽しみにしています!

2022年11月19日(土)第6回S1グランプリ開催!

毎年1,000名以上が参加する「日本一の営業パーソンを決定するイベント」 S1グランプリに挑戦してみませんか?ぜひ、あなたの営業スキルやノウハウを大会で思う存分に披露してください!
《なんと優勝者には賞金20万円》今年の優勝者はあなたかも? ただいま挑戦者受付中!

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また、8月3日(水)・4日(木)開催の弊社イベントに、古瀬さんがご登壇されます!
こちらも法人営業・BtoBマーケティングのプロフェッショナルが集う豪華イベントとなっておりますので、ぜひ奮ってご参加ください!

>> BtoBビジネス成長の秘訣 お申し込みはこちら

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