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リソースとは|ビジネスにおける意味や種類、管理するメリットを解説

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リソースという言葉を聞いたことはあるけど、具体的に何を指すのか分からないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

この記事では、ビジネスにおけるリソースの意味や種類のほか、リソース管理を行うメリットも解説します。

リソースとは、人材・物質・資金・時間など経営する上で必要となる資源のこと

ビジネスにおけるリソースとは、人材・物質・資金・時間など、経営を行う上で必要となる資源のことです。例えば、人手不足の場合には「人的リソースが足りない」という使い方をします。

リソースの種類

経営リソース

経営リソースとは、人的リソースを含む会社を経営する上で必要な資源を指します。具体的には、有形資材であるヒト・モノ・カネや無形商材である情報や時間、知的財産などが含まれます。

ヒトは人的リソース、モノは企業を経営する上で扱う機械や設備のほか、製品そのものを指します。カネは経営を行う上での資金を指し、ヒトやモノを調達するために必要なリソースです。

人的リソース

人的リソースとは、自社で働く従業員のことを指し、ヒューマンリソース(Human Resource)とも呼ばれます。人的リソースは全リソースの中で最も重要で、優先順位が高いリソースだと考えられています。

また、企業によってはHuman Resourceの頭文字を取って「HR」という名前の部署が設けられ、人材の採用や管理などを担っている場合もあります。

外部リソース

外部リソースとは、会社の外にあるリソースのことを指します。一般的に、外部リソースは企業内部のリソースが不足している場合に活用されます。例えば、プロジェクト立ち上げの際に人手が足りない場合は業務の一部を外部に委託することがあります。この場合、委託先の人手を外部リソースと呼びます。

外部リソースを得る手段として、有名なのがアウトソーシングです。
アウトソーシングについて詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。

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その他のリソース

その他、重要なリソースとして情報・時間・知的財産があります。情報とは顧客情報や売り上げデータなどを指し、ニーズの把握や自社の競争優位性の分析に活用できるため、利益に大きく関わります。

また、限られた時間の中で仕事をこなし、顧客に価値を提供しなければならないため、時間もリソースの一つであると言えます。そして知的財産とは、商標権や著作権など、法律に則った財産的な価値のあるものを指します。これらのリソースは無形財産とも呼ばれます。

リソース管理とは、各リソースの活用を最適化する取り組みのこと

リソース管理とは、プロジェクトを成功させるために、各リソースの活用を最適化する取り組みのことです。 具体的には、プロジェクトにアサインする人材の管理や、必要な道具・ソフトウェア・機材の管理などが当てはまります。

リソース管理の重要性

リソース管理においては、経営リソースを最大限活用する必要があります。リソース管理に不備があると、人手不足や資金不足によってプロジェクトに遅れが生じかねません。プロジェクトに遅れが生じれば、顧客に迷惑が掛かってしまったり、遅れを取り戻すための費用やメンバーの業務が増加したりする可能性があります。

このような理由から、プロジェクトを成功させるためにリソース管理は重要な意味を持っています。

リソース管理を行うメリット

経営資源の全体像を把握できる

リソース管理を行うメリットの一つ目は、経営資源の全体像を把握できることです。経営資源の全体像を把握できるようになれば、さまざまな角度から企業を見つめ直すことにつながり、改善案の発見に役立ちます。

適切なリソース管理を行うためには、プロジェクトを進めていく上でそれぞれのメンバーが持っているタスクの量や進捗状況を把握することが大切です。例えば、人員不足で全体に遅れが生じている場合には、人的リソースを再配分するなどの措置を取って、問題を解決に導くことができます。

各人に応じて適切な仕事量を配分できる

リソース管理を行うことで、各人に応じた適切な仕事配分が可能になります。チームメンバーの能力やキャパシティーを十分に把握できていない場合、一部のメンバーに仕事量が偏ってしまったり、全体として生産性が低下してしまったりと悪影響が及びかねません。リソース管理が適切に行われていれば、このような事態を未然に防止できます。

目標や現状をチーム内で共有できる

リソース管理を行うことで、最終的な目標やプロジェクトの現状をチーム内で共有できます。各人の進捗や今後するべきことなどを全員が把握し、透明性のあるプロジェクト管理ができれば、協力し助け合う体制も強化されます。

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