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健康経営のメリット・デメリットを解説|実践する際のポイントも紹介

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健康経営という言葉を耳にするけれど、具体的なメリットが分からない方も多いのではないでしょうか。健康経営は従業員の健康を増進し、企業の業績を向上させるために重要なものです。
この記事では、健康経営の意味や認定制度、メリット・デメリットおよび取り組み方を紹介します。

健康経営とは、従業員の健康管理を経営面から戦略的に行うこと

健康経営とは、「従業員の健康管理を経営面から戦略的に行うこと」と経済産業省によって定義されています。健康経営の考え方は、アメリカの臨床心理学者であるロバート・ローゼン氏によって提唱された「ヘルシーカンパニー」に基づいています。従来では、会社の経営管理と従業員の健康管理を別々に考えていましたが、近年それらを統合させて従業員の健康を増進し企業の業績向上をさせようという健康経営の考えが生まれました。

健康経営の認定制度

健康経営の認定制度とは、政府が健康経営の考え方を広めるために、実践している会社を認定し公表する制度です。従業員の健康管理に関する取組内容を考慮し、認定するか判定されます。健康経営の認定制度には「健康経営優良法人認定制度」と「健康経営銘柄」の2種類があります

健康経営優良法人認定制度は、大企業を対象とした大規模法人部門と中小企業を対象とした中小規模法人部門の2部門に分けて選定されます。大規模法人部門の中でも上位500位の企業はホワイト500に認定され、同様に中小規模法人部門の上位500位はブライト500に認定されます。

また、健康経営銘柄は、大規模法人部門の上場企業の中で東京証券取引所および経済産業省によって、1業種1社選ばれる認定制度です。

健康経営を行うメリット

従業員の生産性向上につながる

健康経営を行い従業員が心身ともに健康になれば、労働意欲も湧きやすくなり、生産性の向上が見込めます。また、従業員全員が健康であれば、他人にストレスをぶつけることも少なくなるため、職場全体の雰囲気の向上も見込めます。

医療費を削減できる

従業員が健康になれば、通院する機会が減るため、企業が負担する医療費を抑えられます。社会保険の健康保険料は企業と従業員で折半して支払っており、医療費は「見えない人件費」とも言われます。従業員が健康であれば、医療費といったコストを減らせます。

企業のブランドイメージを向上できる

健康経営を実践している企業は、ホワイト企業といったブランドイメージを定着できます。さらに、健康経営優良法人に認定されれば、ホワイト企業のイメージをより一層強められ、健康経営に着目している投資家からも注目を集めることができます。

健康経営優良法人に選ばれれば、優遇制度が受けられる

自治体や銀行は、健康経営優良法人に選ばれた企業に対して優遇制度を設けています。例えば、2022年9月現在、京都信用金庫は「地方創生サポートローン」という低金利の事業融資を用意しています。このように、健康経営優良法人に選ばれることで、優遇制度が受けられる場合があります。

健康経営を行うデメリット

投資効果が見えにくい

従業員の健康度合いの変化は短期的に評価できるものではないため、健康経営に対する投資効果が見えにくいといったデメリットがあります。例えば、欠勤率が低下した場合であっても健康経営による成果なのか、その他の要因によるものなのかは分かりません。投資効果の把握に長期間かかりますが、根気強く続けましょう。

健康データの収集にコストがかかる

健康データの収集にコストがかかることが、もう一つのデメリットとして挙げられます。従業員一人ひとりに健康診断を受けてもらったり、アンケートに答えてもらったりと従業員にやってもらうことが多くなり、金銭的・人的コストがこれまでよりもかかります。

健康経営を実践する上でのポイント

全社的に実践するために、経営陣の理解を得る

健康経営を全社的に実践するためには、経営陣の理解を得ることが重要です。経営陣はデメリットを気にするかもしれませんが、メリット面を押し出し健康経営の重要性を理解してもらいましょう。経営陣の理解が得られれば、トップダウン的に推し進められるため、健康経営を行いやすくなります。

社内に健康経営の必要性を浸透させる

社内に健康経営の必要性を浸透させ、健康経営を成功に導きましょう。社内全体で健康経営を実践しなければ、思うような結果は得られません。例えば、健康に関心のある従業員のみが実践し、関心のない従業員は何もしない場合、偏った結果になってしまいます。このような事態を防ぐために、時間をかけて全員に健康経営の必要性を浸透させましょう。

健康経営の取り組みを社外にPRする

健康経営を実践していることを社外にPRすれば、様々なメリットが得られます。例えば、ホワイト企業であるイメージを持ってもらえるといったブランドイメージの向上が挙げられます。また、健康経営優良法人に選ばれれば、優遇制度が受けられるといったメリットも挙げられます。このように、健康経営の取り組みを社外にしっかりPRすることが重要です。

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