無料テンプレートを使い営業マニュアルを作成｜メリット・ポイントも紹介

営業マニュアルを作成する際はテンプレートを活用すると効率よく作成できます。
今回は、テンプレートを使い営業マニュアルを作成するメリットや作成のポイント、おすすめの無料テンプレートを紹介します。

テンプレートを使って営業マニュアルを作成するメリット

情報の抜け漏れが防げる

テンプレートを使いマニュアルを作成することで、質を一定に保てるというメリットがあります。テンプレートに記載されている必要な項目を埋めていくことで、見落としがちな情報も漏れなく記入できます。

手間が省け効率的に作成できる

テンプレートを使わずにマニュアルを作成する際には、まず業務内容に合わせた構成を考え、デザインも一から決めなくてはなりません。どのような項目をどのような内容で入れるのかなどを決めるのに時間がかかってしまいます。テンプレートを使うと必要な情報を順番に記入するだけで作成できるため、手間が省け効率的に作成できるというメリットがあります。

見やすく分かりやすいデザインのマニュアルが作成できる

テンプレートを使うと、デザインの知識やセンスがなくても、見やすく分かりやすいデザインのマニュアルが作成できるというメリットがあります。テンプレートは、図や表、文字の大きさや色の変化などで視覚的に誰にでも見やすく理解しやすいように作成できるデザインが用意されています。そのため、マニュアルの作成者によって見た目が変わるということを防げます。

また、マニュアル作成用のテンプレートは、様々な場面で使われることを想定し作られています。そのため、汎用性の高い構成やデザインのテンプレートが多く、どのようなターゲットにも見やすく分かりやすいマニュアルを作成できる点も特徴です。

テンプレートを使って営業マニュアルを作成する際のポイント

誰でもマニュアルを利用できるよう分かりやすい表現を使う

マニュアルを作成する際は、マニュアルを読むだけで業務内容や作業手順が理解でき、誰でも利用できるような分かりやすい表現を使うことがポイントです。特に専門的な知識や技術が必要な職種においては、専門用語が多く使われていると特定の人にしか分からないマニュアルになってしまいます。実際にマニュアルを使う社員にヒアリングを行い、作業工程などを確認した上で作成するとよいでしょう。

5W1Hを意識し誰が見ても分かりやすくする

マニュアルを作成する際には、When（いつ）、Who（誰が）、Where（どこで）、What（何を）、Why（なぜ）、How（どのように）の5W1Hを意識し作成すると、具体性が増し誰が見ても理解しやすく作成することができます。また、マニュアルの文章には、過剰な説明は入れず、1文につき1つの動作を表し簡潔に記入すると伝わりやすくなります。

写真や画像を使い視覚的に理解しやすくする

マニュアルの各工程に写真や画像、動画を使い視覚的に理解しやすくすることもポイントの1つです。文字だけのマニュアルの場合、人によって受け取り方が変わってしまい混乱を招いたり、一目でポイントが分かりにくく読み手にとって負担になったりするおそれもあります。写真や画像を使い視覚的にマニュアルの内容を伝えることで、業務の定着スピードアップや品質の均一化につながります。

【無料】おすすめの営業マニュアル作成テンプレート

Officeテンプレート

（「Microsoft」公式サイト：https://www.microsoft.com/ja-jp/office/pipc）

「Officeテンプレート」は、Microsoftが提供している無料のテンプレートです。Word・PowerPoint・Excelそれぞれに対応しているテンプレートが会員登録不要でダウンロードできます。営業マニュアルのほか、事業計画書や見積書などビジネスに関する様々なテンプレートを利用できる点が特徴です。

bizroute

（「bizroute」公式サイト：https://bizroute.net/）

「bizroute」では社内マニュアルや手順書などのテンプレートをWord形式で無料ダウンロードできます。見積書や請求書、顧客管理、日報・週報など営業に必要なテンプレートのほか、人事や経理、開発など様々な部門に対応できるテンプレートが用意されています。また、詳しい使い方を説明した記事があるため、パソコン操作に慣れていない人でも簡単に作成することができます。

bizocean

（「bizocean」公式サイト：https://www.bizocean.jp/doc/）

「bizocean」では会員登録することで、営業だけでなくビジネスに関するテンプレートをWord・PowerPoint・Excelそれぞれの形式でダウンロードが可能になります。また、bizoceanでは現在2.9万点のテンプレートが公開されていますが、様々な経歴を持つユーザーがテンプレートの作者として登録しているため、随時テンプレートが追加されていくという特徴があります。