この記事は 2 分で読めます

逆算思考で上手にスケジュールを設計|トレーニング方法も紹介

URLをコピーする

スケジュールを立てる際、逆算思考を意識できていますか?逆算思考を活用することで上手にスケジュールを設計できます。
今回は、逆算思考でスケジュールを設計する方法と、逆算思考をトレーニングする方法を紹介します。

逆算思考とは、目標から達成に必要な要素を逆算して考え、スケジュールを管理する思考方法

逆算思考とは、目標(ゴール)から必要なステップを洗い出し、スケジュールを細かく立てて実行する思考方法です。目標と現在の進捗状況のギャップから、踏むべきステップを細かく洗い出します。また、ステップだけでなく、必要な要素を考えタスクに落とし込むことも逆算思考のプロセスに含まれます。

逆算思考を行うと行動を起こす前に考える時間が必要になりますが、行動を先延ばしにする癖が解消されるため、結果的に早く達成できる可能性が高まります。

逆算思考でスケジュールを設計する方法

1. 目標(ゴール)を考える

スケジュールを立てる上で、まずは達成すべき目標をいつまでに達成するかまで考えます。このとき、期日や達成度などの具体的な数値を用いた目標を立てましょう。

また、今の自分にできる範囲に囚われるのではなく、枠組みから外れて可能性を広げるゼロベース思考で目標を立てることで、大きな成長を見込めます。

ゼロベース思考に関する詳細は、以下の記事をご覧ください。

合わせて読みたい記事
ゼロベース思考とは?背景や身に付けるためのポイントを解説「ゼロベース思考」という言葉をご存知ですか? 近年、環境や価値観の変化が激しい中、従来の考え方に捉われない思考法として注目されています...

2. 現在の到達度とのギャップから必要なプロセスを洗い出す

目標を立てた後は、現在の到達度と目標とのギャップを考え、達成するために必要なプロセスを具体的に洗い出します。同時に、各プロセスに対する期日を、目標達成までの日数とプロセスの重みから逆算して決めましょう。

プロセスを考える際は、同時に実行できるものであるか、あるいは特定のプロセスを終えた後にしか実行に移せないものであるかを検討しましょう。

3. 定期的にスケジュールを見直す

スケジュールを実行に移した後は、定期的に見直して進捗状況に応じて適宜調整します。急なタスクや想定よりも時間がかかってしまったタスクによって、スケジュールが押している場合には無理せず調整しましょう。

見直す際にスケジュールの融通が利くよう、各期日を決めるところで日時に余裕を持たせるリードタイムを確保しておくと、後々調整しやすくなります。

逆算思考をトレーニングする方法

本項目のポイントを意識することは逆算思考を鍛えるだけでなく、スケジュールを上手に管理する中でも役立ちます。

本日のスケジュールを細かく決める

毎日、進捗状況と目標から逆算して本日のスケジュールを立てることで、日々逆算思考をトレーニングできます。また、本日すべきことのスケジュールを細かく決めれば、プロセスの期日内完了に近づきます。

具体的な数値を使うことにこだわる

目標やスケジュールを立てる際に、具体的な数値を使うことにこだわりましょう。理想像や現状を数値化するとともに、各プロセスにどの程度の日数を要するか、日々考え抜くことで逆算思考を鍛えられます。

スケジュールと実行結果を振り返る

設計したスケジュールと実際の実行結果を振り返って内省しましょう。スケジュール通りに進まなかった場合は、どのプロセスの想定日数を見誤っていたのか、あるいは漏れていた要素が何であったか、またなぜ失敗したのかを反省することで、次に逆算思考を行うときに活かせます。

ダウンロード ダウンロード
ダウンロード

持ち運べる!BtoBマーケティング用語単語帳

無料でダウンロードするために
以下のフォーム項目にご入力くださいませ。

ビジネススキル・知識おすすめの記事

2023年9月4日

【厳選】請求書電子化サービス6選|メリットや確認すべきポイントも解説

2020年9月17日

【新人必見!】効率のよい仕事の進め方とは?手順に沿って紹介します

2020年3月24日

ビジネスにおける定量分析とは?定性分析との違いも解説