この記事は 2 分で読めます

Off-JTとは|OJTとの違いやメリット、実施時のポイントを解説

URLをコピーする

Off-JTという研修形式とは何かご存知でしょうか。多くの企業でOJTと併用して、様々な知識を身につけるためにOff-JTを実施しています。
今回は、Off-JTの基本から、導入するメリットや実施するときのポイントまで紹介します。

Off-JTとは、通常の業務とは別に職場外で時間を作り行う研修・教育のこと

Off-JT(Off the Job Training)とは、通常の業務とは別に、職場ではない場所で別に時間を作り実施する研修・教育のことです。主には基本的な知識を体系的に学ぶような、学校の講義形式で教育を行います。

Off-JT形式では、新入社員研修やリーダー研修といった役職ごとに必要なスキル・マインドが学べる階層別研修、営業スキルやマーケティングスキルといった業務内容ごとに分かれる職能別研修、ITツールに関する基本やセキュリティ対策といった目的に応じた必要な知識を得られる目的別研修があります。

Off-JTはインプット形式、OJTはアウトプット形式

Off-JTと似た言葉にOJT(On the Job Training)がありますが、Off-JTは講義を聴講するようなインプット形式の研修であり、OJTは実際の業務で実践しながら学ぶアウトプット形式の研修である点が異なります。その性質上、Off-JTは外部に委託して職場外での研修を短期間で受ける一方、OJTでは実際の職場でプロジェクトの期間丸々受けるといった、場所・期間の違いもあります。

また、Off-JTでは基本的な知識を幅広く学びますが、OJTでは業務になぞらえてスキルを身につけるため今後の業務に直結する内容を学ぶといった内容の違いがあることも挙げられます。そのため、目的や教育したい内容に合わせてOff-JTとOJTを使い分けることが効率的な研修につながります。

Off-JTの種類

Off-JTの実施形式の種類には「集合型研修」「eラーニング」「ハンズオン」が挙げられます。

  • 集合型研修
    複数人が同じ講義室、もしくはWeb会議ツールなどを用いて同じタイミングで講義を受ける形式です。階層別研修などでは職種を問わず様々な社員と同時に研修を受けるため、横のつながりが広がる効果も見込めます。
  • eラーニング
    オンライン上でアップロードされた教材を見たり、講義動画を聴講したりする形式の研修です。スマートフォンやパソコンといった機器を問わず受講できるため、出勤時間などの隙間時間を用いて効率的に講義を受けることができます。
  • ハンズオン
    実際に手を動かしながら講義を受ける形式です。OJTに近いですがOfficeツールの基本操作といった、より基本的な内容の実技スキルを学ぶ際に効果的な研修と言えます。

Off-JTのメリット

教育にかかる時間を削減できる

実際の業務でビジネスマナーやビジネスマインドなどの基本的な知識・スキルを教育すると、現場の上司や責任者に大きな負担がかかるほか、一人ひとり個別に面倒を見る必要があるため、研修時間が増大してしまいます。Off-JTを実施することで、必要な人に同時に講義を受けてもらったり、外部の作成した教材を見てもらったりできるため、研修にかかる時間を削減できます。

体系的な知識を均一に提供できる

Off-JTでは研修を受ける人が同じ講師・教材から、単元ごとに整理された知識を習得します。そのため、教育の質が上司や業務内容に依存せず、体系的な知識を均一に得ることが可能です。OJTのような実践と学びを同時に実施するのではなく、インプットに十分な時間をかけるため、受講者は学んだことを整理できます。

自社にないノウハウを吸収できる

近年、IT分野などでは技術が急速に発展しており、新技術を積極的に導入することが企業では求められます。一方で、新技術の十分な知識やノウハウを企業が既に保有しているとは限りません。そのような自社にないノウハウをOff-JTで外部から学び、さらにそれを社内に発信することで、新たなノウハウを蓄積できます。

参加者間のチームワークを向上できる

Off-JTでは、普段の業務では関わらない社員と同じ部屋で講義を受けることがあります。その中で、グループワークを実施したり、互いに振り返りの時間を設けることで、会話の機会が生まれてチームワークを高められます。

Off-JTを実施するときのポイント

自社内でアウトプットの機会を用意する

Off-JTはインプット形式であるため、実際の業務で活用するイメージが掴めないまま研修を終えてしまうことがあります。また、短期集中型の講義が多いため、知識が定着しているかどうかも曖昧になることも多々あります。

そのため、Off-JTで学んだことが実際の業務で活用できる様子をケーススタディの形式で提供したり、受講後にテストを実施したりすることで、知識の定着を促して応用するイメージを掴んでもらいましょう。

自己啓発に対する体制(SDS)を整える

Off-JTは講義を聴講したり、教材を一読したりする形式が多いため、参加者の学習意欲を引き出せない可能性があります。普段から学習意欲を高めるためには、社員が何かを学びたいと思ったときにそれをサポートする十分な体制を整えておくことが重要です。

自己啓発に対する金銭的支援や研修の用意といった体制である自己啓発援助制度(Self Development System)を設け、社員の学習意欲を向上させましょう。

ダウンロード ダウンロード
ダウンロード

今さら聞けない、営業マネージャーが知っておくべきKPI・KGI

無料でダウンロードするために
以下のフォーム項目にご入力くださいませ。

経営・マネジメントおすすめの記事

2023年9月4日

【厳選】請求書電子化サービス6選|メリットや確認すべきポイントも解説

2020年3月12日

魅力的なブランドコンセプトとは?事例や作る際のポイントを紹介!

2018年8月8日

無料のグループウェア5選!求める機能に応じて選ぼう