ブランディング

ハイブランドだけが価値じゃない!ブランド価値の本当の意味とは?

みなさんの身の回りにハイブランドのバッグや時計が好きという人は少なからずいるのではないでしょうか?
「ハイブランド」という言葉に魅力を感じる人は多いと思いますが、実は「ハイブランド」だけでなく「ブランド」自体にも大きな価値があります。

今回は、ブランド価値の本当の意味と、ブランド価値を創造するために必要な要素について分かりやすく解説します!

ブランド価値とは消費者に満足感や優越感をもたらす付加価値のこと

ブランド価値とは、商品自体の価値とは別に、ブランドが消費者にもたらす満足感や優越感などのことを言います。
例えば、消費者がブランドAとブランドBから、同一の商品を購入したとします。消費者がブランドAとブランドBの両方を認知している場合、満足度や優越感などに差が表れます。その差自体がブランドAとブランドBのブランド価値の差なのです。

とあるカテゴリーの商品を買おうとした時に、どの商品も性能や価格で差が現れない場合、消費者は名の通っているもの、つまり知っているブランドのものを選ぶ傾向にあります。
よって、ブランド価値は商品の購買を決める上で重要な要素になります。

高級だけが価値ではない

化粧品なら「シャネル」、財布なら「ルイ・ヴィトン」、チョコレートなら「ゴディバ」など、各カテゴリーにおいて高価格で圧倒的な知名度を持っているブランドが存在します。
いわゆる「ハイブランド」というもので確固たるブランド価値が創造されていますが、ブランド価値は高価格帯のもの以外にも適用されます。

ブランド価値を考える1つの基準として、カテゴリーを言われた際に商品の名前や会社名が想起されることが挙げられます。
つまり、「〇〇ならA社(サービスA)だ」などのように一番最初に思い浮かぶ場合、そのカテゴリーではA社(サービスA)のブランドイメージが確立されているということです。
例としては、ハンバーガーならマクドナルド、スマホならiPhone(Apple)、100均ならダイソーなどが挙げられます。

よって、自社商品のブランド価値を把握する際には、「〇〇ならA社だ」のA社にあたるかや、〇〇にあたる自社商品は存在するかなどを考慮しましょう。

ブランド価値を創造するために意識すべき4つの要素

商品のターゲットを明確にする

適切なブランド価値を築くためには、商品の構想段階から明確な戦略を練るべきです。
具体的には、「誰にどのような価値を提供するか」を考える必要があります。
例えば、シャンプーを開発する際にも

  • ファミリー向けの、子どもも好きな香りをつけた低価格で大容量のシャンプー
  • 30代男性向けの、皮脂汚れと薄毛予防に対応した中価格のシャンプー
  • 50代女性向けの、ハリやコシを与える高価格のオーガニック低刺激シャンプー

など、ターゲットや与えたい価値によって開発するシャンプーは変わってきます。
このように「誰にどのような価値を提供するか」を明確にすることで、創造すべきブランドイメージが明確になります。

商品自体に価値がある

ブランド価値を向上させるためには商品自体に価値があることが必須です。
商品自体の価値は、その商品の総合評価の屋台骨であるからです。
商品自体の価値を測る基準としては品質や性能、ユーザビリティなどがあります。

ブランドへの期待値と実際の商品価値が釣り合っている

ブランディング自体が商品に即しており、誇張しすぎないこともブランド価値を創造する際に重要です。
商品を購入した際の消費者の期待値と満足値の関係は以下のように表せます。

  • 商品への期待値 < 実際の満足値 → 商品に対しプラスイメージを抱く
  • 商品への期待値 = 実際の満足値 → 商品に対しての印象が薄い
  • 商品への期待値 > 実際の満足値 → 商品に対しマイナスイメージを抱く

したがって、顧客の期待値は、実際に感じるであろう満足値を超えない範囲にとどめることが重要です。

ブランディングの方向性が商品コンセプトと一致している

ブランディングの方向性が商品自体のコンセプトから外れないことも大切な要素です。
両者の間にズレがあると、ブランド価値の創造に繋がらない上に、商品の良さがかえってぼやけてしまうなどの逆効果になるからです。
ブランディング戦略を立てる際には、常に商品コンセプトを意識するようにしましょう。

ブランドを形成する価値観が明確である

ブランドの根底にある価値観が明確であり、顧客にまでその価値観が浸透していることも大切です。価値観がさらにブランド価値自体を向上させるからです。
例として、以下のようなものが挙げられます。

  • ニトリ「お、値段以上。」:あえて値段以上の価値があると宣伝することで、消費者が商品を購入して使用する際に値踏みしてもらい、自社の品質をアピールすることが狙いです。
  • パタゴニア「私たちは、故郷である地球を救うためにビジネスを営む。」:環境にやさしく品質の良いものであると主張することで、環境問題に関心があり、ものを長く使い続けたい人に支持を得ています。
まとめ

いかがでしたか?今回はブランド価値の本質的な意味とブランド価値を創造するために必要な要素について紹介しました。ブランド価値は商品の印象や売上に関わる大事な要素なので、販売戦略などを考える際にはしっかりと考慮するようにしましょう!

 

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