ブランディング

ブランディングの事例4選!成功するポイントを理解しよう

ブランディングを行なうにあたって、成功例を知ることは非常に重要です。
その企業が、どのような状況でどのようにしてブランディングを成功させたかを紐解いていくことで、成功のポイントをしっかりと押さえましょう

商品・サービスブランディングの成功事例

シーブリーズ


(出典:シーブリーズ公式サイト

「シーブリーズ」は資生堂が展開するボディケア製品のブランドです。
今でこそ、10代の学生が運動の後に使うもの、というイメージが定着している製品ですが元々のターゲットは全く違いました。

シーブリーズは当初、海で日焼けした肌に使う清涼剤として売りだされており、そのターゲットは20~30代の男性がメインでした。
しかし時代の変化と共に海に行く人や日焼けを好む人が減ってしまい、売り上げは低迷します。

そこでシーブリーズは、ターゲットを女子高生を中心とした10代の若者に転換します。
同時に、海で使用する商品から日常で使用する商品へと訴求ポイントを変更したのです。

その結果シーブリーズは10代の若者に見事浸透し、売り上げは回復しました。

このように、顧客の嗜好や環境の変化により、ブランドポジショニング(顧客のブランドに対する認識)が合わなくなった場合に、それを見直すことをリポジショニングと言います。

成功のポイント

・20~30代の男性から10代の女性へのターゲット変更
・海で使用するもの、というイメージから日常で使用するものへの転換
リポジションニングの成功

スターバックス


(出典:スターバックスコーヒージャパン公式サイト

スターバックスは2011年にロゴを変更しており、デザインから店名だけでなく「Coffee」の文字を消しています。
これはそれほどスターバックスのブランドが有名になったこともありますが、同時に「コーヒーを売る店」というイメージを払拭し、さらに幅広い事業展開を狙ったのです。

また、スターバックスはテレビCMなどをほとんど行なっていません。
徹底した従業員教育と居心地のいい空間を、顧客に実際に体験してもらうことによって、口コミで売り上げを伸ばしていきました。

「人々の心を豊かで活力のあるものにするためにーーひとりのお客様、1杯のコーヒー、そしてひとつのコミュニティから」

これはスターバックスのブランドアイデンティティですが、人と人との関わりというものに重点を置いています。
これを従業員教育や店舗づくり、サービスに生かすことで一貫性をもたせ、より愛されるブランドへと成長したのです。

成功のポイント

・「コーヒー屋」というイメージにとらわれないブランド戦略
・ブランドアイデンティティに沿った質のいいサービスや空間の提供。またそれを体現する従業員の教育にも力を入れている
嘘のないブランドメッセージ

企業ブランディングの成功事例

マツダ


(出典:マツダオフィシャルウェブサイト

マツダは一時、売り上げの悪化の打開策として、新車の販売価格を大幅に値引きする戦略を取り、結果的にブランド価値の低下を招いたことがあります。
そこから抜け出すため、マツダが取ったブランディングは「ナンバーワンからオンリーワンへ」というものでした。

それまでは競合他社と同じターゲットを狙い、シェア率を争ってきたマツダですが、その方針を一転させコアな層に向けた車づくりを目指します。
製品開発をゼロから見直し、マツダ独自の個性を出した車を作ると同時に、新たに「Be a driver.」というブランドアイデンティティを打ち出します。

多くの人にマツダブランドを愛してもらおうとするのではなく、世界の2%の人に「マツダでなければいやだ」と言ってもらい、その人たちのためのブランドづくりを進めたのです。
この戦略は見事成功し、マツダは新たなブランドポジションを確立しました。

 

成功のポイント

・「ナンバーワンではなくオンリーワンへ」という方針転換
ターゲット層の変更
・個性と品質を打ち出すことで、一部のユーザーの確かな共感を獲得
他社との差別化を図るリブランディング

 

BtoBブランディングの成功事例

ドルビーラボラトリーズ


(出典:ドルビーラボラトリーズ公式サイト

ドルビーラボラトリーズは映画やテレビなどの音響機器に関する研究や開発を行なう、アメリカの企業です。この会社は自社技術をライセンス化して他社に提供することで収入を得ています。

ドルビーラボラトリーズで特徴的なのは、ライセンスを提供する際に自社商標の提示を義務付けたことです。
これによりドルビーのロゴマークは、広告を使うことなく多くの人の目に触れることになります。

さらに、製品の品質イメージも高く保ち続けることによって、「ドルビーのロゴ=高品質」というイメージの確立も成功しました。
そうして、BtoB企業だけでなく一般消費者に対しても自社のロゴが入った製品の品質を保証し、製品を多く売り上げることでライセンス料も多く入ってくる、という仕組みを作り上げたのです。

成功のポイント

・ライセンスと共にロゴの使用も義務付ける
・製品の質を保つことで「ドルビーのロゴ=高音質」というイメージの確立に成功

 

 

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