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OJTシートの作り方とは?OJTの概要やシートの作成方法を紹介
OJTを行う際にOJTシートを利用していますか?OJTの効果が出ないと悩んでいる方も、OJTシートを利用することで効果的な研修を行えます。
今回は、OJTシートの概要や作成方法について説明します。
目次
OJTとは、実際の職場での業務経験を通して指導する教育訓練のこと
OJTとは、On-the-Job Trainingの略で、実際の職場での業務経験を通して指導を行う教育訓練のことです。
実践を通して教育できるので、OJT対象者にとって、マニュアルで指導されるよりも仕事のイメージがしやすいことが特徴です。
また、OJT対象者の理解に合わせて、OJTの内容やスピードを柔軟に変えられることもメリットの一つと言えます。
OJTの運用方法について、より深く知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
効果的なOJTを行うには、OJTシートが重要
OJTは無闇に実行してもあまり効果が出ません。そこで活用するのがOJTシートです。
OJTシートとは、OJTの目標や達成度を明確化したシートのことです。OJTの進捗状況や教育内容を確認したり、OJT対象者の反省点などを明確にしたりすることで、効果的なOJTを行えます。
また、OJT担当者とOJT対象者が状況や目標を共有できるほか、OJT対象者の特徴も把握できるので、今後の育成プランにも反映できるというメリットもあります。
OJTシートは大きく分けて2種類ある
OJT担当者のための育成計画シート
育成計画シートとは、OJT担当者がOJTの目標を設定したり、達成度を管理するためのシートです。
育成計画シートを活用することで、いつまでに何ができるようにならなければいけないのかを可視化でき、効率的なOJTを行えます。
しかし、育成計画シートのスケジュールはあくまで予定です。そのため、OJT対象者の成長速度にズレがある場合は、スケジュールを見直して、OJT対象者に合ったOJTを実行するようにしましょう。
育成計画シートを作成する際には、以下の項目を設定しましょう。
- 自社が求める理想の人物像やOJT終了時の目標
- OJT対象者にマスターして欲しいスキルと習得手段
- OJT全体のスケジュール
- OJTで経験した業務内容
- OJTの振り返りや評価、反省点
こちらのリンクから育成計画シートのテンプレートをダウンロードできます。
出典:ナビゲート 育成計画シート(https://www.navigate-inc.co.jp/tool/pdf/1204.pdf)
OJT対象者のためのコミュニケーションシート
コミュニケーションシートとは、OJT対象者からOJT担当者に向けて、OJTについての悩みや相談を共有するシートです。
コミュニケーションシートを運用することで、OJT対象者とOJT担当者が疑問点や悩みを共有でき、次回のOJTで重点的に指導すべきことが明確になります。
また、OJT対象者は、OJTで体験した業務の振り返りを行うことができるほか、過去の悩みが可視化できるので自分の成長度合いを把握でき、モチベーションの向上につながるというメリットもあります。
コミュニケーションシートを作成する際には、以下の項目を設定しましょう。
- シートを記入する頻度
- 担当した業務や主な経験
- 体験した業務で難しかったことやうまくできなかったこと
- 今後重点的に指導して欲しいこと
- OJT担当者のフィードバック
こちらのリンクから、コミュニケーションシートのテンプレートをダウンロードできます。
出典:ナビゲート コミュニケーションシート(https://www.navigate-inc.co.jp/tool/pdf/1301.pdf)
いかがでしたか?今回はOJTシートの概要や作成方法について説明しました。この記事を参考に、OJTシートを使用して効果的なOJTを実現しましょう。
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