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「ビジネスモデル」の代表的な8つのパターンと企業例を解説します

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ビジネスパーソンは、普段何気なく「ビジネスモデル」という言葉を使う場面が多いのではないでしょうか。しかし、どのような意味なのか、種類は何があるのか、など詳しく説明するのは難しいかもしれません。

そこで今回は、ビジネスモデルについて必要な視点や主なパターンを解説していきます。

ビジネスモデルとは、利益を生み出し事業を継続するための仕組み

ビジネスモデルとは、事業で利益を生み出し継続させるための仕組みを指します。組織がヒト・モノ・カネ・情報などの経営資源を活用し、顧客に商品やサービスで価値を提供して収益を得るという流れそのものです。

ビジネスモデルに必要な4つの視点

ビジネスモデルを考える上で必要な4つの視点があります。この4つを明確にすることで、利益を上げられるビジネスモデルを構築できます。

  • Who(顧客は誰か)
    事業を継続させる上では、自社の商品やサービスを購入してくれる顧客が重要です。そのため、顧客を具体的にイメージしなければ、どのような商品が売れるのかなどの戦略も立てられません。ここでいう顧客とは、既存顧客に加えて、潜在顧客や見込み顧客を含みます。
  • What(どのような価値を提供するか)
    ビジネスモデルを考える中で、顧客に対してどのような価値を提供するのかを考えましょう。顧客側の目線で「対価を払いたい」と思えるような価値を提供できるのか、明確にする必要があります。
  • How(どのように価値を届けるか)
    Whatで決定した価値をどのように顧客に届けるのかを考えましょう。ここでの価値は商品やサービスに付随するものだけでなく、企業価値なども含むため、注意が必要です。
  • Why(なぜそれが利益につながるか)
    ビジネスモデルは、顧客に価値を届けるだけでは不十分です。事業を継続させるには利益を出す必要があるため、どのように利益を生み出すのかを明確にしておきましょう。

ビジネスモデルを考えるなら、ビジネスモデルキャンバスを活用する

ビジネスモデルを考案する際には、「ビジネスモデルキャンバス」に当てはめることをおすすめします。9つの項目を埋めていくことで、時間をかけずに採算が取れるビジネスモデルを構築できます。以下のページにも詳しく書かれているので、参考にしてみてください。

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主なビジネスモデルと企業例

販売モデル

商品やサービスを自社で製造・販売する、最もシンプルなビジネスモデルです。商品の対価も直接的に顧客から受け取ることができます。製造する商品やサービス自体が優位性を持つことが重要です。

企業・サービス例


農家・漁師などの第一次産業
個人経営のレストラン 

小売モデル

小売モデルは商品を仕入れ、販売するビジネスモデルを指します。自社で商品を開発・製造しない点が販売モデルと異なる点です。競合他社と同じ商品を取り扱うおそれがあるため、ディスプレイや商品数などで差別化を図る必要があります。

企業・サービス例


スーパーマーケット
ドラックストア
書店

広告モデル

インターネットやテレビ、新聞などの媒体に広告を掲載した対価として収益を得るビジネスモデルです。雑誌や新聞の広告を活用する企業が多かったものの、近年では、WebメディアやSNSのインターネット広告モデルの人気が高まっています。

企業・サービス例


新聞社・雑誌編集社
テレビ局
Webメディア・SNS運用企業

レンタルモデル

レンタルモデルとはレンタルDVD店など、ある一定期間に商品を貸すことに対して、顧客が対価を支払うビジネスモデルを指します。顧客がモノを所有するのではなく、必要な短時間のみレンタルできるため、所有コストが削減できるというメリットなどで人気を博しています。

企業・サービス例


レンタルCD・DVD店
レンタカー店

サブスクリプションモデル

サブスクリプションモデルは、顧客がお金を支払った期間に応じて、商品やサービスが利用できるビジネスモデルです。顧客にとっては、対価を支払い続ける限りサービスを利用できる点が、一定期間と決められているレンタルモデルとは異なる点です。

企業・サービス例


動画・音楽配信サービス
飲食店にて月額で食べ放題のサービス
月額を支払うことで、様々な衣服が借り放題のサービス

フリーミアムモデル

フリーミアムとは「Free(無料)」と「Premium(割増金)」を掛け合わせた言葉で、無料で基本的なサービスを提供し、より高度なサービスは有料とするビジネスモデルです。

企業・サービス例


クラウドストレージサービス
Webメディアの有料記事

フリーミアムモデルについては、以下のページでも詳しく記載していますので、参考にしてみてください。

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従量課金型モデル

従量課金型モデルは、顧客が商品やサービスを使用した量に応じて、支払い料金が決まるというビジネスモデルです。顧客が支払う料金をコントロールできる点が特徴です。

企業・サービス例


電気・ガス・水道の使用料金
タクシーの運賃

マッチングモデル

商品を販売したい供給側と購入したい顧客である需要側の間に入り、結び付けるビジネスモデルです。マッチングさせた成果報酬を得ることで、収益を得ています。マッチングする対象は企業と個人だけでなく、個人同士の場合もあります。

企業・サービス例


不動産取引をサポートする情報サイト
人材が欲しい企業と転職したい人を繋ぐ転職サイト

まとめ


いかがでしたか?
ビジネスモデルは、事業を継続するために利益を出し続ける仕組みを指します。基本的な販売モデルを始め、様々な種類があります。近年では、サブスクリプションモデルなどインターネットと相性がよいモデルも活用されています。事業の特徴を分析し、利益を上げることができるビジネスモデルを構築しましょう。

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