ビジネスモデル

【簡単解説】XaaSとは?代表的な例や導入のメリットを紹介

近年、「~aaS」という表現を耳にする機会が増えたのではないでしょうか。これら様々な「~aaS」には、「XaaS(ザース)」という総称があります。

今回は、XaaSについて代表的な例を用いながら、導入するメリットなどを紹介します。

XaaS(ザース)とは、クラウドで提供されるサービスのこと

XaaS(ザース)とは、インターネットを経由したクラウドで提供されるサービスの総称を指します。このようなサービスは「~aaS(as a Serviceの略称)」の形で表され、様々な言葉を当てはめられる「X」を用いて「XaaS」と総称されています。XaaSのビジネスモデルはサブスクリプションモデルと似ている部分があるため、XaaSにはサブスクリプションの意味合いが含まれることもあります。

近年では、国内でもクラウドサービス市場が広がっています。ICT市場調査コンサルティングのMM総研の調査では、2019年度のクラウドサービスの市場規模は8121億円と言われており、2024年には約2.4兆円に達するとも予測されています。今後もXaaSは広がると考えられるでしょう。
(参考:https://www.m2ri.jp/release/detail.html?id=434

XaaSの代表的な例

SaaS

Software as a Serviceの略称であり、「サース」と呼ばれます。XaaSの中でも最も一般的な形態であり、クラウド上に構築されたソフトウェアやツールを提供します。
これまではサービスを利用するためにはソフトウェアのインストールが必要でした。しかし、SaaSでは、ソフトウェアをインターネット経由で提供する仕様のため、ユーザー側はインストールせずとも複数の端末で利用できます。主なサービス例として「Gmail」や「Dropbox」などがあります。

PaaS

Platform as a Serviceの略称であり、「パース」と呼ばれます。クラウド上でソフトウェアを動かすための、OSやハードウェアなどのプラットフォームを提供します。アプリケーションの開発に必要な環境が整えられているため、運用管理をユーザー側が担うことはありません。

IaaS

Infrastructure as a Serviceの略称であり、「アイアース/イアース」と呼ばれます。クラウド上で仮想サーバーやネットワークの土台となるインフラ部分を提供します。PaaSとは違い、OSやデータベースなどをユーザー側が自由に編集できるため、開発・実行環境を好みに合わせて構築できます。ただし、環境をユーザー自身で整えるため、セキュリティ対策などもユーザー側が管理する必要があり、専門的な人材が必須となります。

MaaS

Mobility as a Serviceの略称であり、「マース」と呼ばれます。電車やバスなどの公共交通機関をIT技術で繋ぎ、移動を効率化します。例えば、レンタカーを利用する際の予約や決済を1つのサービスで完結させるものなどがあります。

MaaSについては、以下の記事でも詳細に解説していますので、参考にしてみてください。

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AaaS

Analytics as a Serviceの略称であり、クラウドで提供する解析・統計サービスを指します。大規模な情報を解析する際に活用されるのが特徴です。

DaaS

Desktop as a Serviceの略称であり、「ダース」と呼ばれます。クラウド上に仮想デスクトップを構築するサービスを指します。自身のPCではなくクラウド上に構築するため、PC紛失時の情報漏洩リスクの低減できる他、ユーザーの増減にも対応しやすいというメリットがあります。

DaaSについては、以下の記事でも詳しく解説されています。参考にしてみてください。

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XaaSを導入するメリット

サービスの導入・維持コストが抑えられる

一般的に企業がシステムなどを導入する際には、専門的な機器の導入や保守のためにコストがかかります。しかし、XaaSを利用するとサービスはインターネット経由で提供されるため、専門機器が必要なく導入コストが抑えられます。また、利用する従業員数や期間に応じて使用料が発生するため、サービスを維持する上で無駄なコストを削減することも可能です。そのため、XaaSは中小企業などでも導入しやすいと言われています。

場所を選ばずに利用できる

XaaSはクラウド上でサービスが利用できるため、必ずしもソフトウェアがインストールされている仕事用のPCを使用する必要はありません。サービスによってはスマートフォンでも利用できるものもあります。そのため、自宅やコワーキングスペースなどでも、オフィスのPCと同じような環境で業務を行うことが可能です。

常にアップデートされた機能を使うことができる

XaaSは、ソフトウェアやOSなどの管理をサービス提供側が行います。そのため、ユーザー側はメンテナンスやアップデートを自社で行う必要がありません。常にサービス提供側が管理を手掛ける最新機能を利用できます。

まとめ

いかがでしたか?
XaaSは、インターネットを経由してサービスを提供するものの総称を指します。SaaSやPaaSなどの種類の違いを把握し、導入するメリットも理解しておきましょう。

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