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プロダクトライフサイクルとは?5つの段階と注意点を解説

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プロダクトライフサイクルという言葉をご存知でしょうか?これは、製品のマーケティングを考える上で有益な考え方です。この記事では、プロダクトライフサイクルの5つの段階と、ビジネスに活用する際の注意点を解説します。

プロダクトライフサイクルとは、製品が市場に投入されてから衰退するまでの過程のこと

プロダクトライフサイクルとは、製品が市場に投入されてから衰退するまでの過程を指します。1950年に経済学者のジョエル・ディーンが提唱した考え方です。

プロダクトライフサイクルは導入期、成長期、成熟期、飽和期、衰退期の5段階に分けられ、段階ごとに取るべきマーケティング戦略が異なります。プロダクトライフサイクルを用いることで、製品の段階に合った戦略が取れているか確認したり、どのような戦略を取るか決めたりできます。

プロダクトライフサイクルは5段階に分けられる

プロダクトライフサイクルは導入期、成長期、成熟期、飽和期、衰退期の5段階に分けられます。この5段階に沿って、製品の売上や利益の変遷を大まかに説明することができます。売上と利益は以下のグラフのように時間軸に沿って増減します。

導入期

導入期は、製品を市場に投入する段階です。導入期の製品はまだ需要が小さいため、売上は少なくなります。また、製品開発費や広告費がかかるため、利益も小さい段階です。

導入期には消費者がその製品のことを知らないため、製品の認知度を高める必要があります。ブランディングのための投資や、試供品の提供による販売促進などを行います。

成長期

成長期は、製品の認知度が高まり市場に広がる段階です。需要や市場規模の拡大によって、製品の売上と利益が大幅に増加します。また、生産過程の無駄が省かれていくため生産コストも下がります。

成長期には、生産設備や販売経路の拡大などを行い、製品を一気に普及させて売上と利益を高めます。また、市場に参入してくる競合他社への対抗策も取る必要があり、製品改良や競合製品との差別化、ブランド価値向上などを行います。

成熟期

成熟期は、ニーズが鈍化して市場が安定する段階で、売上と利益は増加しなくなります。成熟期の製品購入者には、新規購入者とリピーターが混在しています。

成熟期には市場に類似した製品が多く存在しているため、競合他社との差別化が重要になります。市場で優位に立っている場合は、コスト優位性を活かしてシェアを維持します。一方、市場で劣位にいる場合は、特定のターゲットに絞ったニッチ戦略や差別化戦略を取ります

また、成熟期は消費者にとって製品の新鮮味が失われる時期でもあるため、ラインナップの多様化などの製品を拡充する施策が必要です

ニッチ戦略や差別化戦略については、以下の記事を参考にしてみてください。

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飽和期

飽和期は、市場の成長が停滞して売上と利益が減少し始める段階です。
飽和期の購入者はリピーターの割合が増加し、新規顧客が減少します。そのため、新規顧客を満足させ、リピーターとして定着させることが重要になります。具体的には、ユーザーに対する調査を行い、製品の改良が有効かどうか検討します。

また、飽和期には競合他社との価格競争が生じやすく、消費者はより低価格の製品に向かいやすくなります。

衰退期

衰退期は、製品のニーズ自体が減少して売上と利益が縮小する段階です。リピーターからの一定の需要はあるものの、新規顧客の獲得は難しくなります。需要の減少により、競合他社は市場から撤退し始めます。

衰退期には、購入者へのアフターサービスやメンテナンスを充実させたり、製品コンセプトを変更したりします。製品展開の継続や新規市場の開拓が難しい場合は、市場からの撤退も検討する必要があります

プロダクトライフサイクルを活用する際の注意点

プロダクトライフサイクルだけに頼らず、多角的な視点を持つ

プロダクトライフサイクルは製品の現状を分析するうえで有益な考え方ですが、プロダクトライフサイクルだけで正確に把握することは困難です。

製品の現状を把握する際には、プロダクトライフサイクルだけに頼るのではなく、多角的な視点を持つように心がけましょう

情報を集めて将来を予測する

プロダクトライフサイクルを用いて製品の将来を予測することも可能ですが、確定していない未来を予測するのは簡単ではありません。
製品の将来を予測するためには、情報を十分に集めて様々な角度から物事を分析し、複数のシナリオを想定しておく必要があります

まとめ

プロダクトライフサイクルは、製品が市場に投入されてから衰退するまでの過程を意味します。導入期、成長期、成熟期、飽和期、衰退期の5段階に分けられ、段階ごとに異なるマーケティング戦略を取る必要があります。プロダクトライフサイクルを活用する際には、この記事を参考にしてみてください。

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