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【BtoB向け】SaaS企業とは?今注目したい厳選10社を紹介

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SaaSという言葉をご存知でしょうか?
SaaSは近年、急激に成長を遂げている業界として世界中から注目されています。

今回は、2021年上旬現在の情報をもとに、今注目したいSaaS企業10社をご紹介します。

SaaSとは、クラウド型のソフトウェア提供サービス

SaaS(サース)とは、Software as a Serviceの略称であり、ソフトウェアをインターネット経由で提供する商品を指します。従来のソフトウェアサービスは買い切りの物が多く、購入したものをPCにインストールすることで使用していました。一方SaaSでは、サブスクリプション型などで利用したい機能・期間だけにお金を払うことで、インターネット環境下であればどこでもサービスが使えます。

SaaSでは従来のソフトウェアと違い、不要な機能にまで利用料を支払う必要がありません。また、インターネット上でサービスが提供されるため、常にアップデートされた機能を利用できるというメリットがあります。また、提供側にとっても、収益の予測ができるとや顧客の囲い込みができるといったメリットがあります。

詳しいSaaSについての説明は、以下の記事を参照してください。

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SaaS企業は顧客のLTVの維持・向上が求められる

SaaSでは顧客がいつでも購入をやめることができてしまうため、提供側は顧提供側は顧客のLTV(顧客が企業にもたらす利益)の維持や向上が求められます。つまりSaaS企業には、顧客が求めているサービスを常に提供し続け、顧客の離脱を防ぎ、顧客1人から継続的に利益を得ることが求められます。

これは、新規顧客の獲得が既存顧客の離脱の防止より5倍のコストがかかると言われているためです。そのため、LTVとCAC(顧客獲得費用)を比較し、商品の収益性を検討することが重要になります

LTVについての詳しい説明は以下の記事を参照してください。

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【国内版】注目されているSaaS企業

SaaSの市場規模は年々大幅に拡大しており、総務省が発表した令和2年版情報通信白書では、世界のSaaS市場規模は2015年では453億ドル、2019年では968億ドルまで拡大したとされ、2022年には2015年の3倍以上である1436億ドルにまで拡大するとされています。今注目されている国内のSaaS企業を紹介します。

【クラウド営業支援ツール】株式会社マツリカ

株式会社マツリカは2015年に設立された、クラウド営業支援ツール「Senses」の開発や運営をはじめとした、営業活動におけるコンサルティング業務などを行なっている企業です。「Senses」は行動実績や目標などの営業案件の情報に加えて、取引先の企業情報や財務情報の一元管理を可能にするサービスとして多くの企業への導入実績を持ちます。

【データマーケティングプラットフォーム】株式会社フロムスクラッチ

株式会社フロムスクラッチは2010年に設立され、マーケティングプラットフォームの「b→dash」の開発や導入支援、AIを用いたマーケティングソリューションの開発などを行なっています。「b→dash」ではSQLを使用せずにデータの取込・加工・統合・抽出・活用を可能にするデータマーケティングクラウドシステムとして大手企業やベンチャーなどに導入されています。

【バックオフィス業務効率化ツール】freee株式会社

freee株式会社は経理業務効率化サービスの「会計フリー」、給与計算・労務管理効率化サービス「人事労務フリー」、税務申告書作成業務効率化サービス「申告フリー」などのサービスを通してバックオフィス業務効率化事業を行なっています。クラウド会計ソフトシェアで55%のシェアを占めるほか、有料課金ユーザー企業数が24万事業所を超えています。

【名刺管理サービス】Sansan株式会社

Sansan株式会社は法人向けクラウド名刺管理サービス「Sansan」や個人向け名刺アプリ「Eight」、クラウド請求書受領サービス「Bill One」の提供を行なう会社です。2019年に東証マザーズに上場するなど、さらなる成長が期待される企業として注目されています。

【会計アプリ】株式会社マネーフォワード

株式会社マネーフォワードは、お金の見える化サービスの「Money Forward ME」や、クレジットカード・証券口座の比較・レビューサイトの「Money Forward Mall」を運営しています。また、企業向けにバックオフィスに関するデータの連携・効率化サービスの「Money Forward クラウド」「Money Forward クラウド会計」などの開発や運営を行なっています。

【海外版】注目されているSaas企業

続いて、今注目されている海外のSaaS企業を紹介します。

【インターネット関連サービス】Google

Google社は検索エンジンの提供のみでなく、「Google スプレッドシート」「Google ドキュメント」などのツールのほか、「Gmail」「Google Cloud」などの多くのサービスを提供しています。サービスには無料で使えるものも多く、世界中で多くの企業に使用されています。

【クラウドソフトウェア】Microsoft

Microsoft社は「Microsoft Office 365」やメールサービスをはじめとする多くのSaaS製品、アプリケーションの開発や運用環境の提供を行なう「Microsoft Azure」の提供を手がけています。100種類以上のクラウド製品を企業および個人向けに提供を行なっています。

【コミュニケーションツール】Slack

Slack社は社内のコミュニケーションツール「Slack」の提供を行なっている企業です。ファイルの共有や通話などの機能や、プロジェクトやトピックごとに応じたチャンネルの作成などの機能を備えています。他社ツールとの連携も可能であり、75万社を超える企業に導入されています。

【CRM・SFA・MAツール】Salesforce

Salesforce社はCRMプラットフォームを提供しています。15万社以上の企業に導入され、顧客管理に関する業務の効率化や、チーム内の連携強化、見込み客の発掘、カスタマーサポート、マーケティング、eコマースの立ち上げ、AIによるデータ分析などの多くの機能を備えています。

【インバウンドマーケティングツール】HubSpot

Hubspot社はリードの獲得から販売促進、カスタマーサービスの効率化、Webサイト構築などを支援する統合型CRMプラットフォームを提供します。120ケ国以上で10万社を超える企業に導入実績があるほか、Eメール用署名作成ツールやマーケティングプラン作成ツールなどの無料ツールの提供も行なっています。

まとめ


いかがでしたか?
今回は現在急拡大しているSaaS業界の中でも、特に国内・海外で注目をされているSaaS企業をご紹介しました。

成功している企業を参考に、自社SaaSの成長を実現させましょう。

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